栃木県佐野市にある食堂だんち。
工業団地エリアの一角に店を構える食堂。
働く人達に愛され、地元民に愛される昭和レトロな昔ながらの外観がたまらないお店。
製麺室で手打ちした麺を使用するラーメン、少ないけれど少数精鋭的な定番定食ものなど品揃えが間違いない。
観光客が訪れるというよりは普段使いに重宝するお店。
今回はそんな食堂だんちに行ってみた。
食堂だんち
今回訪問したのは栃木県佐野市鐙塚町。
東武佐野線佐野市駅より車で7分、工業団地エリアの外れに店を構える食堂だんち。
創業は不明だけど昭和な店構えから歴史は長いと推測される。
店名の由来はたぶん工業団地から来てるのだろう。
きっと最盛期は工業団地周辺で働く人たちで大変賑わっていたことだろう。
お店の人気はやはり店内製麺室で手打ちされる麺を使用したラーメン、昼時のセットメニューなど。
種類は減ってしまったが定食系もある。
駐車場
駐車場は店穂前に8台駐車可能。
食堂だんちの店内
店内入るとすぐ右手に厨房。
その横には店内待ち席があり、奥には製麺室という特徴な店内。
正面進んで左手に客席。
4人掛けのテーブル席が3卓、小上がりには4人掛けの座卓が2卓。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・胡椒。
食堂だんちのメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
・水はペットボトルを再利用したもので提供される - 口頭にて注文
- 食後はレジにて精算撤収
・レジ横にゴミ箱あり
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食堂だんち行ってみた
訪問したのは2025年2月20日の昼時。
先客なしの後客3組6名。
ラーメンもいいが、ここは冬季限定メニューを注文してみよう。
もつ煮込み定食
今回チョイスしたのは、ごはん類から冬季限定メニューのもつ煮込み定食。
非常にシンプル。
ご飯に味噌汁、漬物にメインのもつ煮込み。
これぞ食堂の定食然とした雰囲気かもしだす。
まずは味噌汁を啜って準備運動だ。
ネギ、わかめ、油揚げの味噌汁。
出汁きいた素朴で沁みる味だ。
それではもつ煮込みをいただこう。
具材はもつ、にんじん、大根、こんにゃく、ごぼう。
刻みネギが添えられている。
よく味が沁みていて、味噌のコクと旨みや甘み感じる。
もつは柔らかくクセがなく野菜はホロホロで、野菜から溶け出す甘みがきいている。
これでも十分ご飯に合うが、もうひとつ火力が足りない。
もつ煮込み定食と一緒に用意された七味唐辛子をかけていただこう。
思っているより倍以上加えるとベストだ。
七味の香りとピリリとした辛みのアクセントにネギの香ばしさ。
これらが味噌ダレと合わさると、なんとも言えないヤミツキ感ある味わいに変化。

いっきにご飯がすすむ。
ちょっと硬すぎな米だけど、汁ごとかけてモツ煮丼風に食べるとちょうどいい。
箸休めに漬物頬張りつつ、もつ煮込みをいただく。
そして〆に味噌汁を啜ってごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある食堂だんちに行ってみた。
昭和レトロな店構えがたまらない。
ここに来たら手打ち麺のラーメンといきたいところだが、今回はご飯ものをチョイスしてみた。
素朴な味わいが間違いない、ご飯がすすむおかずで満足感ある。
「こういうのでいいんだよ」と言いたくなりそうなそんなお店。