ラーメン好きなら一度は夢見るであろう、自宅で本格的にラーメンを作ってみたいと。
冷凍ラーメンの普及で、お店さながらなラーメンを作れるようになったがそういうことではない。
スープ作りから麺打ち、チャーシューに至るまでイチから作ってみたいんだ。
だがそれがいかに無謀なことなのか、現実に直面し断念する。
そんな膨大な手間暇かけたラーメンを1000円前後で毎日のように提供してくれるラーメン店。
改めて感謝しかないわけだが(上から目線な態度の客は反省したほうがいい)、ついに料理研究家リュウジさんがその一線を越える神レシピを発案してしまった。
これは革命である。
バズレシピ ジェネリック一蘭
ラーメン好きなら自宅で本格的なラーメンが作ってみたい、そう思ったことが1度はあるだろう。
だが、あまりの困難さに断念、やっぱお店に食べにいくのが一番だわ、ラーメン屋さんにマジ感謝リスペクトという結論に至る。
なにせスープひとつとっても、鶏ガラや豚骨などたくさんの材料集めからして一苦労だし、ベースのスープが完成するまでにも膨大な時間が必要になるし当然やることはそれだけじゃない。

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とにかく家ラーメンを作るには費用対効果が悪すぎる。
それこそお店に食べに行ったほうがいい。
そんな本格ラーメン、しかも手間暇ハンパない本格豚骨ラーメンが家で作れてしまうという神レシピが爆誕した。
それが料理研究家でおなじみ、料理のおじさんリュウジさんが2024年12月にYouTubeチャンネル「バズレシピ」にて公開した『ジェネリック一蘭』。
あまりの完成度にSNSでバズりまくったレシピだ。
作り方についてはバズレシピの動画を参照してほしい。
そんなわけでさっそく作ってみた。
ジェネリック一蘭作ってみた
用意した材料はこんな感じ。
結構な種類の調味料などが必要だけど、逆に考えるんだ、これだけで作れてしまうんだと。
ちなみにジェネリック一蘭を作るにあたって、事前に必ず用意しておかないといけないのが「ブレンダー」。
これが無いと話にならない。
完成したのがこれ。
1960年に福岡市百道で創業した一蘭、とんこつスープさながらのミルク色のスープ、そしてトレードマークである中央の唐辛子ベースの赤いタレはまるで一蘭のそれ。
ちなみにこの赤いタレ「正式名称は赤い秘伝のたれ」をトッピングしたのは、一蘭が発祥とされている。
一蘭でその材料・レシピを知るのは4人しかいないと言われる。
中央に赤いタレ、小ネギを添えたシンブル仕様。
お好みでニンニクを加えたり、麺茹で時間を調整してもいいだろう。
まずはスープからひとくち。
ガツンとくる豚の香りは、まるでとんこつラーメンのそれ。
乳化した程よくとろみのあるスープは、非常にコク深く濃厚な豚の旨み感じる。
それでいて豚の嫌な臭みやクドさもない、鼻腔を抜ける香りと余韻は完全に一蘭。
乳化由来のトロミはあれど、麺由来のトロミが無いので再現度が非常に高い。
そしてこの完飲不可避な非常にヤミツキになる味わい、これがジェネリックの底力か。
お次は麺をひと啜り。
細麺ストレートなマルタイラーメンの麺が、ビジュアル的にも違和感がまったく仕事していない。
コシがあるプリモチ食感で、喉越し感も心地よく、スープの絡みも抜群なので啜るたびにガツンとスープの旨みが突き抜ける。
若干茹で時間を短めに設定、かためな食感が絶妙だ。
麺自体の旨みも相まって、非常に後引く味わい。

今度は赤タレを溶かして食べてみる。
ピリッとした辛味と、香ばしい風味とほんのり甘い余韻にコクがより一層ブーストされる。
じわじわと辛さが蓄積されるこの感じ最高だ。
これは替え玉不可避ですわ。
最後に
リュウジさん考案のジェネリック一蘭作ってみた。
色んな調味料を加えたり、混ぜ合わせたり錬金術のごとく作り上げていくと、そこにはまるで豚骨で炊いたかのようなスープが錬成されていた。
見た目も味も完全に一蘭。
これは革命的だ。
家で手軽にこのレベルのラーメンが作れてしまうなんて、どんでもない神レシピを考案したリュウジさんに感謝しかない。
必要な材料は多いけど、意外と簡単に作れるので気になる人は是非挑戦してみてほしい。