栃木県栃木市にあるから揚げかずちゃんち、特製トッピングソースが便利すぎで食事が捗りすぎる。
かずちゃんちにはレギュラーメニュー以外に、お店に行かないとわからない日替りサブメニューが存在する。
これはもうお店に来た人の特権とでもいうべきか、不定期でつくるメニューに表記されない商品が販売されている。
漬物だったり厚焼き卵・半熟煮卵(※準レギュラー)など多岐にわたる。
中でも新メニューの「手作りタルタルソース」「手作り油淋鶏ソース」は、から揚げの味変だけでなく揚げ物など他の料理にも流用可能なレアメニュー。
今回はそんなレアメニューを手に入れたので実際に食べてみた。
かずちゃんち 日替りサブメニューが熱い!
今回訪問したのは栃木県栃木市大平町、東武日光線新大平下駅より車で7分にある「から揚げかずちゃんち」。

たまたま昼飯を買いに立ち寄ったら出会ってしまった。
デカ盛りやレアメニューの数々に。
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【栃木県栃木市】から揚げかずちゃんち。揚げたてから揚げ・じゃがいも入り焼きそばが人気のテイクアウト店
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中でも目を引いたのがいろんな料理へのアレンジの可能性を秘めた2品。
『手作りタルタルソース』と『手作り油淋鶏』だ。

この商品を見た瞬間、どんなアレンジができるだろう、あれに合わせたらどうだ?こういうのはどうだ?
そんな思考が頭の中をぐるぐると巡っていた。
もう条件反射のごとく、パッと手に取り購入していた。

メニュー詳細

※日替りサブメニューのため販売されていない場合あり
手作り油淋鶏
まずは手作り油淋鶏。

ちなみに
日本で食べられている油淋鶏は正真正銘の中華料理というイメージがあるが、実は全然違う。
本来の中華料理では「油淋鶏」とは丸鶏を油で揚げた鶏肉料理のことを指し、甘さ控えめな香味ダレで味付けをする料理。
日本で言うところの油淋鶏は独自に進化したオリジナル料理で、一口大のから揚げ(鶏肉1枚を焼いてカットするものもあり)に醤油きいた甘酸っぱい香味ダレをかけた料理を意味する。
大さじ5強の油淋鶏ダレ、刻みネギがたっぷり入っている。
醤油と酢の化学反応から生まれる、香ばしく酸味のきいたかおりを感じる。

一口味わってみると、甘酸っぱくてゴマ油の芳ばしい香りが鼻腔をぬける。
醤油の風味際立ち、甘み・酸味のバランスが絶妙で、ネギなど香味野菜の香りのエッセンスにタレのポテンシャル高まる。
アレンジとか色々あるけれど、油淋鶏ダレの真骨頂はから揚げの味変にある。
もう思考停止でそれだけでいいくらい完成された味だ。
ということでかずちゃんのももから揚げにたっぷりかけて日本式油淋鶏の完成だ。
※ここにタルタルソース合わせて鶏南蛮風という選択肢もある

もうこれだけで旨いってわかる圧倒的な存在感。

さっそく食べてみよう。

本来はムネ肉でいくべきだろうが、もも肉でも油淋鶏ソースのパワーは健在。
サクッとした衣の食感にジューシーな肉汁溢れるから揚げ、そこに甘酸っぱい油淋鶏たれの風味が合わさると何個でも食べられそうなあっさりさっぱりとした味わいに変化。

ネギの香ばしさも良い仕事しているが、醤油の風味と甘み・酸味のバランス絶妙でから揚げの良さもしっかり引き立てている。
これはもう他のアレンジはいらない。
から揚げにかけるのが最適解。
手作りタルタルソース
続いて本命の手作りタルタルソース。

ちなみに
タルタルソースが日本で初めて市販されたのは1966年(のちにキューピーが11月14日をタルタルソースの日に制定するが発売日ではない)にキューピーが製造・販売したのがはじまり。
洋食の普及とともに日本に定着した。
ここでも日本独自の進化があったのは言わずもがな。
当時はピクルスの代わりにらっきょうや柴漬けが使用され、現在でも家庭的なタルタルソースに利用されることも多い。
またマヨネーズベースに刻んだゆで卵・香味野菜を加えるのは日本独自のもの。
19世紀から20世紀初頭にヨーロッパで活躍した料理人ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ(1846-1935)がタルタルソースの生みの親とされており、1903年に刊行されたエスコフィエの著書「ル・ギード・キュリネール(Le Guide Culinaire)」に「タルタル」と表記されたレシピが記載されている。
ちなみにだが、タルタルの語源は諸説あるが、中央アジアの遊牧民「タタール族」(フランス語でTartareと表記)とされている。
遊牧民が馬肉と香味野菜を刻んで食べていた料理が「タルタルステーキ」としてヨーロッパに広まったのが始まり。
フランス語でタルタル(フランス語でtartar表記)は「異国風」を意味することからも納得。
近代フランス料理の父とも呼ばれるエスコフィエが、タルタルステーキ(異国風のステーキ)から着想を得て考案したのがタルタルソース(異国風ソース)と考えるとすべてがつながる。
みじん切りにしたゆで卵がたっぷり、ピクルス入りのお馴染みの王道スタイル。
マヨネーズの酸味を帯びた香りただよう。

このまま食べてみると、卵感がとても強く、マヨネーズの風味やピクルスの酸味相まって非常にコク深く旨みも強い。
ゆで卵がたっぷりなので食べ応え感満点で、濃厚まろやかな味わいがあとを引き、このままでもとても旨い。
から揚げ
やはり王道はから揚げにタルタル。

甘辛なタルタルソースもあるけれど、下手をすれば本来の味を台無しにしてしまう存在感がある。
それに比べてこのソースはどうだ、甘辛くなくさっぱりとした酸味に程よい塩味きいていて具材との親和性が高い。

から揚げとの化学変化で旨みのポテンシャルが跳ね上がる。
エビフライ
これも王道のエビフライ。
甘酸っぱくない、このタルタルソースだからエビフライとの相性も抜群。

メインのエビフライにキャベツの千切り、カットレモンとタルタルソースを添えて。


まずはタルタルソースだけつけて食べてみると、一気に満足感がアップ。
エビフライとの親和性は抜群だ。
やはりタルタルソースは裏切らない。

今度はエビフライにソースをかけ、タルタルソースを絡めて食べてみる。

ソースをかけただけでぐっと旨みが増している。
甘辛スパイシーなソースがエビフライの旨みを高め、同時にタルタルソースとの一体感も増している。
これはソース必須ですわ。

そして余ったタルタルソースはキャベツに絡めて。
卵感が強いのでこれだけでご飯のおかずとして十分戦える。

ポテトサラダ
改めて後日購入したタルタルソースを使用したタルタルチキンポテサラ。
一口大の唐揚げをつくり、茹でて崩したじゃがいも・細かくカットして水にさらした玉ねぎ・みじん切りにしたピクルスと混ぜ、塩胡椒で味を整えただけ。

今思えば玉ねぎはみじん切りではなく薄切りが正解だったが、まぁそこは気にしないことにする。
卵感が強いので濃厚コク旨で、マヨネーズの風味も活きている。
甘くないタルタルソースだからこそできる、このアレンジ。
一度冷蔵庫で寝かせたので味も馴染んでいる。
一口大のから揚げも正解だ。
親子丼ならぬ親子ポテサラといったところか。
最後に

かずちゃんちのサブメニューの味変アイテムをアレンジしてみた。
王道安定のから揚げとの親和性の高さ。
アレンジすることで可能性無限大。
何が売っているかはその時次第。
数量限定・売り切れ次第終了なので、お店に訪れた際には注文カウンター横の冷蔵庫を覗いてみては?
