セブンイレブンで焼きたてピザが買える、そんな情報を知ったのがほんの数日前のこと。
なにげなく近所のセブンイレブンに立ち寄ると、「お店で焼いたピザ始めました!」というディスプレイが施されていた。
そんな「冷やし中華始めました」みたいなこと言われても、冷食コーナーのピザをレンチンでもするの?
そんなんじゃなかった。
ちゃんと専用のオーブンで焼いたビザを提供してくれる。
レジで確認に中身見せてくれるけど、ちょっとした宅配ピザ屋さんと遜色ないクオリティーで衝撃を受けた。
【一部店舗限定】セブンイレブンで焼きたてピザが買えるとか便利すぎる
ついにセブンイレブンが禁断の領域「ピザ」にまで参入。
お店で注文して最短2分で焼き上がるピザは宅配ピザと遜色ない仕上がり、いや下手したらちょっとした宅配ピザ店より旨いまである。
それこそ最短20分で宅配してくれる「7NOW」使ったら宅配ピザと変わらない。

どうやらお店の専用のオープンで焼き上げたパンを販売する「お店で焼いたできたてベーカリー」対象店でのみ販売されるメニューだそう。
セブンイレブンでは、2024年7月2日(火)より、『お店で焼いたピザ マルゲリータ』『お店で焼いたピザ 照り焼きチキン』の2品を取り扱い開始。
小麦の風味と香りが特徴的な生地を使用。
マルゲリータは、本場イタリア産のモッツァレラチーズやイタリア産のホールトマトを使用した本格ピッツァ。
照り焼きチキンは、本場イタリア産のモッツァレラチーズに日本産の照り焼きチキンやコーンを合わせた子供も喜ぶジャパニーズピザ。
冷凍ピザをお店の専用オーブンで焼き上げた、焼きたてピザをビザボックスで提供してくれる。
レジで中身の確認工程があるけど、その瞬間のシズル感は異常。
セブンの焼きたてピザはお得?
セブンイレブンの焼きたてピザは、直径20cmほどで一般的なSサイズと同等。
価格的には大手チェーン(※テイアウトの場合)のマルゲリータピザが平均790円〜990円、照り焼きチキンが平均1000円〜1500円。
セブンのマルゲリータが723円(税込780.84円)、照り焼きチキンが815円(税込880.20円)と、大手チェーンと遜色ないどころか安いまである。

セブンの焼きたてピザの取扱対象店
セブンイレブンの焼きたてピザが提供されているのは、「お店で焼いたできたてベーカリー」が導入されている一部店舗のみ。

取り扱い店舗は公表(販売されている都道府県は確認可能)されておらず、実際に店舗で確認するしかない。
確認方法
- のぼり旗があるかどうか
店頭・駐車場などに赤色などのぼり旗が出ている - デジタルサイネージで宣伝しているかどうか
店内にデジタルサイネージを導入している店舗ではピザの映像が流れている - 注文カードが設置されているかどうか
店内のパンコーナーやレジ前などに注文カードが設置されている場合あり - ピザ取り扱いの案内掲示があるかどうか
レジ付近にレジにて口頭注文の案内がされている場合あり
上記のいずれにも該当しない場合は、そのお店にはまだ導入されていない。
北海道や広島、東京の一部地域限定で試験的にスタートしたサービスで、順次全店舗へと拡大するとのことなので、近場に取扱店がない人は首を長くしてその日を待とう。
なお、深夜帯から早朝にかけては(物理的に店員が少なくて対応できない可能性もあるが)掃除などのメンテナンス時間の場合があり、このタイミングだと注文できない可能性がある。
また冷凍ピザ生地のストックが売り切れになる場合もある。
7NOWを利用すればデリバリーピザ店と変わらない

セブンイレブンの7NOWを利用すれば自宅までピザを届けてくれるので、それはもうデリバリーピザと一緒。
7NOW(セブンナウ)は、最短20分(※実際の時間はアプリ参照)で自宅に商品を届けてくれるセブンイレブンの宅配サービス。
「宅配専用アプリ 7NOW」を使用して7時〜27時半(※エリア・店舗により異なる)まで注文が可能で、食料品から日用品までお店で販売されているものを届けてくれる。
ついでに日用品や他の食料品も注文できて便利だ。
利用にはスマホ専用アプリ「7NOW」のインストールが必要
家でリベイク(温め直し)すれば焼きたての美味しさが復活
お店で提供段階では、焼きたて熱々でチーズがグツグツいうほど。
イートインスペースのあるセブンなら、その場で食べることもできるが大半の人は家にお持ち帰りすると思う。
どうしても家まで持ち帰ると焼きたて感が失われてしまう。
そんな時はセブンおすすめのリベイク(温め直し)をすることで、焼きたての美味しさを復活させることができる。
※100%の復活は無理だけど
公式の温め方
- オーブントースター 1000Wで2分30秒
- オープンレンジ 約250℃で約3分
- 電子レンジ 500Wで30秒
オーブンレンジやトースタを使用する場合は、焼き付き防止のためにアルミホイルを敷いて焼いてほしい。
やはり美味しさを追求するなら買ったら即車の中で食う、オーブンでの温めがおすすめ。
本格的な焼きたてを再現できる。
お店で焼いたできたてベーカリーのメニュー
お店で焼いたできたてベーカリーの詳細
セブンイレブンの焼きたてピザの注文方法
お店で注文を受けてから焼き上げるとなると、一般的な宅配ピザ店なら平均15分〜30分かかるのでどれくらい待たされるのか気になるところ。
注文から提供までの流れは以下の通り。
注文方法
- レジで「お店で焼いたピザ」を注文、支払いを済ませる
- 店員さんがバックヤードに行きピザを焼き始める
- 平均5分〜10分ほど店内で待機
- 焼き上がったらレジカウンターで中身の確認後、箱をテープ留めして手渡される
県内で確認できた店舗
栃木市
- 栃木駅南店
セブンイレブンの焼きたてピザが旨い
今回訪問したのは栃木県栃木市沼和田町にあるセブンイレブン栃木駅南店。
2025年11月19日(水)からピザ(焼きたてベーカリー)の提供を開始したお店。

セブンイレブンカラーの専用のピザボックスでの提供だ。

甘辛ジューシーでふっくら香ばしい照り焼きチキン
これが『お店で焼いたピザ 照り焼きチキン』。

この不揃い感に機械によるオートメーションでは出せない手作り感がある(※機械で再現している可能性も)。
耳の焦げ加減もお店っぽい(※焼き目はあらかじめついている)。

たっぷりのモッツァレラチーズにスライスされた照り焼きチキン、コーンがトッピングされている。
甘辛い香りと生地の芳ばしい香りただよい食欲をそそる。
お店で焼いたピザ 照り焼きチキンの詳細
あらかじめ耳だけカットされているので食べやすそうだ。

さっそく食べてみよう。
ハンドトスタイプだが、中央付近は薄めなため具材のエキスでデロンとしてしまっている。
さすがに冷凍でこの価格帯だし仕方ないか。

耳だけでなく底面にもしっかりと焼き目が入っている。

耳は焼きめ香ばしくもっちりとした噛み応えで、噛むほどに小麦の風味感じ、ほのかな甘みがある。
中央付近はもっちり感はあるものの、やはりデロ感は否めない。
甘辛ジューシーで香ばしい照り焼きチキンが万人ウケする味わいで、シャキッとしたコーンの食感と甘みのアクセントがいい。
チーズのコク感と甘辛な照り焼きの味わいが絶妙の一体感。
さすがは日本人に好まれるピザでTOP3を競い合う味だけはある。
お店で焼いたピザ マルゲリータ
手に入り次第レビュー予定。
お店で焼いたピザ マルゲリータの詳細
最後に
セブンイレブンの「お店で焼いたピザ」食べてみた。
デリバリーピザと遜色ない仕上がりで、そもそも焼き目香ばしくもっちり食感の耳が旨い。
耳が旨いピザは裏切らない(※個人的主観)。
この独特の香りと肌に感じる熱感は焼きたてだからこそ。
2025年12月現在、セブンイレブンの「焼きたてベーカリー」でピザを扱う店舗は一部のみとなっている。
いずれは全店舗へと展開を計画しているそうなので、対象店が近場にない人は導入を楽しみに待っていよう。

