もうすぐクリスマス。
クリスマスの定番といえは、ケンタッキーが真っ先に思い浮かぶ人は少なくない。
みんな白髭おじさんのフライドチキンの虜すぎて、クリスマスシーズンは店舗前に大行列ができるのが恒例行事になっている。
よしオレも、私も今年こそケンタッキーだ、なんて今頃考えているようでは甘い!甘ちゃんすぎて耳から蜂蜜溢れそうだ。
実はケンタッキーのクリスマスチキンの予約は11月上旬からスタートし、早ければ2月中旬すぐ(最終は20日)に受付終了になってしまう。
勝負はとっくに始まっていたどころか終わっている。
ここに辿り着いたということは、きっとそんなフライドチキンが諦めきれずなんとかしたいと思ってのことだろう。
あの味がなんとか簡単に再現できないものか、そんなことを願って検索してきたそこのあなた。
なんと!カルディの「フライドチキンの素」があれば簡単に作れてしまう。
結論から先に言うと「まぁぽいっちゃーぼい。ただ旨い」とだけ言いたい。
そんなわけで今回はそんなカルディのフライドチキンの素で実際にフライドチキンを作ってみた。
カルディ フライドチキンの素でもう予約いらず!
コーヒー豆を主力商品とし、輸入食品やオリジナル商品を扱うお店「カルディ(KALDI COFFEE FARM)」がやってくれた。
カルディといえば、海外の食品やカルディオリジナル商品を多く取り扱うことから、一度お店に訪問するとワクワクが止まらず色々と探検してまった経験も少なくない。
そんなカルディから発売のオリジナル商品、その名も「フライドチキンの素」。

ケンタッキーフライドチキンを彷彿させるパッケージ、そこには白髭のおじさんならぬ赤キャップ被ったどこぞのおっちゃん。
いいじゃない、このバッタもん感。

この商品を使うだけで、独特のスパイス感じるあのフライドチキンができてしまうそう。

中には「フライドチキンの素(下味たれ)」「フライドチキンの素(まぶし粉)」の2つが入っていて、下味たれで400gのチキンを漬け込みまぶし粉を絡めて揚げるだけと至極簡単。

「揚げるのがかんたんじゃねーし」と思ったあなた、終了です。
ファミチキ買いましょう。
カルディ フライドチキンの素の買える場所・商品詳細
カルディの「フライドチキンの素」はどこで買えるのか?売ってる場所が気になるところ。
基本的にはカルディで購入することが可能だが、店舗はそう多くないので手に入れるのに苦戦するかもしれない。
一応公式オンラインショップやアマゾンで取り扱っているので、実店舗が近くにない人はネットでの購入を視野に入れた方がいいかもしれない。
なおクリスマスシーズンになると購入が集中するので、欲しい人は早めに手に入れるのが吉だ。
カルディ フライドチキンの素の詳細
カルディ フライドチキンの素の作り方
さっそくカルディのフライドチキンの素でフライドチキンを作ってみよう。

レシピ詳細
材料
- フライドチキンの素 1袋
- 鶏手羽元 100g
- 鶏ムネ肉 130g
- 鶏モモ肉 170g
- サラダ油 適量
手順
- 鶏肉を適当なサイズに切り分ける
- 下味たれで常温で30分漬けおく(常温に戻しついでに)
- まぶし粉を絡める
- 180℃に揚げた油で揚げる
- ラップして5分放置orレンチン2分
まずは鶏肉トータル400gになるようお好みの大きさにカットする。
あまり厚みがあると火の通りが悪いので切れ込みを入れて広げるなどの対策をしておけば間違いない。
アイラップなどの袋にカットした鶏肉を入れ、下味たれを入れたらよく揉み込む。

このまま常温で30分漬け込む。
常温で漬け込むのは、鶏肉の温度を均一にすることで火の通りにムラができないようにするためだ。
別の袋(同じ袋に入れると粉を水分にもってかれてしまう)にまぶし粉を用意し、そこに鶏肉をひとつずつ加えてよく絡めていく。
今回洗い物が出るのが面倒で袋にしたが、できればトレイなどを使用するのが好ましい。
なぜなら片栗粉を含んだ衣が袋や鶏肉同士で張り付いてしまい取り出しづらいからだ。


あとはフライパンに1cmほどの高さの油を投入し180℃に熱する。
これなら後片付けも楽だし、油を大量消費しなくていいのでエコ。
180℃になったら火を中火にし、鶏肉を全部投入。
1個逆になってるが、皮目から揚げていくとパリッと焼ける。
※このあと余分に時間かけて揚げるハメになった

このまま5分揚げたら裏返し、もう5分揚げる。

こんがり芝犬色になったら完成だ。
揚げが足りないと感じたらもう少し揚げておこう。
これがケンタッキーでいうところのキール。

こちらがサイ。

そしてドラム。

ちなみに
キールとは胸肉のこと意味する。
あっさりとしてほろりと柔らかいのが特徴だ。
サイは鶏の足の上、腰肉のことを言うがまぁモモ肉と思っておけば問題ない。
脂が乗っていてジューシーで食べ応えがある。
そしてドラムはもも肉の下の部分。
骨付きゆえの濃厚な旨みとコクがありジューシーな部。
このまま食べたいところだが、よりケンタッキー感を出すために皿に乗せラップをして5分くらい放置。
我慢できない人はこのまま2分ほどレンチンしよう。

この工程を経ることで、ケンタッキー特有のやわパリな衣に仕上げることができる。
【実食】カルディ フライドチキンの素
完成のがこちら。

袋でまぶしたせいで衣の薄いところはあるものの、結構それっぽい見た目に仕上がっている。
衣のスパイシーで香ばしい香りに食欲がそそる。

やはりケンタッキーといえば、コーラ。
これで役者は揃った。

まずはドラムからいただこう。

衣はカリッサクッとしてほどよく柔らか。
スパイシーで塩味もきいていて、香ばしい香りとブラックペッパーの香りの余韻が後を引く味わい。

ドラムならではの骨周りの濃厚な旨さともっちりした弾力感が鶏食ってる感ある。
ほどよくジューシーで旨い。
そしてこのタイミングで飲むコーラの異常な旨さ。

続いてサイ。

ブラックペッパーの風味が際立つ。
ホクホク感のある食べ応え、あっさりとしていて食べやすい。
何個でも食べられそう。
最後はキール。

もっちりジューシーで濃厚な旨みを感じる。
皮のパリッとした食感も心地よい。
このジューシーさがコーラを誘う。
ぶっちゃけ前に作ったフライドチキンの方が再現度高かったが、これはこれでこういうもんと割り切ればかなり旨い。
これじゃないと感じた人はそちらを試してみるのもおすすめ。
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ケンタッキーが2種類のスパイスで作れるだと!?とにかく売れたい中華料理屋おおたき氏考案の再現レシピ - 隊長がいろいろとやってみた
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最後に
カルディのフライドチキンの素でフライドチキン作ってみた。
味自体はとても美味しい。
家庭では作れない味がそこにあったし、作り方も簡単なのがいい。
ただ、ケンタッキーかと聞かれると正直「ぽいっちゃーぽい」程度、どこのフライドチキンか言わずにべさせてもケンタッキーではないとわかるレベル。
でもとにかく旨い、それだけは間違いない。
もうすぐクリスマス、気になる人はゲットしてみては?
