Tokyo Style Noodle ほたて日和
2日目の1杯目はTokyo Style Noodle ほたて日和。
Tokyo Style Noodle ほたて日和は東京秋葉原にある超人気店。
記帳して時間予約をしないと入れないお店で、『帆立の昆布水つけ麺』が名物。
イベントではそのお店の名物を味わうことができる。
並べば食べられるだけに当然行列必至。
帆立の昆布水つけ麺(春)
これがTokyo Style Noodle ほたて日和の帆立の昆布水つけ麺(春)。
追加の『蔵王鴨と比内地鶏のつけダレ黒』〜鴨と鶏の肉団子入り〜付き。
トッピングは、帆立のカルパッチョ(北海道猿払産)、桜ジュレ(桜薫る煮干しとカボス仕立て)、昆布水(北海道産「羅臼昆布」・青森県産「荒目昆布」)、鰹塩。
帆立のつけダレにはネギ、帆立入り。
まずは帆立のつけダレをひとくち。
鼻腔をぬける芳醇な帆立の香り、白醤油ベースのあっさりとした風味が帆立の旨みを引き立てる。
香ばしいネギの風味も絶妙なアクセント。
まずは帆立の軽カルパッチョをひとくち。
濃厚な旨み蓄えた帆立で、濃密でねっとりとした口当たり。
噛むほどに甘みが広がる。
帆立のカルパチョだけで戦える、すでに完成された一品。
今度は麺を味わってみよう。
麺は北海道産「春よ恋」100%ブレンドのものを使用している。
まずは昆布水絡めてそのままいただく。
濃密でトロリとした昆布水が麺によく絡む。
プリモチとしたコシの強い太麺で、噛むほどに全粒粉入りならではの芳ばしさと甘み感じる。
昆布水の旨みを存分に感じることができる。
ここに鰹塩をふりかけて味わってみる。
鰹の風味が昆布の風味を引き立て、塩味が旨みを引き立てる。
これだけで十分いける。
今度は桜ジュレで。
煮干しの旨み、カボスの酸味がきいていて、桜花漬の酸味と香りのアクセントが雅な味わい。
それでは本番のつけダレでつけ麺を味わおう。
芳醇な帆立の香り広がる。
塩気がきいていて、濃厚な昆布水の旨みを引き立てる。
啜るたびに帆立の風味広がり、昆布水の旨みも相まって後を引く味わいだ。
具材のミニ帆立もまた秀逸。
貝ひももちもち、身はホロホロ、噛むほどに旨み甘みがあふれる。
今度は蔵王鴨と比内地鶏のつけダレ黒で食べてみる。
具材はネギ、鴨と鶏の肉団子入り。
芳醇な鴨と地鶏の香り蓄えたアブラのなめらかな口当たりと醤油の芳ばしい香り広がる。
丁寧にダジがとられていてクセなく淡麗で、醤油のコクとキレある味わいが旨みを引き立てる。
昆布水との親和性も抜群だ。
シャキシャキで爽やかなネギのアクセントも秀逸。
肉団子は旨み濃縮し、噛むほどに濃密な旨みと甘み広がる。
〆はスープ割りといきたいところだが、せっかくなので昆布水割りでいただく。
出汁の旨み際立つ。
スープ割りを忘れて飲み干してしまい、名残惜しさ感じつつごちそうさま。
春らしさ感じるエッセンス、帆立などの出汁の旨み活きる和を感じる一杯だった。
俺の生きる道
2日目の2杯目は俺の生きる道。
今年も最速の男、小山に降臨。
東京白山に本店をおく俺の生きる道。
インスパイア系でありながら高速で提供するので、客を待たせない行列を作らせない。
店頭での受付を担当するのは鷹の目の近藤店主。
ブース内では高速の男小林店主が腕をふるう。
俺道ラーメン
これが俺の生きる道の俺道ラーメン。
追加の全部乗せ。
トッピングは野菜、アブラ、豚1枚。
全部乗せのうずら5個、ほぐし肉、野菜増し。
ニンニクは当然アリをチョイス。
まずは軽くスープをひとくち。
微乳化系のトロサラな口当たりで、カエシのキレ感と豚の旨み溶け出す俺道イズムな味わい。
野菜はアブラと一緒に食べてみよう。
シャキシャキ食感の茹で野菜にアブラのオイリー感と甘みに程よい塩気が後を引く。
アブラと野菜だけでモリモリいける。
軽く天地返しをして麺をいただこう。
ブリンブリンのゴワわしのオーション極まる太麺。
噛むほどに小麦の香りと甘み広がり、カエシきいたスープとの親和性抜群。
啜るたびに豚の旨み溶け出す微乳化スープの旨味を感じ、麺の旨みも引き立って食べる箸も止まらない。
ほぐし豚は、普段の豚をほぐし食べやすくしたものなので、神豚加減は健在。
※ほぼブロックの暴力的(嬉しい意味で)な個体多数含まれているけど
口に含むと、弾力がありつつも繊維からほぐれるやわほろ感で、クセもなく濃いめの味がガツンとくる。
これつまみながら野菜を食っても最高だし、麺のおかずに食べても最高。
箸休めにうずらを味わってみよう。
黄身トロリとコクがあり、濃いめのスープが絶妙な味付けとなってパクパクといける。
豚は薄めでライトなビジュアル。
もっと暴力的な一品を想定していたのでアレではあるが、これはこれで食べやすくていい。
ほぐし肉を合わせると結果的になかなかの量になるので十分だ。
さてそれではスープにニンニクを浸透させて本番といこう。
ニンニクの刺激ガツンときて、スープのコクと旨みもより一層際立つ。

スープまで完飲する勢いで食べすすめ、高まる高揚感と満足感に天を仰ぐ。
やはり俺の生きる道は裏切らない、最高だ。
亀戸煮干中華蕎麦つきひ
2日目最後の一杯は亀戸煮干中華蕎麦つきひ。
東京亀戸横丁にひっそり佇む煮干しの名店。
長谷川店主が厳選した数種の煮干しをブレンドした絶品の一杯が味わえる。
イベントではお店の味そのままを味わうことができるそう。
亀戸本店の煮干中華蕎麦
これが亀戸煮干中華蕎麦つきひの一杯、亀戸本店の煮干中華蕎麦。
トッピングはレアチャーシュー2枚、鴨肉チャーシュー、ネギ。
まずはスープからひとくち。
鼻を抜けるのどぐろの香り、脂ののった大量の煮干しを炊いた濃厚な煮干しの旨み広がる。
大量の煮干しを使用していてもエグみなどは皆無で、のどくろの出汁感合間って旨み濃厚、ほんのりビター感がコクと旨みを引き立て甘い余韻感じる。
あまりの旨さに思わず天を仰ぐ。
表面浮かぶ香味油に芳醇な香りと甘みが際立つ。

麺は細麺ストレート。
プリパツ食感心地よく、表面ざらつき感にスープよく絡み、啜るたびに芳醇なのどぐろと煮干しの風味が広がる。
噛むほどに甘み広がり、スープのコク深さも引き立つ。
ネギと一緒に味わうと、シャキシャキ食感と爽やかな風味でマイルドな味わいに。

レアチャーシューはシルキーな口当たりで、噛むほどに旨み溢れる。
鴨チャーシューは独特のクセと弾力感、上質な旨みがたまらない。
黒胡椒のスパイシーなアクセントもガツンときいている。
完飲完食ごちそうさま。
煮干し好きなら絶対食べないと損だ。
【第四陣】最強ラーメン祭in小山2025 最終日行ってみた
最強ラーメン祭in小山2025もついに最終日。
この前始まったばかりなのに、あっという間の12日目だ。
薄曇りで時折太陽が顔を出す過ごしやすい1日。
スタート2時間前ですでに30名ほどの行列、スタート時には当日券列も合わせて300人はいるんじゃないだろうか。
これで今年の最強ラーメン祭もラスト。
さっそく攻略していこう。
NARUKAMI×SHIBASAKITEI×YOKOKURA THE"S"
最終日1杯目は柴崎亭と鳴神食堂とヨコクラストアハウスのコラボ店のTHE"S"。
イベントで一番の注目店だけに、行列の8割がここにスライドするように並んでいた。
最終日はもちろんこの日だけの限定メニューが登場。
塩に妥協を許さない柴崎亭の石郷岡氏渾身の一杯が味わえる。
『塩』柴崎亭の真骨頂
これがTHE"S"の日曜限定、『塩』柴崎亭の真骨頂+SHIBAKAMIトッピング。
ジャスミン茶昆布水に麺線美しい中太麺。
その上には海苔佃煮、追加のレンコンチャップ、ホタルイカのマリネ、セリ、ミツバ。
スープは柴崎亭の真骨頂である塩。
スープにはネギ、焼豚、追加のワンタン。
別添えで鳴神食堂店主謹製の鰯塩。
まずは初日同様にDすけ氏の手掛ける麺から堪能しよう。
ジャスミン茶昆布水で爽やかな香りと濃厚昆布のダシ感を堪能。
冷水で〆たバキバキの麺が食感堪らなく、あふれる小麦の旨みも最高だ。
鰯塩振って味わえば昆布水の風味と麺の旨みを引き立てる。
山椒薫る海苔佃煮の芳醇な香りと磯感が麺の旨みを爆発的に跳ね上げる。
ここまで金土メニューと同一、次が本番の塩スープ。
絶妙な塩加減と、塩ゆえにベースとなる素材の風味がより一層際立つ。
あっさりとしつつも濃厚な鶏の旨みに、それを下支えする魚介の出汁感。
柴崎亭謹製の煮干し油の芳ばしい香りが鼻腔をぬける。
バキバキで喉越し感良い麺との相性も抜群だ。
サクラチップで燻した燻製焼豚は、薫香際立ち噛むほどに肉の旨みがあふれだす。
塩スープで食べるワンタンも絶品だ。
今度は砕いたレンコンと一緒に味わってみる。
レンコンの芳ばしい香りと甘い余韻感じる。
香草の風味がスープと抜群にマッチして、より一層旨さが際立つ。
ホタルイカのマリネも塩スープで風味がより一層生きてくる。
〆は柴崎亭の出汁を使用した割りスープを石郷岡氏自ら注いでいただきつつ、こだわりを伺う。
華やかな出汁の風味感じつつ繊細な味わい。
香草の芳醇な香り引き立ち、鼻腔を抜ける爽やかな香りが良いアクセントにきいていて完飲不可避でグビグビと飲み干しごちそうさま。
麺堂稲葉×中華そば神志
最終日の2杯目は麺堂稲葉×中華そば神志。
最終日はこの日だけの限定『神ウルトラソウル【幻の鶏豚醤油】』が味わえる。
昨年、売れなかった封印すると言っていたあの一杯の再来か?
一度訪問した人も再び並び長い行列が発生していた。
神ウルトラソウル【幻の鶏豚醤油】
これが麺堂稲葉×栃木中華そば神志の日曜限定の神ウルトラソウル【幻の鶏豚醤油】。
茶濁した鶏豚ダブルの白湯スープに具材は刻んだ紫玉ねぎ。
別添えで肉味噌。
さっそくスープに浸して食べてみよう。
醤油の香ばしさとコクに加え、鶏感強くコク深く甘み感じ、豚の旨みも濃厚でトロミの強いスープが麺によく絡む。
あまりの濃密加減にスープごっそりもってかれるほどの絡み加減だ。
ムチムチとしたコシの強い太麺は噛むほどに小麦香り、スープの風味も手伝って甘みが引き立つ。
ほんのり辛味きいた瑞々しい紫玉ねぎの風味が絶妙なアクセントにきいている。
鶏豚スープになったことで、存在意義も高まる。
今度は肉味噌をスープに溶かして味変。
旨さのポテンシャルが一段階跳ね上がる。
山椒の風味きいた肉味噌に、より一層コク深く、濃厚な旨みにさらなる旨みの上乗せでこれでどうだと言わんばかりに主張してくる。
〆はスパイシートムヤムスープ割り。
スパイスの風味際立ち、もう完全にカレーの域に達する味わい。
完飲不可避で最後まで飲み干しごちそうさま。
大宮まぜそば 誠治
最終日の最後の一杯は大宮まぜそば 誠治。
the telephonesのドラマーである松本誠治氏が、お気に入りの街「大宮」でオープンさせたまぜそば専門店。
シンブルなまぜそばからカレーやキーマカレーをきかせたまぜそばなど一味違うまぜそばが名物で、豊富なトッピングを活かして自分好みにカスタマイズできるのも人気のひとつ。
お店さながらに無料トッピングでカスタマイズできるのも嬉しい。
牡蠣だしと濃厚背脂のまぜそば
これが大宮まぜそば誠治の牡蠣だしと濃厚背脂のまぜそば。
追加の魔改造(全部乗せ)+無料セルフトッピングの紅生姜とニンニク。
トッピングは、焼豚、野菜、味付背脂、ネギ、フライドオニオン。
魔改造で自家製キーマカレー、焼豚マシ(1枚)、粉チーズ。
無料トッピングの紅生姜とニンニクのみじん切り。
まずはタレだけで食べてみよう。
極太平打ちのちぢれ麺で、ブリモチとしたコシのある口当たり。
牡蠣出汁を加えた醤油ダレにコクのある鶏油のオイリー感がきいている。
まぜなくてもこのままでもいけるしっかりとした味付けだ。
それではさっそく全体をしっかりまぜまぜして食べてみよう。
さすがは魔改造、ベースの牡蠣の旨みや鶏油のコク感は残しつつ、キーマカレーのスパイシーな味わいがガツンと主張している。
粉チーズのコクとトロリとした口当たりもカレーに抜群に合う。
クミンの風味強く芳醇なスパイスの香りとニンニクのジャンクな刺激に旨みも引き立ち、シャキシャキとした野菜の食感に紅生姜の爽やかな風味がさっぱりとしたアクセントにきいている。
豚肉は野生的な味わいで、肉厚なので食べ応えある。
食べ応え満点で満腹感ある一杯だった。
小山餃子featハイマウント DIPマン リターンズ
ドリンクブースで最終日だけのスペシャルな一品が復活した。
昨年色々あったハイマウントだが、あれから1年が過ぎ、小山餃子featハイマウント DIPマンが再び帰ってきた。
昨年はハイマウント復興応援も兼ねて即完売したメニューだ。
今年は揚げ餃子バージョンの『揚げ餃子DIPマン』が登場。
揚げ餃子にハイマウント味のDIPがついた大人の炭酸飲料が捗りそうな一品。
揚げ餃子DIPマン
これが小山餃子featハイマウント 揚げ餃子DIPマンだ。
小山餃子のひとくち餃子を揚げたもの5個に大判な海苔付き。
カネシ醤油ベースの柑橘系の酸味効いたタレにたっぷりマヨネーズと胡椒を合わせたDIPマン。
よくまぜまぜしたら、餃子にたっぷり絡めていただこう。
柑橘系の酸味効いた醤油ダレがさっぱりしつつも、マヨの濃厚な風味とコクきいている。
胡椒のスパイシーなアクセントが餃子との一体感を高める。
つければつけるほど旨い。
海苔巻き揚げ餃子DIPマンもまたいい。
なんだが食べていると夏のハイマウントの光景が頭をよぎる。
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【小山市】ハイマウントの夏季メニュー。「タレそば」この夏食べるべき一杯 - 隊長がいろいろとやってみた
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そしてDIPマンをつまみつつ飲む大人の炭酸レモンが至高。
