栃木県佐野市にある喫茶.903
裏路地にある隠れ家的な喫茶店。
夫婦で営む小さな喫茶店は、昔ながらの雰囲気感じさせる居心地の良いお店。
珈琲ととナポリタンを看板メニューとし、食事だけでなく珈琲とケーキを味わいながらゆっくり過ごすにも最適。
今回はそんな喫茶.903に行ってみた。
喫茶.903
今回訪問したのは栃木県佐野市若松町、両毛線・東武佐野線佐野駅南口より徒歩3分にある喫茶.903。
2024年7月31日オープンの裏路地にある、夫婦で営む隠れ家的な小さな喫茶店。
珈琲とナポリタンを看板メニューにするお店。
駐車場から歩くと、本当にここでいいのかレベルのガチな裏路地の先にお店はある。
店主である松島さんは、佐野商工会議所主催の創業塾や、まちなか活性化ビル佐野未来館が主催するチャレンジショップでの経験を経てオープンに至る。
店主の奥様はかつて佐野市役所北のギオン通り沿いに店を構えていた喫茶店チェックの店主の娘さんで、きっとそのお店の想いも受け継いでいるのだろう。
なんとも雰囲気のあるお店だ。
お店の看板メニューであるスキレットで提供される『くまさんナポリタン』は、子供の頃に食べたナポリタンの味を再現しているそう。
こだわりの『くまさんブレンド珈琲』は、3種類のブレンドを独自ブレンドした一杯。
食事だけでなく、珈琲と美味しいケーキを味わいながらのんびり過ごすのもおすすめだ。
駐車場
駐車場はお店から100mのところにあり。
駐車場には2台駐車可能。
奥の住宅に黄色いワンボックスのワーゲンが停まっているが塞いでしまって問題ない。
喫茶.903の店内
昔ながらの喫茶店を思わせる懐かしい雰囲気に包まれた店内は、居心地が良く思わず長居してしまいそう。
外観は年季が入っているが、店内は綺麗にリフォームされた別世界。
奥行きのある店内、左手にカウンター席が5席、右手壁沿いには4人掛けのテーブル席が2卓。
卓上調味料は、岩塩・ブラックペッパー・粉チーズ・タバスコ。
喫茶.903のメニュー
タップ拡大可
本日のデザート
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喫茶.903行ってみた
訪問したのは2024年12月19日の昼時。
先客は1組2名、後客多数で満席で振られる人がいたほど。
知る人ぞ知る的な雰囲気だが、喫茶店好きにはメジャーなお店なようだ。
さっそく席に陣取ると注文を済ませ、のんびりと過ごす。
くまさんのナポリタン サラダ・ドリンク・デザートセット
今回チョイスしたのはくまさんのナポリタンのサラダ・ドリンク・デザートセット。
ドリンクはカフェオレのホット、デザートは本日のデザートをチョイス。
カフェオレ
まずはカフェオレから提供される。
メインの提供まで30分ほどかかるので、美味しいカフェオレを味わいながらのんびり過ごす。
芳醇な香りとミルキーでクリーミーな口当たり。
程よいビター感とコク深さ、酸味なくマイルドな味わい。
冬の寒さで冷えた身体も温まる。
サラダは自家製ドレッシング付きだ。
具材はレタスにきゅうり、ミニトマトにコーン。
大葉の風味きいたドレッシングは、玉ねぎの風味と甘味がきいていて、ほんのり感じる黒胡椒のピリッとしたアクセントがいい。
くまさんのナポリタン
メインはくまさんのナポリタン。
熱々のスキレットで提供されるナポリタンは、ジュージューという心地よい音色とともにケチャップ焦げる芳ばしい香りを漂わせる。
昔ながらの太めのスパゲッティに具材は玉ねぎにピーマン、ウインナー。
後掛けのケチャップに、彩りにブロッコリースプラウト、さらにバケットが2枚添えられている。
さっそくひとくち。
ハーフサイズに折ってから茹でられているのだろう、ちょうど良い一口感。
もっちりとした食感と焼き目のパリッとした芳ばしさ心地よい。
オイリー感ある口当たりで、しっかり炒めてケチャップの甘味引き出しつつ、後がけのケチャップでガツンとくるケチャップの酸味とトマトのアクセントをきかせている。
そのままでも旨いが、カスタマイズこそナポリタンの真骨頂。
粉チーズを回しかけ、ブラックペッパーをかけたら仕上げにタバスコを数滴。
一気にコクと旨みが倍増、粉チーズがオイルを吸って濃厚に絡みつく。
タバスコの酸味とピリッとした辛味のアクセントに、全体が引き締まる。
ウインナーの旨み、シャキッとした玉ねぎの食感と甘味、ピーマンのビターなアクセントに昔ながらのナポリタン感を彷彿させる。
スプラウトの風味も良いアクセント。
バケットで残った具材を乗せたり、スキレットに残った旨みをこそげ取って食べるのも最高。
苺のレアチーズケーキ
食後のデザートは、本日のデザートから苺のレアチーズケーキ。
ブルーベリーとカット苺のフローズンフルーツが添えられ、ストロベリーソースがかけられている。
脇にはホイップクリームとスライスキウイ。
濃厚クリーミーな口当たりのチーズケーキ、ほんのり苺の甘酸っぱい風味が絶妙。
フローズンフルーツはシャキシャキで、口の中で溶けてフルーティで甘酸っぱい味わい弾ける。
甘酸っぱいストロベリーソースがフルーツ感を引き立てる。
最後に
栃木県佐野市にある喫茶.903に行ってみた。
隠れ家的な立地とこれぞ喫茶店といった懐かしい雰囲気も堪らない。
料理も美味しくまた来たくなる。
スキレットを使用する料理が多いので、どうしても提供には時間がかかる。
時間に余裕を持っての訪問がおすすめだ。
