栃木県佐野市にある佐野ラーメン神楽。
1日100杯だけのこだわりの佐野ラーメンが名物のお店。
具材や盛り付けなど、細部に至るまで丁寧に仕上げられたこだわりの一杯が味わえる。
今回はそんな佐野ラーメン神楽に行ってみた。
佐野ラーメン神楽
今回訪問したのは栃木県佐野市高萩町、東北道佐野藤岡インターから車で4分にある佐野ラーメン神楽。
パチンコダイエーの北駐車場に店を構える佐野ラーメン店。
広い駐車場の一角に白を基調としたシックな建物が目を引く。
2020年7月20日にオープンしたこのお店、店主の茂呂氏は子供の頃から佐野ラーメンが好きで群馬に住んでいた頃に佐野ラーメン店が少なかったのもあって自ら群馬伊勢崎にラーメン店「優」オープン。
ちなみにオープンに際して、どこかで修行されていたわけではなく独学だそう。
これまで味わった数多の佐野ラーメンの知識を生かされている。
7年の間、群馬でラーメン店を営んでいたが、地元佐野市に戻り新たな店をオープンさせた。
王道の佐野ラーメンを看板メニューとし、アレンジした海風味の佐野ラーメンなども人気。
駐車場
駐車場はパチンコ店と共用で1000台ほど駐車可能。
佐野ラーメン神楽の店内
店内入るとすぐに受付端末が設置されている。
外観同様に白を基調とした清潔感ある店内。
横長で奥側に厨房、その手前にカウンター席5席、窓際にもカウンター席5席。
卓上調味料は醤油・酢・胡椒。
佐野ラーメン神楽のメニュー
利用方法
- 待ち発生時は入口の端末で受付
・店内入口側の窓際に待ち席(6席)、外待ち席利用可
・車で待つ場合は受付時に発行した用紙のQRコード読み込みや登録メールで順番確認 - 店内案内された席に座る
- 店員さんを呼び口頭にて注文
・水はセルフサービス - 食後はカウンター右端のレジで精算し撤収
佐野ラーメン神楽行ってみた
訪問したのは2024年6月4日10時頃、仕事がひと段落し遅めの朝メシ。
先客は4名ほど。
※記事内の情報は全て訪問時点のもの
しおチャーシューメン
今回チョイスしたのは塩メニューから、しおチャーシューメン。
透明度高い澄んだスープ、トッピングはバラロールチャーシュー3枚、穂先メンマ、小口切りのネギ、ゆず、ばら海苔、ナルト。
まずはスープをひとくち。
那須御養鶏の丸鶏ベースに、昆布や香味野菜で出汁をとったものに魚介の風味きかせた塩ダレで味付けもの。
塩気も丁度よく、クセのない旨みとコクがありほんのり甘い余韻が後を引く。
上品であっさりとした口当たりで、それでいて旨み濃厚なので完飲を誘う。
麺は2種類の小麦をブレンドしたという、平打ちの手もみちぢれ麺。
モチモチのプリプリ食感で、スープの絡み加減もちょうど良い。
麺の旨みとスープの旨みが絶妙な一体感。
不規則に柔らかな部位が混ざったピロピロとした食感と喉越し感が、王道佐野ラーメンらしさをかもしだす。
ネギの風味も良いアクセントにきいていて、ゆずの爽やかな柑橘系の香りが鼻腔をくすぐる。
淡麗ゆえに少量でも柚子の風味がしっかり感じられていい。
バラロールチャーシューは、栃木県産の桜山豚を使用しているそう。
野生的な香りが全くなく、これだけしっかり脂身があるのにクドくないのでスープの邪魔をしない。
炙りが入っているので、口に含むと脂が溶け出す。
後半になるにつれ、チャーシューの旨みと香ばしさが溶け出しより一層コク深い味わいに変化する。
ばら海苔と一緒に食べてみよう。
海苔の磯感がしっかり感じられ、スープの旨みのポテンシャルが引き上げられる。
少量だけど存在感とても強い。
完飲は避けるようにしていたが、我慢できずに完飲ごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある佐野ラーメン神楽に行ってみた。
こだわりのスープに麺、チャーシューなどの具材にもこだわりを持った一杯が味わえる。
朝から食べても罪悪感感じさせない淡麗であっさりとした口当たり。
王道佐野ラーメンをブラッシュアップさせたような一杯。
朝から営業しているので、朝ラーがてら立ち寄るにもおすすめだ。