栃木県下野市にある麺屋穂華。
和だしにこだわるあっさり系が味わえるラーメン店。
節や煮干しを駆使した和だし魚介系のラーメン・つけ麺をメインに、他にも担々麺や鶏白湯、まぜそばなどもあるのであっさりじゃ物足りない人も満足できる。
今回はそんな麺屋穂華に行ってみた。
麺屋穂華
今回訪問したのは栃木県下野市笹原、JR自治医大駅西口より徒歩7分(450m)にある麺屋穂華。
和だしにこだわる魚介系主体のラーメンやつけ麺を看板メニューとするラーメン店。
化学調味料を一切使用していないので、老若男女問わず安心して味わうことができるのでファミリー層にも人気。
2006年8月創業でのこのお店、火の魂カンパニーグループの原点となるお店で、かつてはグループ代表の野沢氏が厨房に立ち腕を振るっていたお店でもある。
板前時代の繊細な和だしの技術を活かし生まれたのが、いまや麺屋穂華を代表する一杯となった『和だし醤油らぁめん』。
魚介系が苦手な人にも安心な、鶏白湯や担々麺、まぜそばなどもある。
また餃子もおすすめで、餡は当日早朝に朝練りしたものを手包みしたこだわりの一品だという。
駐車場
駐車場は店舗南側に15台、北側に11台駐車可能。
駐車場は繋がっているので、道路に出ることなく移動できる。
麺屋穂華の店内
店舗入り口に待ち席と行列時の帳簿が設置されている。
和風の庭園を彷彿させる風防室を抜け店内へ。
オープンから18年余り、若干年季を感じさせるところはあるものの無駄のない店内。
店内すぐの壁沿いに待ち席あり。
右手に厨房、そこを囲むようにL字のカウンター席が8席。
道路沿い窓際に4人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が2卓。
さらに奥の仕切り先に半個室のテーブル席あり。
各席の仕切りにタッチパネルの注文端末が設置されている。
卓上調味料は、酢・醤油・ラー油・胡椒など。
麺屋穂華のメニュー
麺屋穂華のメニューはこんな感じ。
※2024年6月26日時点
タップ拡大可
ランチタイム限定
麺屋穂華行ってみた
訪問したのは2024年6月26日19時半過ぎ。
先客2組3名、後客3組5名ほど。
さっそく席に陣取るとタブレットで注文を済ませる。
待つこと7分あまり、お待ちかねの一杯の登場だ。
和だし醤油らぁめん
今回チョイスしたのは、ラーメンメニューより穂華名物の『和だし醤油らぁめん』。
トッピングはレアチャーシュー、炙りチャーシュー、ネギ、海苔、魚粉、極太メンマ、青梗菜。
まずはスープからひとくち。
スープにはガラなどの動物系と節などを使用した和だしベースのスープを合わせたものだそう。
和だしがしっかりきいていて、煮干しの香ばしい風味感じ、コクがあって旨み濃厚だけど魚介感もクドくない。
熟成醤油のコクとまろやかな風味がしっかりまとめ上げている。
麺は中太のほんのりウェーブがかかったタイプ。
モチモチで歯切れの良い食感で、主役をスープにフォーカスしているのか主張しすぎない印象。
そのおかげもあってか一体感も良い。
レアチャーシューは柔らかで噛むほどに肉の旨みが広がる。
スープの風味が良い味付けになっている。
バラチャーシューは炙りが入っていて香ばしい。
あまりのホロホロ加減に箸で持っただけで崩れてしまったほど。
口に含むとジューシーな旨みが溢れ出す。
海苔と一緒に味わえば、海苔の磯感相まって和だしの旨みも引き立つ。
極太メンマはザクザク心地よく、ネギのほんのりきいた辛味や青梗菜の瑞々しさとシャキシャキ感にほんのりビターな味わいが良いアクセントにきいている。
魚粉を溶かすと鯖節の旨みや煮干しの風味に深みも増し、より一層コク深い味わいに変化。
煮干しの香りもきわだつ。
あっさりとしているのでまだ物足りないともっと食欲が湧いてしまい、ちゃーめしをオーダーしなかったことを後悔しつつご馳走様。
最後に
栃木県下野市にある麺屋華に行ってみた。
昔はラーメンに興味がなく、インスタント麺で十分なくらいでお店で食べるのは年に数回程度だった。
10年前に出会ったのが麺屋穂華のつけ麺。
節の旨みきいたほんのり酸味きいたつけスープ、ホロホロに柔らかなチャーシューに衝撃を受けたものだ。
月に何度も食べに行っていたが、仕事帰りに行けなくなって気付けば5年以上過ぎていた。
ここはつけ麺食べるとこだろ、と言いたいところだが実は当時30回以上食べに来ていたのに看板メニューの『和だし醤油らぁめん』を一度も食べていなかったことに気づき今回に至る。
10年越しに看板メニューを味わうことができて満足だ。
また機会があったらつけ麺を味わいに行きたいところだ。
