栃木県栃木市にあるめんや天夢で不定期に開催される「にぼGの日」。
煮干しの旨み100%を売りとする同店、「にぼGの日」だけは動物系の旨みを加えたハイブリットな一杯が味わえるチートDAY。
煮干と豚の旨み融合するスープを使用したG系ラーメン『グレーなG系にぼG』と『にぼGまぜそば』を提供。
煮干しのG系、非常に興味をそそられるワードに行列が絶えない。
SNSでしか告知しないので、見た人しか味わえない一杯だ。
今回はそんな『にぼGまぜそば』を味わいに「めんや天夢」に行ってみた。
【栃木市】めんや天夢 限定営業【にぼGの日】
今回訪問したのは栃木県栃木市沼和田町、東武日光線栃木駅「南口」より徒歩5分にあるニボラーの聖地「めんや天夢」。

本日は2025年12月5日(金)、定休日だけど特別夜営業で「にぼGの日」が開催された。
店頭には行列が絶えず、夜も20時だが後客10名(ちょうど完売)という人気っぷりだ。
2025年最後の「にぼGの日」ともなれば当然か。
めんや天夢は動物系の旨みを一切加えない「煮干し100%」スープを使用する「煮干し愛」溢れるメニューが売り。

「にぼGの日」はその縛りを解除、煮干と豚の旨みを合わせたG系なメニューを味わうことができる。
提供されるのはG系ラーメン『グレーなG系にぼG』とG系まぜそば『にぼGまぜそば』の2品。
いわゆるG系とは一味違い、ガッツリ濃厚ジャンク感あるのに煮干の優しさでさっぱりとした後味が完飲を誘う。
もちろん麺もこの日だけのゴワムチなオーション麺仕様に変わる。
ファンも多く、「にぼGの日」には必ず食べに来るという猛者もいるとかいないとか。
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【栃木県栃木市】めんや天夢。濃厚煮干がクセになる!ヤバニボ山椒 煮干し愛ダブル
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【栃木市】めんや天夢 にぼGの日 メニュー
メニュー一覧
メニュー
- グレーなG系『にぼG』
小(200g) 1,350円・中(300g) 1,450円・大(400g) 1,550円 - にぼGまぜそば
小(200g) 小(200g) 1,350円・中(300g) 1,450円・大(400g) 1,550円
※通常メニューは選択不可
無料トッピング
- グレーなG系『にぼG』
・ヤサイ(入ってる)
・カラメ(味を濃くする)
・ニンニク(入ってない)
・アブラ(かかってない) - にぼGまぜそば
・ニンニク(入ってない)
・アブラ(かかってない)
※マシ/マシマシで対応
※特に希望がない場合は「そのままで」とコール
有料トッピング
- 岩下の新生姜 100円
- 岩下の新生姜と同じ漬け液で作ったうずらの味玉(3個) 100円
- 煮干し粉 80円
- うずらの味玉(3個) 100円
- たまねぎ 50円
- 生卵 80円
- 高級のり 100円
- 岩のり 150円
- ちゃーしゅー 250円
- 追い飯 かつお節ご飯(まぜそば用) 200円
- 麺増し+100g(大購入必須) 150円
ドリンク類
- 瓶ビール中瓶(アサヒスーパードライor麒麟ラガービール) 600円
- ハイボール 500円
- スマイル(その笑顔最高の栄養ドリンク) 0円
卓上調味料は醤油ダレ・粗挽き胡椒・一味唐辛子。

【栃木市】めんや天夢にぼGの日 ルール・利用方法【コールや注文方法など】
利用方法
- 先に食券を購入
- 行列発生時は1〜4番目は入り口横に並ぶ
・5番目以降は、店舗向かって左の建物の赤いボールから建物沿いに並ぶ - 入り口横に来たら食券の掲示を求められる
・麺増し(食券を見せる)、麺少なめ、ウスメ、麺の硬さ(硬め/やわらかめ)はこのタイミングで伝える - 店内へ案内された指定された席に座る
- 上部カウンター、金具のところに挟むように食券を並べる
- 提供直前に無料トッピングを聞かれるのでコール
・まぜそばなどの追い飯は適当なタイミングでコールして上部カウンターに現金を置く - 食後は食器などを上部カウンターに置き、ダスターでテーブルを拭きく
・ティッシュゴミがある場合は券売機近くにあるゴミ箱へ捨てる
・持ち込んだぺっとボトル等は外の空き缶入れへ
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
【栃木市】めんや天夢のにぼGまぜそばを堪能する
訪問したのは19時半ごろ、待ちは5名の後客10名で20時完売。
当初は行列落ち着いた20時過ぎに行こうかと考えていたが、全然甘かった。

さっそく食券を購入すると列に並び、待つこと30分あまり。
席に陣取るとさっそく上部カウンターに手札をセット、トークン2つを追加(200円)したらターンエンドだ。
そして相手のターン、「トッピングどうしますか?」のタイミングでトラップカード発動「ニンニクマシ・アブラ」をコール。
これが今回召喚した「にぼGまぜそば」うずらダブルだ。

デッキ構成(トッピング)はバラチャーシュー1枚、低温調理の大判ちゃーしゅー、煮干し粉、背脂、ニンニクダブル、ニンニクチップ、岩のり、刻み玉ねぎ、うずらの味玉6個(3個は店主の愛)。


まずは煮干し粉エリアから攻略していこう。
煮干し粉を絡めつつ、底のタレまとった麺をいただく。

にぼGの日限定の特注極太麺は、オーション麺ならではのゴワムチ食感のコシ強な食べ応えMAX仕様。
噛むほどに小麦の香ばしさや旨みを感じ、煮干し粉によりブーストとされた煮干しと動物系のパワフルスープにも全く負けていない。
それでいてあっさりとした後味なのは煮干しのおかげか。
続いて味付き背脂ゾーン。

背脂は絶妙な味付けで、コク深く甘みを感じる。
まったくクドさを感じさせず、なんだったらこの背脂ご飯にぶっかけても余裕で完食できる自信がある。
背脂絡まる麺は、油そばの様相を呈しており、こんな油そばあったら通ってもいいレベルのうまさだ。
すべてのトッピングや底のタレをしっかり混ぜ合わせていただこう。

背脂の旨みと動物系の旨み、さらに煮干し粉と背脂によるブースト効果で濃密な味わいに変化。
ニンニクのガツンとくる刺激で一気にジャンク感がマシマシに。
玉ねぎのピリッした辛味のアクセントが絶妙で、濃厚でジャンクな味わいなのに後味があっさりとして食べやすい。
でも油断するなかれ、ゴワムチな麺は自然と咀嚼回数も増えて後半になると満腹中枢を刺激してくる。
それでも旨さとの等価交換が成立しているので箸は止まらない、咀嚼も止まらない。
完食を邪魔する危険性をはらんでいる凶悪なトッピング「バラチャーシュー」を味わってみよう。

2cm厚ほどのバラチャーシュー。
一口かぶりつくと、弾力のある噛み応えで豚の旨みがダイレクトに襲ってくる。

この凶悪なビジュアルだが、嫌なクセはまったくなく濃厚な旨み感じる。
これをおかずに啜る麺、最強の相棒に出会ってしまった。
箸休めにうずらの味玉を食べてみよう。

卵黄から濃縮した卵のコクと旨み感じ、漬けダレの風味はキレのある味わいで後味があっさりとしている。
狙っていた岩下の新生姜漬け液のうずらが完売で残念ではあったが、これもまた何個でも食べられるヤミツキになる味わいだ。
これはもう癒しの天使。
後半ペースが落ちてきたところで投入するのは生玉子。
よく混じぇ混じぇしたら、すきやきよろしく麺をダイブ。

濃厚コク旨な生玉子絡む麺は、まろやかな味わい。
やはり生玉子は裏切らない。
めんや天夢の神アイテム低温調理の大判ちゃーしゅーをいただこう。

小菅店主の愛感じるちゃーしゅーは、シルキーな口当たりでまるで小菅店主の心を体現しているかのよう。
あっさりとしつつも濃厚な旨みあふれる神ちゃーしゅーだ。

こんな布団があったら寝坊しそうなシルキー口触り。
ちょっと味変に粗挽き胡椒を試してみよう。

スパイシーな香りとピリッとした辛味、こういうのもたまには悪くない。
楽しいひとときはあっという間に過ぎるもの、気づけば完食していた。
だが宴はまだ終わらない!
追い飯 かつお節ご飯
まぜそば〆の秘密兵器『追い飯 かつお節ご飯』。

残しておいた生玉子かけて、卓上の醤油ダレかけて食いたい衝動にかられたが今はその時ではない。
そう、これをまぜそばの器に残った濃縮エキスへとダイブさせるのが今回のミッションだ。

ここに残しておいた溶き卵をエンチャント、全体が一体化するように混ぜ合わせる。
そしたらレンゲで掬いとり、口の中へとエンゲージ。

濃縮した旨みのエッセンスが口の中へ畳み掛けてくる。
花かつおがたっぷりでイノシン酸ブーストされ、鰹節の香ばしさが嗅覚からも旨さを訴えかけてくる。
味変に一味唐辛子をひとふり。

一味の香ばしさとピリッとした辛味のアクセントがきいている。
こういうのもアリだな。

名残惜しさを感じつつも、完食ごちそうさま。
最後に

めんや天夢の不定期「にぼGの日」に行ってみた。
煮干しに動物系の旨みが出会うチートDAY。
やはり唯一無二なこの味わいは何度食べても飽きさせない。
ジャンクなのにあっさりという相反する存在が共存する一杯、それがにぼG。
次のチャンスは来年、まだチャレンジしたことのないは是非一度味わってみてほしい。


