栃木県佐野市にある青竹手打ラーメン日向屋。
もっちりピロピロ食感の手打ち麺に透明度のある澄んだスープが絶妙なバランスの佐野ラーメンが味わえるお店。
佐野市の郊外にありながら平日休日問わず、オープン前から行列のできる、佐野市のラーメン店でTOP3常連の人気店。
王道至高のラーメン、主役を邪魔せずかつ親和性抜群の餃子もおすすめだ。
今回はそんな青竹手打ラーメン日向屋に行ってみた。
目次(タップできる)
青竹手打ラーメン日向屋
今回訪問したのは栃木県佐野市免鳥町、両毛線・東武佐野線「佐野駅」より車で8分、佐野フルーツライン沿いに店を構える青竹手打ラーメン日向屋。
佐野ラーメンの名店「田村屋」で修行をした店主の営む、2008年9月9日創業の佐野ラーメン店。
「また食べい」と思える一杯を目指したラーメン作りを心がけているそう。
自家製の青竹手打ち麺にこだわり、雑味のないマイルドなスープが魅力のお店。
佐野市郊外の田園風景広がる立地ながら、平日土日問わず行列ができる。
特に土日ともなれば30組待ち超え当たり前の人気だ。
行列のできる人気店だが、受付端末EPARKが導入されているので、店頭に並ばずに車内などで待機もできるのが非常にありがたい。
駐車場
店舗入り口はフルーツライ沿い、店舗前の路地からの2箇所あり。
店舗前に13台ほど駐車可能。
店舗北側の路地を挟んだところに11台ほど駐車可能。
旧50号線(県道67号線)「免鳥町交差点」、店舗から徒歩2分ほどに臨時駐車場あり。
青竹手打ラーメン日向屋の店内
店舗入り口横に受付用のEPARK端末あり。
入り口前に待ち席、店内にも数席の待ち席あり。
白を基調とした明るい店内。
正面右手に厨房、その手前にカウンター席が4席。
その背後窓際に4人掛けのテーブル席が2卓あり。
入り口左手の板張りの小上がりに4人掛けの座卓が4卓。
厨房左手のレジ横に置かれた「おこげ煎餅」に非常に購買意欲を掻き立てられる。
卓上調味料は、胡椒・醤油・酢・ラー油。
青竹手打ラーメン日向屋のメニュー
利用方法
- 店舗入り口横のEPARK端末にて受付して整理券を発券
・10時よりの受付可能※EPARKアプリで混雑状況は確認できるが受付は不可
・受付時に携帯番号を登録すると入店可能30分前に連絡あり※システムトラブルで連絡が来ない場合もあるので注意
・人数により受付順番が前後する場合あり
・オープン前でもトイレの利用可能 - 注文するメニューは先にチェックしておく
- 番号を呼ばれたら店内へ、指定された席に座る
- すぐに店員さんが注文を聞きに来るので口頭にてオーダー
- 食後は厨房左手のレジカウンターにて清算し撤収
青竹手打ラーメン日向屋行ってみた
訪問したのは2024年12月20日の昼時。
近場で仕事がひと段落つき、奇跡的に待ちがまったくいなかったので考えるよりも早く条件反射的に即来店。
ブルーロック的に言えば「考えるな、感じろ!」、ブルース・リー的に言えば「DoN'T Think Feel」というやつか。
先客は8組、後客多数で即駐車場MAXのオープン後には外待ち多数状態。
EPARKにて受付を済ませ、番号を呼ばれたら店内へ案内された席に陣取ると、ゴールはさせんと愛空ばりに店員さんがすぐに来るので注文を済ませる。
NACK5流れる店内で待つこと20分あまり。
チャーシュー麺
今回チョイスしたのはチャーシュー麺。
6枚のバラロールチャーシュー、メンマ、刻みねぎがたっぷり添えられている。
まずはスープからひとくち。
スープは透明度のある琥珀色で、浮かぶ脂はくすみなく透明でキラキラと輝いている。
口に含むと動物系のクセなく芳醇な香りと旨みが広がる。
スープには鶏ガラ・豚ガラ・牛すじ・香味野菜・昆布や魚介などを使用しており、ガラの旨みや香味野菜の旨み感じる。
スープで一緒に煮込まれるチャーシューの旨みが溶け出し、動物系の旨みがより一層ガツンと感じられる。
カエシのコク感と塩気も絶妙で、スープのポテンシャルを何倍にも引き上げる。
昆布や魚介の風味がきいていてコク深く甘い余韻感じ、ほんのりスパイス感にコク旨感がより一層引き立つ。
それでいてマイルドで雑味のない味わいが後を引き完飲を誘う。
麺は店内で打つ、自家製の青竹手打ちのストレート麺。
手打ちならではの不均一感にスープの絡みも増し、ズルズルと啜るたびに芳醇な香りと旨みが広がる。
不均一ゆえのもっちりコシ感と柔らかな食感は王道のピロピロ麺ならでは。
噛むほどに小麦の風味広がり、スープの風味と融合し後を引く味わいに箸も止まらない。
バラロールチャーシューは、柔らかホロホロで脂身は溶けるよう。
スープで煮込まれているので旨みを存分に吸収、野生的な雑味も感じさせない。
メンマはサクサクとした食感心地よい。
刻みネギの風味がスープとの親和性抜群で、スープの旨みを引き立てる良い仕事している。
餃子3個
佐野ラーメンといえば餃子は外せない。
餃子3個を注文。
一般的な餃子より若干大きめでウェーブがかかっているのが特徴的。
焼き加減も絶妙だ。
まずは何もつけずにそのままで味わってみる。
皮は厚すぎず薄すぎず絶妙な噛み応えで焼き目の香ばしさが引き立つ。
具材は豚ひき肉・キャベツ・玉ねぎ・ニラ・にんにく・生姜が使用され、ザクザクとしたキャベツの食感が特徴的。
肉の旨みと香味野菜の甘みきいたエキスが溢れ出す。
具沢山だがあっさりとしているので食べやすい。
今度はタレをつけて食べてみよう。
この味わいだとベストな構成は醤油と酢にラー油を通常の3倍くらいか。
酢醤油が旨み引き立て、ラー油の辛味が全体的な味わいをまとめ上げる。
ニンニクの風味、肉の旨みも際立つ。
完飲をしない方向で過ごしてきたが、我慢できずに完飲ごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある青竹手打ラーメン日向屋に行ってみた。
さすがは佐野市内でTOP3に君臨する行列のできる人気店。
雑味なくマイルドなスープは完飲誘い、自家製の青竹手打麺も抜群の一体感。
完飲不可避の一杯だった。
佐野市内のセブンイレブンでは日向屋のチルド麺も販売されているので、お店が混みすぎてフラれた際にはワンチャン候補に入れてみるのもアリか?
行列必至なので、時間に余裕を持って訪問がおすすめだ。