北関東を中心に展開するフライングガーデンで創業祭が開催中だ。
爆弾ハンバーグでお馴染みのフライングガーデンでは2025年11月29日で創業49周年を迎える。
それを記念して創業祭を開催。
衝撃の重量450gの超大型爆弾ハンバーグが味わえる!!
今回はそんな超大型爆ハンを味わいにフライングガーデンに行ってみた。
爆弾ハンバーグのパイオニア フライングガーデン
今回訪問したのは栃木県佐野市、国道16号線「東産業道路」沿いに店を構えるロードサイド店「フライングガーデン佐野店」。

フライングガーデンを知らない人のために説明すると、同店は栃木県小山市に本社をおく株式会社フライングガーデン(1996年にノザワハッピーフーズ株式会社より改名)の運営するファミリーレストラン。
1976年11月に群馬県桐生市にてピザ・クレープ店ノザワとして創業したのがはじまり。
フライングガーデンの名を冠したお店第一号は、1984年8月に群馬県桐生市にてオープンした「新桐生店」。
1988年当時、まだ3店舗しかなかったフライングガーデン(現在 群馬11店+テイクアウト1店、埼玉17店、栃木16店、茨城11店、千葉4店※2025年11月時点)だが、今でこそファミリーレストランとしての地位を確立されてはいるが当初は軽食メニューしか存在しなかった。
爆弾ハンバーグ誕生秘話
ある日のこと、創業者である野沢八千万氏はご子息にあたる野沢卓史氏(現社長の幼少期)に「フライングガーデンでおいしいお料理って何?」と問いかけられ、同氏は「何でもおいしいよ」と答えたそう。
子供は時折鋭い質問をしてくるもので、そのとき本当におすすめしたい主役級メニューが不在であることに気がついたそう。

この出来事がキッカケとなり、かつてフランス料理のタルタルステーキを参考に開発・1982年に発売したものの納得できずに終売した『タルタルステーキ焼いちゃった』をベースとする「ステーキハンバーグ」のブラッシュアップに取り組むこととなる。
数ヶ月に及ぶ試行錯誤の末、原型の誕生から約10年の歳月を経てついに誕生したのが「網焼き和牛100%ステーキ風ハンバーグ」。
当時栃木県宇都宮市にオープンした宇都宮第一号店「宇都宮下戸祭店」にて初投入、オープン当初売り上げが低迷していた同店が気付けば超繁盛店へ。
フライングガーデンの看板メニューが誕生した瞬間である。
その後、鉄板から立ち上る煙が爆弾を想起させたことから『爆弾バンバーグ』への改名に至る。
このヒットを契機に全店舗にて爆弾ハンバーグを投入、認知度も爆上がりし気付けば「フライングガーデン」の名前より「爆弾ハンバーグ」の名前が有名になるほどに。
もちろん人気に驕ることなく、ソースを改善するなどブラッシュアップを続けていることも人気の秘訣といえるだろう。
創業祭 超大型爆弾ハンバーグ
ノザワの創業から2025年11月29日で49年を迎える。
それを記念して恒例の創業祭が2025年11月1日(土)から12月25日(木)までの期間限定にて開催。
出典:フライングガーデン
総重量450gという超ボリューミーな『超大型爆弾ハンバーグ』が期間限定にて発売。
爆ハン史上最大、圧巻のボリュームはクイーン(200g)・キング(250g)は言うに及ばず、ダブル(200g×2)をも凌駕する。
このメニュー実は初登場したのは2020年。
劇場映画「サイレント・トーキョー」とのコラボとして誕生したメニューで、映画の舞台渋谷(428)を超える450gの爆ハンとして考案された。
あまりにも好評だったため、以後毎年「創業祭」として登場するようになった。
創業祭 超大型爆弾ハンバーグのメニュー
超大型爆弾ハンバーグセットの詳細
創業祭 超大型爆弾ハンバーグ食べてみた
訪問したのは2025年11月11日の昼時。
程よく混み合う店内、店員さんに席へと案内されると件の『超大型爆弾ハンバーグセット』のライス大盛を注文。
卓上端末で注文が多くなった昨今、呼び出しボタンで注文するスタイルはレアになりつつあるが、店員さんとの距離感やメニューに無いカスタマイズをできるのはいいところ。
ランチタイムはメインを注文するとセルフのスープがサービスで付いてくる。

スープを飲んで胃の準備運動を済ませるとタイミングよくサラダが到着。
ベジタブルファースト(ベジファースト)というやつだ。
これから肉や白米をガツンと食べるだけに、野菜を先に食べて糖質の吸収を緩やかにし急激な血糖値の上昇を抑える効果が期待できるというのは重要だ。
野菜をしっかり噛むので満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを抑えられるのもいいじゃないか。
今回チョイスしたのはレモンドレッシング。

フレッシュな生野菜がシャキシャキで、程よいレモンの酸味きいたドレッシングの味付けが優しい。
にんじんの甘みのアクセントもいい。

超大型爆弾ハンバーグ
爆弾ハンバーグといえば、俵型のハンバーグを目の前でカットして仕上げるライブ感も売りのひとつだ。
※一番の見どころ鉄板に押し付けてジュワーとする瞬間が最高(なのに撮れてなかった)
焼き加減は店員さんおすすめのミディアム。
最後にお好みのソース(にんにくソースをチョイス)をかけてくれるが、その瞬間溢れる湯気とともに芳ばしく芳醇な香りが広がり食欲が臨界点を突破する。
さっそくカットしてみよう。
鉄板に押し付けることでカット面にも火が通り、肉汁が溢れないよう包み込んでいる。

中央まで淡いピンクに染まるミディアム加減な仕上がりで、中からジューシーな肉汁が溢れ出す。
通過儀礼のライスにワンバンしていただく。

外はカリッと芳ばしく、中はふっくらジューシーで牛肉100%のクセの無い旨みが溢れ出す。
シンブルに肉のメイラード反応だけで食べられる美味しさだが、そこににんにくソース合わさると至高な味わいに進化する。

醤油の塩味と香ばしさ、ニンニクのガツンとくる刺激で肉の旨みのポテンシャルが何倍にも跳ね上がる。
トドメのニンニクチップで食欲が爆発、エキス吸った白米を口に含むとそれが呼び水となり飲み物のようにどんどん消費されていく。
今度は和風ソースだ。

おろし玉ねぎの甘みとほんのり酸味に醤油のコク、和出汁感じるさっぱりとした味わい。
動のにんにくソースと静の和風ソース、この味のコントラストが飽きさせない。

鉄板で焼かれ、染み出す肉汁とソースまとった野菜も旨い。
ホクホクで甘いかぼちゃ、熱々ホクホクで皮パリッとしたジャガイモ。

シャキシャキのブロッコリーに甘いコーンの癒しもたまらない。
通常メニューのダブルだと肉オンリーなので、付け合わせが付いてくるのもお得だ。
結果的にご飯大盛を2杯ほどおかわりして完食ごちそうさま。
最後に
フライングガーデンの毎年恒例の創業祭限定『超大型爆弾ハンバーグ』食べてみた。
外はカリッと中はふっくらジューシーなフラガーの看板メニュー『爆弾ハンバーグ』は、何度食べても飽きのこない至高の一品。
20代の頃にライス5杯食べたことあったが、当時のようなことはできないもののおかわり必須の米すすすむ味わい。。
450gというボリューミーな爆ハンに満足感MAX。
ご飯おかわり自由なのは変わらないが、サラダや付け合わせの野菜も付いてお得。
創業祭は2025年12月25日までなので、気になる人はフライングガーデンにGO!!


