グルメ レストラン・食堂

【埼玉加須】北海道生まれ 和食処とんでん×NACK5キラスタコラボ。斉藤百香さん監修『はらこ飯・宮城づくし和膳』

2025-01-29

北海道生まれ 和食処とんでんでは、2024年1月16日よりNACK5キラスタとコラボした期間限定メニュー『はらこ飯・宮城づくし和膳』を発売。

全国各地の旨いもんを満喫する企画「全国旨いもんめぐり」。
宮城県名物として登場のスペシャルコラボメニュー『はらこ飯・宮城づくし和膳』を監修するのは、FM NACK5キラスタのラジオパーソナリティでお馴染みの斉藤百香さん。
宮城県出身であるさいももさん、自ら『とんでん勝手に広報大使』を公言していたほどのとんでん愛の持ち主。

冬の宮城グルメを堪能できる、どこか懐かしくホッとする、まるで旅に訪れたかのような気分を楽しむことができるスペシャルコラボメニュー。
今回はそんな『はらこ飯・宮城づくし和膳』を味わいにとんでんに行ってみた。

北海道生まれ 和食処とんでん

今回訪問したのは、埼玉県加須市にある「北海道生まれ 和食処とんでん加須店」。

とんでんは、その名の通り北海道で創業。
今や北海道・埼玉・千葉・東京・神奈川。群馬を中心に95店舗を展開するファミリーレストラン。
ちなみに埼玉県がダントツに店舗数が多い。

1968年に10円まんじゅうの販売を主として創業、札幌にて和菓子製造販売の会社としてスタート、1973年には「和食処とんでん」の原点となる「とんでん鮨」を札幌市北光地区にオープンさせる。

「うまくて安くて腹いっぱい」をコンセプトに、当時手軽に味わえなかった鮨を子供から大人まで腹一杯に楽しめると人気となった。
その後、鮨だけでなく天ぷらに蕎麦、茶碗蒸しなどさまざまな和食も楽しんで欲しいという想いから「ファミリーレストランとんでん」が誕生。

だが、ここで北海道でオープンと思いきや、まさかの第一号店が埼玉県浦和市というところが斜め上すぎて面白い。

この時誕生した看板商品「ジャンボ茶わんむし」は今でも名物として味わうことができる。

1994年には屋号を「和食レストランとんでん」に改名、2020年に再び「北海道生まれ 和食処とんでん」へと改名し現在に至る。

全国旨いもんめぐり

とんでんでは関東店舗限定で2025年1月16日より、全国選りすぐりの「旨いもん」が味わえる「全国旨いもんめぐり」キャンペーンをスタートさせた。
初回は宮城県と愛知県をテーマとし、宮城県からは『はらこ飯・宮城づくし和膳』、愛知県からは『味噌煮込みうどんとましえびマヨ』が登場。

そしてなんと宮城県のテーマはスペシャルコラボメニューと称し、FM NACK5のラジオ番組キラスタとのコラボが実現。
監修を担当するのは、キラスタのラジオパーソナリティである斉藤百香さん。
なんと6月から企画・試作が始まり、味付けのバランスから付け合わせ、さらには器の形に至るまでこだわったメニュー。

宮城県出身であるというのもあるが、なんといってもさいももさんはとんでん推しとしてリスナーやファンの間では有名。
自ら『とんでん勝手に広報大使』を公言していたほどのとんでん愛の持ち主。

その愛が通じて番組内で生CMを読むという大役を任命されたほど。
そして2024年4月4日には、ついにキラスタ木曜番組内にてとんでんコーナー「ちょっと いまから とんでん こばなし」の誕生に至る。
そんなさいももさんが監修したスペシャルなコラボメニューが、2025年1月16日〜2月5日までの期間限定にて味わうことができる。

全国旨いもんめぐり『はらこ飯・宮城づくし和膳』食べてみた

これがそのさいももさん監修の宮城県がテーマの期間限定メニュー『はらこ飯・宮城づくし和膳』。

みやぎサーモンを使用したはらこ飯、仙台麩の玉子とじ、笹かまぼこ、ずんだ餅と宮城県づくしの一品。

はらこ飯

まずははらこ飯から食べてみよう。
おひつで提供というところにこだわりを感じる。

宮城県には大小さまざな河川があることから、毎年秋にはサケが産卵のために遡上する。
白サケの漁獲量が全国トップクラスの宮城県では、遡上時期の9月〜11月に県内の飲食店の多くで「はらこ飯」が提供される。

亘理町が発祥とされる「はらこ飯」は、かつては漁師飯として食されていた郷土料理。
「はらこ」とはサケのいくらことを意味する言葉で、サケの腹にいる子という意味で「はらこ」と呼ばれるようになったそう。

鮭の出汁で炊いた優しい味わいのご飯に、宮城県産のみやぎサーモンの切り身といくらが盛り付けられ、ミツバが添えられている。

鮭の身をほぐしていただこう。

鮭の出汁きいたご飯はもっちりホロホロとした口当たりで、噛むほどに鮭の旨みがあふれる。
プチプチと食感心地よいいくらの塩味と旨みが抜群の一体感。

鮭は脂がのっていて皮目トロリと身はホクホク、塩味が控えめなのもいい。
ミツバの風味も良いアクセントにきいている。

付け合わせのべったら漬け(※東京発祥)の甘みが塩味のきいたはらこ飯に合う。

味噌汁はとろろ昆布入りだ。

ちなみに宮城県はとろろ昆布の名産地でもある。
宮城産は三陸産昆布を使用しており、一般的にはたくさんの昆布を圧縮して機械で削るのに対し、宮城産のとろろ昆布は手挽きが主流のため風味が全然違う。
しかも酢などの添加物も使用しないため、昆布そのもののおいしさを感じることができるのも特徴だ。
そのため味噌汁などに使われることが多いという。

仙台麩の玉子とじ

続いて仙台麩の玉子とじを味わってみよう。
お好みの加減に火を通したら火を止め、蓋をとっていただく。

仙台麩が3切れと斜め切りされたネギがたっぷりの玉子でとじられ、彩りで小ネギが添えられている。

仙台麩(油麩)は宮城県登米地域が発祥で、全国では珍しく油で揚げつくられた麩のことをいう。
一般的な麩と違い、豊かな味と風味が料理の味を引き立てる効果ももつ。
煮物や汁物、郷土料理の「はっと汁」やご当地グルメの「油麩丼」などでも味わうことができる。

さっそく味わってみよう。

口に含むとジュワッと汁が溢れ出す。
醤油のキレがあり出汁の旨みきいた味わいだ。

ふわとろな口当たりかつもっちりとした弾力感もあり食べ応えがある。
半熟トロリとした玉子がいい仕事している。

ネギはシャキシャキで甘みがあり、塩気のある味わいに良いアクセントにきいている。

笹かまぼこ

宮城県のお土産といえば笹かまぼこ。
宮城の特産品はあまり詳しくはなかったが、これだけは幼い頃から知っている。
そして結構好きだ。

宮城県を代表する伝統的な名産品のひとつ。
名前の由来は、旧仙台藩主伊達家の家紋に描かれた笹にちなんでつけられたものだそう。
ちなみに1935年創業の阿部蒲鉾店が名付け親とされる。

大量に獲れたヒラメを無駄にしないようにと、保存のためにすり身にして笹の葉の形に焼いたのがはじまりで、今でいうSDGsをすでに行なっていた。

さっそくわさびを添えて食べてみよう。

プリプリとした弾力のある特徴的な噛み応え、それでいて滑らかな口当たり。
噛むほどに旨みが広がり、なんとも後を引く味わいだ。

わさびを添えるとツンとした刺激心地よく、かまぼこの甘みも引き立つ。

たいちょー
たいちょー
無限に食える

ずんだ餅

食後のデザートはずんだ餅(づんだ餅)。
仙台のお土産として定番中の定番の銘品。

ずんだとは東北の方言で「豆を打つ」を意味する。
名前の由来は諸説あるが、枝豆を粗くすりつぶした餡を餅と一緒に味わう郷土料理。
先祖代々、伊達家御用達の菓子司を務めたという1877年創業の先代の老舗餅店の村上屋餅店が発祥とされる。

枝豆の緑が独特のビジュアルで、食べると枝豆の香りが広がる。

粗く潰してあるので枝豆の粒感を感じ、甘すぎないのでクドくなく枝豆の風味の余韻を感じることができる。
もっちりとしたお餅の食感と食べ応え感も相まって後を引く味わい。

たいちょー
たいちょー
仙台が生み出した至高の極みだよ

最後に

とんでんとNACK5キラスタコラボメニュー『はらこ飯・宮城づくし和膳』を食べてみた。

さいももさんのとんでんへの想いが結実した一品。
宮城グルメを堪能でき、まるで旅行に行ったかのような気分を味わうことができる。
この機会にぜひ一度味わってみて欲しい。

そして番組内では、木曜パーソナリティの斉藤百香さん・三浦祐太朗さんによる、とんでんの気になるメニューやさまざまなとんでん小話が繰り広げられる。
とんでん好きも、まだとんでんに行ったことのない人も思わずとんでんに行きたくなること間違いなし。

そんなNACK5キラスタ木曜の「ちょっと いまから とんでん こばなし」は、毎週18:45頃〜18:50頃に放送中だ。

とんでん加須店へのアクセス・店舗詳細

店名   北海道生まれ 和食処とんでん加須店
住所   埼玉県加須市諏訪2-7−1
電話番号   0480-62-3671
営業時間   11:00−21:30
定休日   なし
お支払い   現金・クレカ・電子マネー・QR決済など
注文方法   口頭注文
駐車場   52台
アクセス   車:
電車:
SNS    

 

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県をメインに全国の美味しいグルメを食べて、お店や料理の情報を中心に紹介。ラーメンネタ率が非常に高めです。

-グルメ, レストラン・食堂
-, ,