松屋&松のやでは、2025年6月10日より『創業ビーフカレー』を発売。
創業当時の伝説の味『ビーフカレー』を期間限定にて復活。
じっくり炒めた玉ねぎの甘みと芳醇なスパイスの香り感じる、どこか懐かしく奥深い味わいの一品。
松屋ではシンプルさを重視した『創業ビーフカレー』、松のやではこだわりのロースかつがのった『創業ビーフロースかつカレー』を販売し、どちらのカレーが最強かを競い合っている。
果たしてどちらのカレーが最強なのか?
頂上決戦の勝敗は?
創業ビーフカレー
松屋フーズでは、松屋および松のやにおいて2025年6月10日(火)10時より『創業ビーフカレー』を発売。
出典:松屋フーズ
2026年で創業60周年を迎えるにあたり、特別企画として限定復活したメニュー。
松屋フーズの原点とも言えるこだわりのビーフカレー。
じっくり炒めた玉ねぎの甘みと芳醇なスパイスの香り感じる、どこか懐かしさを感じる奥深い味わいの一品。
今回松屋では余計なものはトッピングせずシンプルさを重視した『創業ビーフカレー』、松のやではこだわりのロースかつをトッピングした『創業ビーフロースかつカレー』を各自発売。
頂上決戦と称して、お互いにこれまでこだわってきた部分を活かしたメニューで勝負を挑む。
勝利を手にするのは果たして?
創業ビーフカレーの詳細
松屋 創業ビーフカレー食べてみた
今回訪問したのは栃木県佐野市浅沼町。
松屋と松のやが併設される佐野店。
今回食べるのは松屋の創業ビーフカレーのトッピングバージョンの創業ビーフカレギュウ。
創業ビーフカレーにライスは特盛。
ライスの上には定番の牛がトッピングされ、福神漬けが添えられている。
頂上決戦では松屋は何ものせないシンプルな美味しさを、と銘打っているがまぁそこは気にしないことにする。
まずはシンプルにカレーとライスのみで食べてみる。
しっかり炒めた玉ねぎの甘みとスパイスの豊かな香りをあわせたというカレー。
スパイシーな香りが鼻腔を抜ける。
ほどよいトロミ感が米との一体感抜群。
野菜の甘みや旨み、牛肉の旨み溶け出した濃厚な味わいで、ほんのりビターな余韻も相まってコク深く後を引く。
牛肉はじっくり煮込まれ柔らかではあるが、弾力も残っているので肉感感じられ食べ応えも増している。
シンプルにこれだけで完成されていて、確かに余計なトッピングは不要なくらいに旨い。
今度はトッピングの牛と一緒に食べてみる。
牛の旨みがブーストされ、玉ねぎの甘みも増してコク深さと旨みが跳ね上がる。
たしかに何もトッピングしなくても完成された味ではあるが、牛肉本来の味がより一層引き立つのでこの選択は正解といって間違いない。
松のや 創業ビーフロースかつカレー食べてみた
松のやでチョイスしたのは、創業ビーフロースかつカレー。
創業ビーフカレーをベースに、松のやの王道一枚一枚を手仕込みされたロースかつが鎮座する。
ライスは安定の特盛、みそ汁付きだ。
特盛ライスというもあるが、カツがのるだけでこの圧倒的な存在感。
まずはロースかつからいただこう。
ファストフード系のとんかつといえば、煎餅みたいな薄いものが多く辟易としていたが、松のやは違う。
分厚いとまではいかないが、十分な厚みを保持しており断面からはクリアな肉汁がしたたる。
軽くソースをかけて食べてみれば、衣はサクッと軽く油もクドくない。
身は柔らかジューシーで、噛むほどにほんのり甘みある肉の旨みが広がる。
スパイシーなソースの風味が旨みを引き立て、肉はクセもなくシンプルに旨い。
ビーフカレーは松屋フーズ原点の味なので松屋と同様。
これをロースかつと合わせたらどんな化学変化が起きるのだろう?
かつカレー、それは至高の食べ物。
どこか懐かしさあるカレーにとんかつ、この組み合わせに間違いなどあるはずもない。
カレーのスパイシーでコクのある味わいに豚肉の旨みも引き立ち、サクサクとした衣の食感のアクセントも最高。
旨い×旨い=もっと旨いの方程式が成り立っている。
かつにソースをかけ、カレーと合わせる。
これぞ王道。
ソースのスパイシーでフルーティーな甘みがコクをさらなる高みへと誘う。
ロースかつが重量感あるが、〆にみそ汁を啜ると口腔内もリフレッシュ。

最後に
松屋と松のやの創業ビーフカレー頂上決戦食べ比べしてみた。
創業ビーフカレーがかなり完成度高く満足感ハンパ無い。
コク深い味わいと絶妙なスパイス感がヤミツキになる。
はっきり言って松屋と松のや、どちらもよいところがあり甲乙つけ難い。
好みにもよるので是非自分の舌で確かめてみてほしい。