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濃厚とんこつ豚無双の濃厚無双ラーメン海苔トッピング。【やばいクレーマーのSUSURU TV.】あの一杯を再現したイベント

2024-07-05

ずるずるずの麺々にもおなじみ、あの「やばいクレーマーのSUSURU TV.」の濃厚とんこつ豚無双の一杯が味わえるイベントが開催された。
ネットミームに登場する架空のラーメン店「濃厚とんこつ豚無双」の「濃厚無双ラーメン」をSUSURUさん自ら作る、ファンならば絶対に食べるべき奇跡の一杯だ。

濃厚とんこつ豚無双とは

濃厚とんこつ豚無双。

話題のネットミーム、ラーメン珍道中さん作のSUSURUさんが絶対言わないようなことを言う「やばいクレーマーのSUSURU TV.」に登場する架空のラーメン店こそが「濃厚とんこつ豚無双」。
作中でSUSURUさんが「濃厚とんこつ豚無双」を訪れ、ラーメンに入っていた異物に対しクレームや暴言を吐き、最後には厨房にまで突入してしまうという内容。

SUSURU TV.の人気爆発のきっかけにもなった。
SUSURUさん自らによる再現も実現。

公開から3年経過した今でも話題は衰えず、「コラ~!」「○すぞ~!」「俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞ」といった代表的なワードは本人自ら多用するほどで、公認のネタとして知れ渡っている。

「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会

「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会では、「やばいクレーマーのSUSURU TV」に登場する「濃厚無双ラーメン」をSUSURUさん自らガチで再現した一杯を味わうことができる。

ことの発端は、中華そば高野の高野氏の「ちょっとSUSURU君ラーメン作ってみたら?」という一言。
これがきっかけとなり、本気でラーメンを作ってみようということになったという。

一週間、144時間かけたガチのラーメン作りは、中華そば高野の高野氏、鷹の目の近藤氏の協力のもと行われた。
麺にもこだわり、菅野製麺謹製の特注麺を使用。
最後には一部の視聴者、友人、ラーメン店店主などに振る舞われ絶賛された。

プロトタイプを作ったその様子は、SUSURU TV.の以下の動画にて一部始終が公開されている。

第二弾として開催されたのが「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会。

2024年6月29日~7月1日までの3日間開催された。
いずれも11:00~15:00まで、1時間区切り(4回)で「濃厚とんこつ豚無双チケット」が事前に販売され即日完売。

会場となるのは東京都JR三鷹駅北口より徒歩6分にある鯨人。

人気店くじら食堂の新ブランドとして2023年6月20日オープンした、豚骨醤油系をメインに提供するラーメン店。
主に徳島ラーメンと家系をブレンドしたような「黒」、博多ラーメンを彷彿させる「白」などが人気だ。

鯨人の店舗詳細
店名   鯨人(げいにん)
住所   東京都武蔵野市西久保1-5-8
電話番号   0422-27-7330
営業時間   11:00-15:00/18:00-21:00
日 11:00-15:00
定休日   日曜夜
お支払い    
駐車場   無し
アクセス   電車:JR三鷹駅「北口」より350m(徒歩6分)
SNS    

「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会メニュー

  • 濃厚無双ラーメン海苔トッピング 1,300円
  • 誠意のチャーシュー丼 300円

「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会に行ってみた

今回訪問したのは東京都武蔵野市、JR三鷹駅北口から徒歩6分ほどにあるラーメン店「鯨人」。

今回こちらのお店を間借りして「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会が開催される。
訪問したのはその2日目の初回11:00〜12:00の回に参加。

イベントではグッズの販売も行われた。

濃厚とんこつ豚無双のSUSURU店主の挨拶を合図に、2日目の「濃厚とんこつ豚無双」お披露目会がスタート。

さーあ濃厚とんこつ豚無双さん、予約チケット制でーす。
今回は豚無双ラーメン海苔トッピングをチョイス、現金にて誠意のチャーシュー丼を追加しましたー。

厨房ではSUSURU店主が初々しさを感じさせる所作で麺あげなどを行っており、

時折ドヤ顔を見せていましたー

うっひょ~~~~~~!

厨房でのラーメン作りも様になってきて、いつからここでお店やってるんですか?なんて聞きそうなってしまったほど。
ファンサービスも怠らないところはさすがプロだなってことで、到着を楽しみに待ってると、

濃厚無双ラーメン 海苔トッピング

こちらが、濃厚とんこつ豚無双さんの濃厚無双ラーメン、海苔トッピングです。

白地に赤の縁取りに雷文らいもんと対をなすように龍と鳳凰が描かれた丼には、豚を究極まで炊き上げた夢想ならぬ無双転生状態のダークブラウンなスープが存在感あるビジュアル。

俺の記事程度でこの店潰すことなんてできないんだぞってことで、いただきま~~~~す!

トッピング類は小葱に背脂、糸唐辛子、海苔、バラロールチャーシュー、そして低温調理の吊るし焼きレアチャーシューが気になるぞってことで、

まずは、背ガラとゲンコツを長時間煮込んだスープを啜ってみると、おおっ、このスープめちゃくちゃ濃厚うめぇぃ!

背ガラと砕いたゲンコツを長時間かけて炊き上げたことで骨の髄まで旨さが溶け出し、ザラツキ感はあるもののそれが濃密さに拍車をかけた食べるスープ並の口当たりぃ。
ほんのり奥に感じる野生的な香りたまらなく、バラロールチャーシューを加えて一緒に炊き上げることで、肉の旨みもしっかり感じられてちょめめー!

たいちょー
たいちょー
味するー!!

自作の特製カエシがコクと旨みを引き立て、濃厚だけどクドく感じさせないのはさすがの一言に尽きるってことで、今度は麺を啜ってみると、○すぞ〜〜!!

プリモチとした食感の麺の中には糸唐辛子が入っており、厨房に入るチャンスを失いましたー。

全粒粉入りの中太ちぢれ麺は、店主が菅野製麺所とともにブラッシュアップを重ねて作り上げたこだわりの麺で、濃厚なスープがこれでもかと絡みつき重量感ある啜り心地とプリモチとした食感が気持ちいぃ!

麺量200gと一般的なラーメンより若干多めなのが地味に嬉しく、全粒粉の風味きいた存在感強めな麺がスープとのバランスもめっちゃ良い!!

重厚感あるキャストが揃う映画「お前の罪を自白しろ」のような一見重くて嫌になりそうなのに、ストーリーがテンポよく中弛みすることなく進むように箸がすすみ、主演の中島健人演じる青臭い新米議員が後半には好演が光るように初々しさある店主がここまでの一杯を作り上げるなんて感慨深いものがあるなぁと思いながら、

たいちょー
たいちょー
まぁ見たことはないんですけど

お次はバラロールチャーシューを味わってみれば、スープと一緒に炊いたことで柔らかホロホロとした口当たり。

じっくり1時間ほどスープのカエシに漬け込んだことでしっかり味染みていておいしー。

低温でじっくり10時間ほど火を通し、吊るし焼きで仕上げた低温吊るし焼きモモチャーシューは、絶妙な火入れ加減。

しっとりして程よい噛み応えで、噛むほどに旨み溢れる素人レベルじゃない、お店レベルの味です!

背脂溶かして食べるとコクが増して、若干まろやかな口当たりに変化してひとときの癒しを感じつつ、ネキの風味も絶妙で、海苔と一緒に啜れば海苔の磯感君もいい感じ。

誠意のチャーシュー丼

店主さんからの誠意で「誠意のチャーシュー丼」を買わせてもらいました。

店主の生まれ故郷青森のご当地バーベキュータレで味付けしたチャーシューにネギをトッピング、ご飯も店主さんのご実家の米を使用しているそう。

生姜きいた醤油ベースのタレが甘辛でチャーシューとの相性抜群で、思わず箸が止まらない。

スープをかけて食べるとこれもまたうめぇい。

最後まで大変美味しくいただきましたー。

最終日の濃厚とんこつ豚無双

はい、ごちそうさまでしたー。
濃厚とんこつ豚無双さん行ってきたんですけど、美味かったですね。

ここから3日目をいつも通り風にレビュー

濃厚無双ラーメンは背ガラとゲンコツを長時間炊いたスープがこれでもかと濃厚で、

骨の髄まで溶け出しているだけに、ザラつき感はあるものの、嫌なクドさは全く気にならなくてほんのりビターで奥に感じる野生的な風味も豚無双らしさを醸し出すエッセンス。

あまりの濃厚さに食べるように飲めるスープ。

たいちょー
たいちょー
チャル蔵さんに伺った話によれば、初日よりさっぱりに仕上げてあるとか、初日どんだけ濃厚なのよ?

製麺所と何度もやりとりして仕上げたこだわりの全粒粉入りの中太ちぢれ麺は、スープの絡みがエグいほどで啜れば啜るほどにスープの旨みが広がる。

プリモチした口当たりで、噛むほどに小麦の芳醇な香りと旨みが広がる。

バラチャーシューは大ぶりで、スープと一緒に煮込んでいるので、あまりのホロホロ加減に箸で持つのがやっとだ。

煮込み後にカエシに漬け込んでいるので、味染み加減もよく旨み濃厚。

低温吊るし焼きチャーシューは絶妙な火入れ加減。

柔らかく程よい噛み応えで、しっとりジューシーで香りもとても良い。

海苔を絡めて食べると、海苔の磯感が旨みを引き立てる。

海苔あと10枚はいける。

小葱の風味もスープと絶妙にマッチ、背脂を解いて食べればスープのコクが増し、まろやかな味わいへの変化も楽しめる。

「誠意のチャーシュー丼」は生姜きいた醤油ベースの甘辛タレが肉との相性抜群で、チャーシューの旨み引き立てご飯がすすむ。

初お披露目会にして、すべてがお店レベルの完成度だった。

ごっそれい。
それではたいちょーの非公式キャチフレーズ、濃厚とんこつ豚無双さーん、○すぞ〜〜〜!
荒々しく濃厚なスープがいいですよね。

最後に

SUSURUさんがガチで再現した濃厚とんこつ豚無双のお披露目会に行ってみた。

これでもかというほどに濃厚なスープは、豚の旨みが濃縮し食べられるんじゃないかレベルに昇華。
プリモチとした中太ちぢれ麺は全粒粉きいた存在感ある風味と食感で、スープとの一体感が抜群。

バラチャーシューはやわホロで、モモチャーシューはもう完全にお店レベルの完成度。

誠意のチャーシュー丼にさりげなく生まれ故郷のご当地エッセンスを加えるあたりがニクい演出だ。

近日一般発売するかもしれないそうなので、今回食べられなかった人は是非その時にでも味わってみてほしい。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県をメインに全国の美味しいグルメを食べて、お店や料理の情報を中心に紹介。ラーメンネタ率が非常に高めです。

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