栃木県佐野市にある中華蕎麦 麺屋 工藤。
佐野ラーメンの伝統を残しつつ、独自に進化した一杯を味わうことができるお店。
青竹手打ちにこだわる王道の佐野ラーメン、まぜそば、皮から手作りする手包み餃子などを提供する。
中でもワシワシ系の太麺を使用したまぜそばが人気だ。
今回はそんな中華蕎麦 麺屋 工藤に行ってみた。
中華蕎麦 麺屋 工藤
今回訪問したのは栃木県佐野市犬伏新町、佐野駅より車で6分にある手打ち中華蕎麦 麺屋 工藤。
2024年12月26日、旧店舗の向かいに新店舗をグランドオープンさせた。
こだわりの青竹手打ち麺を使用した伝統的な佐野ラーメンを踏襲しつつも、さらなる進化を遂げた一杯が味わえるラーメン店。
王道の佐野ラーメンから、ワシワシ系太麺を使用したまぜそば、皮から手作りした手包み餃子を提供する。
旧店舗がオープンしたのは2018年3月26日、店主は前職が佐野プレミアムアウトレット内のアウトドアショップ店長という異色の経歴をもつ。
飲食店は未経験ながらも独学にて佐野ラーメンを研究してオープンに至ったそう。
なんと休日にトータル250軒ものラーメンを食べ歩き、「田村屋」と運命の出会いを果たし、今も「田村屋」をリスペクトしているそう。
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お店で使用される麺は毎朝青竹にて手打ちしたものを使用し、国産小麦を使用した多加水の中太麺を1〜2日寝かせることで、独特のコシと粘りや熟成された小麦の風味を引き立たせるというこだわり。
もちろんラーメンとまぜそばでは、小麦粉の配合や打ち方も変えている。
黒を基調とした重厚感ある外観、ライトアップされた「RAMENKUDO」の文字が夜空に映える
スープは鶏ガラ豚骨をベースに手間暇かけて丁寧に旨みを抽出、新鮮な野菜を加えて煮込んだ琥珀色に輝くコク深いスープが特徴。
技術を惜しみなく注ぎ、素材などにも妥協せず作り上げられたスープは満足感も高く、ラーメンの完成度をよりいっそう高める。
餃子も店内で一から手作りした皮を使用、餡にも新鮮な国産野菜を国産豚肉を絶妙なバランスで配合することで旨みを最大化させたこだわりの一品だ。
店主のこだわりが詰まった一品が味わえるお店。
駐車場
店舗入り口は南側道路沿いに1箇所。
駐車場は、縦長な奥行きのある敷地の壁沿いから奥側に25台駐車可能。
手打ち中華蕎麦 麺屋 工藤の店内
シックでお洒落かつ空間の余白を生かした広々とした店内は、ラーメン店というよりはカフェといった雰囲気。
大きな窓が開放感ある入り口付近入ると正面にはセミセルフレジ。
お店の利用方法や記帳表などが設置されている。
レジ右手には製麺室。
室内に「田村屋」の看板が立て掛けられてはいるが、修行先ではなくあくまでリスペクトだそう。
入り口左手には店内待ち席が9席。
店内左手に厨房、その手前にカウンター席が手前5席と奥3席。
窓際に4人掛けのテーブル席が3卓、一番奥の仕切りで区切られた小上がりに4人掛けの座卓が2卓。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・七味唐辛子・黒胡椒。
手打ち中華蕎麦 麺屋 工藤のメニュー
利用方法
- 開店前は記帳表に名前を記入して順番に呼ばれるまで待機
- 営業中は満席時は記帳表に名前を記入して入り口付近で順番に呼ばれるまで待機
- 案内された席へ
- 席で口頭にて注文
- 食後はセミセルフレジで精算して撤収
記帳について
- 代表待ち可
- 昼の部は14:30まで記帳受付
- 夜の部または通し営業時は20:30まで記帳受付
- 待機時は必ず入り口付近で待機
※案内時に3度呼んでも応答がない場合は次のお客が優先
※席や人数により案内が前後する場合あり
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
手打ち中華蕎麦 麺屋 工藤行ってみた
訪問したのは2025年1月9日の19時過ぎ。
先客7組15名ほど。
カウンターに陣取るとメニューをチェック。
店員さんにおすすめを聞くと「まぜそば」が人気だというので、ここはセオリー通りにまぜそばメニューから『特盛辛まぜそば』をチョイス。
特盛辛まぜそば
これが今回チョイスした『特盛辛まぜそば』。

麺量500gという重量級、さらに味玉付き。
デフォルトのトッピングは刻みチャーシュー、ニンニク、粗く刻んだ玉ねぎ、刻んだニラ、メンマ、水菜、中央に卵黄。
ちなみに使用している卵は「那須御養卵」。
まずはタレのみでいただく。
※画像撮るの忘れてしまったので卵黄絡めたやつ
ゴワワシとしたコシ強めな低加水の太麺が食べ応え満点で、噛むほどに小麦の風味を感じる。
豆板醤などとカエシを合わせたものだろうか、キレのある辛味ガツンときいた芳ばしい味わいで、辛味の奥にコク深さと旨味あふれ存在感強めな麺との一体感抜群。
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濃厚でトロミの強い卵黄絡めて食べると、マイルドかつ卵黄由来の甘みも相まってコクもブーストされる。
濃厚な旨みにこれだけでも十分に戦える味わいだ。
味玉は後半で癒しになるので温存がおすすめだ。
それではすべての具材をしっかり混ぜ合わせて食べてみよう。
混ぜ合わせるほどにトロミが増し、タレがより一層絡んでくる。
ズゾゾと啜れば、ニンニクの風味がガツンと鼻腔を突き抜けていくる。
ニンニクが抜群のアシスト役にきいていて、辛味きいた味わいにニンニクが加わることでコクと旨みが爆増。
瑞々しくシャキシャキでツンとした刺激的(※個人的な好みがわかれそうではあるが)な辛さの玉ねぎが辛さをブーストさせる。
やわホロなチャーシューも旨み濃厚で、より一層麺もすすむというもの。
全体的な味付けが塩味濃いめなので、後半になると満腹中枢をより刺激してくる。
〆の追いライスも考えていた時もあったが、注文しなくて正解だったレベルに満腹でごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある中華蕎麦 麺屋 工藤に行ってみた。
旧店舗の向かいにオーブンした新店は、重厚感ある佇まいで存在感がある。
おしゃれな店内は女性客でも気軽に入れそうな雰囲気。
人気のまぜそばは、こだわりの麺が食べ応え満点で、濃厚な味わいが満腹中枢を刺激する。
調子に乗って特盛とか注文してしまったが、思った以上に満服になるので注文の際には要注意だ。
佐野市で数少ないまぜそばが人気のお店、気になった人は是非一度訪問してみては?