栃木県下都賀郡壬生町にある幸来食堂 金龍閣。
「有吉の世界同時中継」や「オモウマい店」にも登場した壬生町で注目のお店。
海鮮に蕎麦などの和食から中華にラーメンまで揃う。
中でも人気なのが、新鮮なネタが山盛りの名物海鮮丼。
今回はそんな名物海鮮丼を味わいに幸来食堂 金龍閣に行ってみた。
幸来食堂 金龍閣
今回訪問したのは栃木県下都賀郡壬生町、東武宇都宮線壬生駅より車で5分、県道2号線栃木街道沿いにある「幸来食堂 金龍閣」。
かつて和食屋さんのあった場所に2021年に3月31日にオープンしたお店。
海無し県栃木ながら、厳選したマグロを一頭買いすることで実現したボリューム満点でありながらリーズナブルな価格設定、静岡・高知などから直送の新鮮魚介や地元産の食材を使用するこだわり。
そんな新鮮なネタを贅沢に使用した山盛りの海鮮丼が名物で、お店に訪れた大多数が海鮮を注文するほど。
海鮮丼に揚げ物をトッピングした、総重量1kg超えの型破りなG系海鮮丼「金龍山」なども注目。
新年には特別な海鮮丼も登場するのでSNSを要チェックだ。
番組登場のアピールハンパない!
また、2023年10月31日放送のTV番組「有吉の世界同時中継」、最新では2024年12月17日放送の「オモウマい店」に登場するなど、壬生町で今注目のお店。
駐車場
お店は十字路沿い、壬生方面から北側の県道沿いと西側の店舗裏側に入り口あり。
駐車場は舗装されたスペースが15台、店舗南側の砂利のスペースが6台ほど駐車可能。
幸来食堂 金龍閣の店内
風貌室ではジャック・スパロウっぽい人がお出迎え。
その横の籠には老海賊コットンのオウム的な、ルリコンゴウインコのレックス君もお出迎え。
店内入ると正面がレジカウンター、左手に厨房。
左手手前側には店内での待ち席が3席ほど。
通路には模型やプラモデルなどが趣味と思われる店主のコレクションが展示されている。
入り口から左手手前方向にL字の店内。
手前の窓際にはカウンター席が4席。
奥は仕切りのある半個室の6人掛けのテーブル席が6室ほど、1番奥に個室。
卓上調味料は、醤油、ラー油、胡椒。
幸来食堂 金龍閣のメニュー
利用方法
- 満席時は名簿に記帳して待機
・店内入って右手に待ち席2席あり。
・名前を呼ばれたら店内へ - 案内された席に座る
- 口頭にて注文
・海鮮丼はデフォルトの酢飯400gあるので減量など変更可 - 食後は入り口近くのレジにて精算撤収
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
幸来食堂 金龍閣行ってみた
訪問したのは2024年12月15日の10時半ごろ。
すでに先客1名待ち、オープン20分前から少しずつ来季はあるも、オープン時には後客2組5名ほど。
気づけばあっという間に満席で待ちが発生、帰る頃には1組待ち状態。
複数人での来店がほとんどで、ソロプレイヤーならカウンター席狙いですぐに座れるかもしれない。
贅沢山盛り海鮮丼セット
今回チョイスしたのは「オモウマい店」にも登場の、ルール違反のオモウマい海鮮丼『贅沢山盛り海鮮丼セット』。
山盛り海鮮丼にドリンクと特製デザートが付いたセット。
メインの海鮮丼に、味噌汁、小鉢に漬物と切り干し大根の煮物、冷奴、マグロのあら煮。
そしてデザートの杏仁豆腐とドリンクはウーロン茶(アイス)をチョイス。
まずは味噌汁からひとくち。
わかめとネギの味噌汁で、出汁の旨みと味噌のコクが沁みる。
メインの山盛り海鮮丼は、タワーのような盛り付けがインパクト抜群。
天然南まぐろの赤身にトロや藁焼き、塩トロタタキ、高知直送天然鰹に天然ハマチや真鯛にヘダイ、山形直送天然スルメイカをはじめ、ボイルエビ、生エビ、エビの殻揚げ、しらす、いくら、ホッキ貝、玉子など22種類のネタが盛り付けられている。
丼には山盛り400gの酢飯が盛り付けられている。
見た目はボリューム満点でヤバいが、ちょい小ぶりな300gサイズ程度の丼に盛り付けられている。
ネタと酢飯合わせて概算で700gほどはあるのだろうか。
丼のサイズの効果で上に高くなってはいるが、一般的な丼で換算すればそこまで強烈な量ではないと思うので平均的なキャパならちょうどよい満腹感程度な量なんじゃないだろうか。
一旦、皿にネタを待避させ、ネタに隠れていたわさびを小皿に移し醤油で溶かしていただこう。
南マグロの赤身からいただこう。
表面の艶があり色味も綺麗だ。
しっかりした肉質で旨みがのっている。
クセもなく旨い。
まさかのネタの下からトロとハマチ(だった気がする)の握りというサプライズ。
脂がのっていて口のなかで溶けるようだ。
脂に甘味があり、濃厚なマグロの旨み感じる。
ほんのり甘味と酸味きいた酢飯は粒が立っていて、濃厚なネタとの一体感抜群。
食べ進めるほどに新たなネタが現れる。
エビの殻揚げはサクッと香ばしく、噛むほどに旨み溢れる。
真鯛の漬けは旨み濃厚でそれでいてあっさり。
煮切り醤油のまろやかな味が、ネタの旨みを引き立てている。
藁焼きは燻された芳ばしい香りが広がり、レアステーキのようなしっかりとした味わいだがあっさりとした後味だ。
生エビはねっとりした口当たりで甘味があって濃厚な旨み広がる。
対してボイルエビはプリっとした口当たり。
ネギトロはトロッとして濃厚な旨みで、わさび醤油をちょっと垂らして味わうと最高で酢飯との相性も抜群。
最後はホッキ貝としらす、いくらを乗せて味わう。
しらすのほんのりビターなアクセントと旨み、ホッキのザクサグとした食感のアクセントも心地よい。
一気に酢飯をかっこみごちそうさま。
と言いたいところだが、〆は杏仁豆腐。
プルンとした口当たりで、杏仁豆腐ならではの甘い香りが広がる。
濃厚クリーミーで甘味があるけど、後味はあっさりとしていて口腔内が癒しに包まれる。
デザートも堪能したことだしごちそうさま。
最後に
栃木県下都賀郡壬生町にある幸来食堂 金龍閣に行ってみた。
オープン間際で待ちが発生するほどの人気。
名物の山盛り海鮮丼はビジュアルのインパクト半端ない。
どれも旨いネタばかりで、ペロリといけてしまう。
実は先入観で大きな丼に山盛りなデカ盛りメニューを想像していた。
視覚効果をうまく利用したメニューで、想像しているよりも量は多くはない(まぁ一般的なものと比べたら多いけど)ので恐れずにチャレンジしてみてほしい。
でもネタは多いので食べ応えは満点、お得感ハンパないので気になる人はお店に行って自分の舌で確かめて欲しい。