栃木県佐野市にある「れすとらん池」。
創業35年を超える、昭和レトロな洋食レストラン。
安くて美味しいだけじゃなく、ボリュームも満点。
鉄板焼きから、これぞ洋食屋さんのオムライスといったメニューからパフェなど揃う。
定食メニューやセットメニューなども揃い、リーズナブルな価格で味わうことができる。
今回はそんなれすとらん池に行ってみた。
れすとらん池
今回訪問したのは栃木県佐野市植下町、佐野駅より車で9分、住宅街の一角に店を構える「れすとらん池」。
青い瓦屋根が特徴的な昭和レトロ感満載な一軒家レストラン。
創業より35年以上の歴史あるお店。
価格設定が昭和に逆行してるんじゃないかレベルに安価で、それでいてボリューム満点かつ美味しい料理の数々を味わうことができる。
ワンオペのため提供に時間がかかることはあるが、居心地がよくのんびりと過ごせるので気にならない。
手作りのデミグラスソースや地元米、寿養卵などこだわりの食材を使用した料理の数々が揃い、ランチやディナー、居酒屋メニューなどシーンに合わせて利用可能だ。
駐車場
駐車場は店舗前に4台ほど斜め停め可能。
れすとらん池の店内
ジャズの流れる店内、アジアンチックな調度品の数々がなんとも不思議な空間。
店内入ると正面厨房、その手前にはカウンター席が3席。
背後に4人掛けのテーブル席が3席、左奥にはちょっと半個室感のある4人掛けのテーブル席が2卓。
右手には小上がりがあり、4人掛けの座卓が2卓。
2階には宴会席も完備。
卓上調味料は、ミツハソース、醤油、黒胡椒、ピンクソルト。
れすとらん池のメニュー
※容器代+50円でテイクアウト利用可。
れすとらん池行ってみた
訪問したのは2024年12月19日の13時過ぎ。
仕事がひと段落し、遅めの昼食に訪問。
先客は1組2名、後客2組3名。
さっそくメニューをチェック、店主のおばぁちゃんにオーダーを済ませる。
待つこと20〜30分ほど、お待ちかねの料理の登場だ。
デミオムライスセット
今回チョイスしたのはデミオムライスセット。
メインにスープとサラダ、ドリンクがセットになったメニュー。
まずはスープとサラダから先に提供される。
キャベツの千切りにレタス、紫玉ねぎのスライスににんじん、きゅうり、トマトなどの具材。
マヨネーズとフライドオニオンがトッピングされ、フレンチドレッシングで味付けされた一品。
シャキシャキの野菜の旨みにフライドオニオンの香ばしさがよいアクセントにきいている。
フレンチドレッシングというチョイスもいいじゃないか。
サラダひとつにもひと手間かけられていて、このお店当たりの予感しかしない。
そしてスープ。
フレッシュな玉ねぎやトマト、ピーマンのスライスが加えられているコンソメスープ。
野菜の旨み感じるスープは、玉ねぎのシャキシャキ感に辛味、トマトの甘みと酸味にピーマンのビターなアクセントが良い。
黒胡椒きいていてコク深いスープが後を引く旨さ。
スープひとつにここまでひと手間かけるあたり、以下略。
そしてお待ちかねのデミオムライスの登場だ。
中央に鎮座するオムライス、その手前にはたっぷりの手作りデミグラスソース。
奥には福神漬けとパセリが添えられている。
いまどきのフワとろ系ではなく、これぞ洋食屋さんのオムライス然とした硬派なビジュアル。
まずはオムライスのみでいただこう。
卵は程よい厚みでしっかり火の通った硬め焼き加減、ライスはしっとりとしつつホロリとした口当たり。
具材は玉ねぎと鶏肉、そしてケチャップの甘みと酸味きいたケチャップライスが懐かしい味わい。
今度はデミグラスソースと一緒に味わってみる。
トロミのある口当たり。
ほんのり酸味とスパイス感じ、野菜やマッシュルームの旨み溶け出す濃厚コク旨な味わい。
ハッシュドビーフの味わいにも近いが、トマトの酸味感じる味はどちらかと言えばハヤシライスのルーに似た味わいでライスとの親和性抜群。
ボリュームもあって食べ応えも満点だ。
素朴な味わいとその旨さにスプーンも止まらず一気に完食。
〆はホットコーヒーで一息。
最後に
栃木県佐野市にある「れすとらん池」に行ってみた。
昭和レトロな街の洋食屋さん的なお店で、値段も手頃でかつボリューム満点、しかも美味い。
佐野市にこんなお店がまだ残っていたんだと感動を覚える。
老店主の営むお店だけに、これからも元気で末長く続けてほしいものだ。