愛知県名古屋市にある つけそば神宮寺。
昆布水つけそばが人気のラーメン店。
麺線美しい淡麗な昆布水と鰹出汁きいた醤油スープでいただくつけそば、名古屋ならではのチャーシューのまぶしなども味わえる。
今回はそんなつけそば神宮寺に行ってみた。
目次(タップできる)
つけそば神宮寺
今回訪問したのは愛知県名古屋市北区、地下鉄名城線 滋賀本通駅「4番出口」からすぐにある つけそば神宮寺。
2021年9月30日にオープンした、つけそばを看板メニューにする人気ラーメン店。
愛知県小牧市にセカンドブランド「二層泡鶏白湯 神宮寺」も営業している。
名古屋といえば台湾ラーメンや台湾まぜそばなどパンチの強いご当地ラーメンが有名だが、そこで淡麗な昆布水をメインにするというチャレンジ精神に溢れる店主。
愛知進出の先駆けといっても過言ではない。
和を感じさせる店構え。
名古屋ならではのひつまぶしを模した、チャーシュー丼ならぬチャーシューまぶしなども味わえる。
つけそば神宮寺の店内
店主のこだわり感じるラグジュアリー感あふれる上質な空間。
店内にはL字のカウンター席が12席、壁際に店内待ち席が3席。
雑多なものは置かれておらず、シンプルにレンゲ・箸・紙ナプキンのみ。
店内入ってすぐ右手に券売機あり。
詳細
- 2000円紙幣まで対応
- 支払いは現金み対応
つけそば神宮寺のメニュー
利用方法
- 食券を購入
- 店員さんに食券を手渡す
- 案内された席に座る
・満席時は店内待ち席から順番に待機 - 食後はそのまま撤収
つけそば神宮寺行ってみた
訪問したのは2024年9月26日11時頃。
先客なし、10分ほど早明け。
オープン時間後、数分経ったあたりから一気お客が来店し中待ちが発生していた。
さっそく食券購入し、店員さん手渡したら案内された席に陣取る。
待つこと7分ほどで提供。
鰹昆布出汁 醤油つけそば 味玉入り
今回チョイスしたのは、鰹昆布出汁 醤油つけそば 味玉入り。
たっぷりの水出し鰹昆布水に麺線美しい中細ストレート麺。
麺は焙煎したふすま(小麦の外皮)を加えたものを使用。
昆布水に使用しているのは、北海道産の天然日高昆布。
味玉とすだちが添えられている。
つけ汁は各地から厳選した5種類の醤油、たまり醤油をベースにこいくち・うすくち・再仕込みをブレンドしたカエシを使用。
枕崎産本枯本節をベースに、昆布、煮干し、丸鶏、もみじなどを使用した、カエシとのバランスを考え炊かれた出汁を合わせているそう。
トッピングは現地直送の京都産九条ネギ、麻竹の穂先を使用して仕上げた穂の香メンマ。
地元食材のブランド豚「愛知みかわ豚」のもも肉、チリ産の「アンデス高原豚」のロース、肩ロースの3種類を部位ごとに仕上げたもの。
口に含むと、芳醇な醤油の香りと香ばしくコク深い味わいが広がる。
最初に鰹節の風味が広がり、出汁の旨みとチャーシューから溶け出す動物の脂の旨み感じる。
醤油の風味は濃厚で重厚感ある味わいで、つけ汁なので塩気は強めな仕上がり。
まずは麺だけを啜ってみる。
繊細な鰹昆布の味わいが広がる。
冷水でしめてあるのでコシ強くバキバキの食感で、ふすま入りの麺は噛むほどに小麦の風味香る。
トロリとした昆布水絡みなめらかな喉越し感。
今度は麺を半分ほどスープに浸して勢いよく啜る。
ガツンとスープの濃厚な風味が突き抜け、昆布炭合わさる濃厚な出汁感広がる。
食べ進めるほどにスープの濃度が徐々にまろやかに変化してくる。
3種のチャーシューは、ももはもっちりあっさりした味わい、肩ロースは肉感があり旨みあふれる。
ロースはもっちりしつつも柔らかで繊維がほぐれるような口当たり。
濃いめの醤油が肉の旨みを引き立てている。
今度は麺にすだちを絞ってみよう。
すだちの爽やかな柑橘系の香り酸味のアクセントがスープにもよく合う。
味玉は白身プリっと黄身ねっとりで甘味ある。
チャーシューまぶし
今度はチャーシューまぶしを食べてみよう。
ご飯の上にはサイコロ状にカットしたチャーシュー。
チャーシューは甘辛な味付けがされていて、甘くて芳ばしい香り感じる。
別添えで刻み海苔、ネギ、わさびなどの薬味。
さらに山椒とお茶漬けだし。
ひつまぶしの要領で三分割にし、小丼に取り分けて、まずはそのまま味わってみる。
濃厚で甘辛な味わいで、ジューシーな肉の旨みあふれる。
今度は薬味を加え、最後に山椒を振って食べてみる。
海苔の磯の風味が濃厚なタレに絶妙にマッチ。
ネギのシャキシャキアクセントもいい。
山椒の爽やかな風味とほんのり痺れ感に甘さがまろやかに。
山椒加えるほど美味さ増す。
最後にお茶漬けだしをヒタヒタになるまで加え、昆布水をレンゲ2杯追加。
わさびを加えて溶かしつつ食べよう。
出汁の旨みと甘辛タレが合わさり、わさびの風味相まってさっぱりとした味わい。
粒立ちのよい米がサラサラといける。
最後はつけ汁に昆布水を加えて、濃厚な出汁の旨みと醤油の深いコクを感じつつ完飲ごちそうさま。
最後に
愛知県名古屋市にある、つけそば神宮寺に行ってみた。
人気のつけそばは、麺線美しい中細ストレート麺で、鰹昆布水の繊細な味わい。
こだわりの醤油合わせ出汁の旨みきいたつけ汁が和な味わいで、昆布水の風味で徐々にまろやかな味わいに変化する楽しみも。
チャーシューまぶしは、名古屋ならではのひつまぶしのような楽しみ方ができる。
名古屋に来た際には立ち寄ってみてはいかがたろうか?