埼玉県熊谷市にあるゴールデンタイガー。
TKMというジャンルを確立させた行列のできる人気店。
濃厚な卵と醤油ダレを麺に絡める、シンプルながらヤミツキになる一杯を看板メニューにする。
今回はそんなゴールデンタイガーに行ってみた。
ゴールデンタイガー
今回訪問したのは埼玉県熊谷市。
JR高崎線熊谷駅より徒歩7分にあるゴールデンタイガー。
2018年3月4日オープンの今日のTKM(タマゴカケメン)ブームの火付け役であり発祥となるお店。
TKMやつけ麺を看板メニューとする。
TKMという新たなジャンルを確立させた人気店。
その人気は平日、休日問わず行列ができるほど。
お店を運営するのは株式会社BOZ。
その代表でありお店の店主である金澤氏がラーメンと関わったのは、学生時代に本庄大勝軒でのアルバイトが始まり。
社会人となり本庄大勝軒に入社、伊勢崎市の景勝軒での経験を経て、33歳の時に独立しお店をオープンするに至る。
金澤氏考案のTKM(タマゴカケメン)は、TKGのご飯を麺に置き換えたようなメニューで、純国産の濃厚な卵と甘みのある醤油ダレを自家製のコシの強い極太麺に絡めて食べるというシンブルなもの。
シンプルイズベストとはまさにこのことを言うのような一品。
ゴールデンタイガーの店内
無骨でありながらオシャレな雰囲気漂う店内。
奥行きのある店内は、左手奥側に厨房。
その手前にカウンター席が6席。
手前の入り口付近には4人掛けのテーブル席が2卓。
セルフの給水機には冷水とレモン水が完備されている。
卓上調味料は、粗挽き胡椒・一味唐辛子・酢。
カウンター席の背後付近に券売機あり。
券売機詳細
- 現金のみ対応
- 1000円紙幣まで使用可能
ゴールデンタイガーのメニュー
利用方法
- 食券を購入
※オープン前は列に並び、声がけされるまで待機
※返金不可 - 列に並ぶ
※代表待ち禁止 - 列待ち時に店員さんが食券を受け取りに来る
- 呼ばれたら案内された席に座る
- 食事を堪能する
※追飯は口頭にて現金注文可 - 食後は食器類を上部カウンターに置いて撤収
※ティッシュなどは券売機横のゴミ箱へ
備考
- 専用駐車場なし
路駐や他店舗駐車場への無断駐車禁止 - 店舗前で騒ぐなどの行為禁止
- 代表待ち禁止
- 店内および店舗前禁煙
- 購入した食券は返金不可
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
ゴールデンタイガー行ってみた
訪問したのは2025年5月上旬。
先客4組6名、後客多数。
食券を購入し列に並ぶ。
先頭付近に来たあたりで食券を手渡し、程なくして店内に案内され待つこと5分あまり。
肉増しTKM(レモン)
今回チョイスしたのは、肉増しTKMのレモン、大盛(400g)カスタマイズ。
色味が強くキレイに纏められた麺線、中央にはぷっくりとした生玉子が鎮座する。
トッピングは、レモン、生卵、バラチャーシュー、低温肩ロースチャーシュー。
麺に底の醤油ダレと生卵を絡めてひとくち。
厳選醤油のコク深く甘みのある味わいに、濃厚な黄身のコクと旨みがより一層引き立つ。
ゴールデンタイガー専用粉を使用した麺は、コシが強くムッチリとした口当たりで、噛むほどに小麦の旨みを感じる。
生卵絡みツルリとした喉越し感が心地よい。
麺の風味も相まって甘い余韻が引き立ち、後を引く味わいに箸が止まらない。
構成はシンプルなのに非常に奥深い味わいだ。
味もシンブルゆえにクドくなく、大盛でも全然余裕でいける。
むしろ普通盛では物足りない、もっとずっと味わっていたい。
今度はレモンを絞って食べてみる。
柑橘系の爽やかな風味・酸味が絶妙。
この異常なまでの親和性、レモンの風味にTKMのポテンシャルが1段階跳ね上がる。
バラチャーシューは柔らかホロホロ。
レアチャーシューはあっさりとしつつも、噛むほどに肉の旨みあふれる存在感。
あくまで麺が主役、主張しすぎない絶妙な存在感だ。
そしてTKMの〆といえば追飯マスト。
追飯のオーダーとともに、ごはん(小)の食券と食べ終わった器を上部カウンターに置くとご飯を追加してくれる。
ご飯と合わせることで、卵の風味やタレの甘みがより際立つ。
〆の追飯、必須。
最後に
埼玉県熊谷市のゴールデンタイガーに行ってみた。
実店舗に来たのは3年ぶり。
何度も食べても飽きないTKMの旨さ。
ここ数年、いろんなお店で独自のTKMを味わえるようになったけど、やはり元祖のお店で食べるTKMは一味も二味も違う。
これからTKMが美味しく感じられる暑い季節がやってくる。
行列必至だが、まだ食べたことのない人は是非とも味わってみてほしい。