栃木県佐野市にある めん一番。
青竹手打ちの佐野ラーメン店。
名物の佐野ラーメンだけでなく、チャーハンも旨いも評判。
地元で評判のお店で老若男女問わず訪れる。
今回はそんな「めん一番」に行ってみた。
めん一番
今回訪問したのは栃木県佐野市浅沼町。
東武佐野線佐野市駅より車で5分、東産業道路沿いに店を構える「めん一番」。
栃木県栃木市岩舟町にある共栄ラーメンにて修行した初代店主が創業したお店。
昨年改装され今風にリニューアルされた。
特徴的な形状はそのままに。
佐野市堀米町にて共栄ラーメン佐野店としてオープン、その3年後に現在地に移転してめん一番をオープン。
創業より30余年の親子2代に渡って営むお店。
名物は青竹手打ちの佐野ラーメンだけでなく、チャーハンも旨いと地元で好評だそう。
駐車場
敷地入り口は県道沿いと脇道沿い。
駐車場は店舗前の道沿いに合計16台(軽専用1箇所あり)駐車可能。
めん一番の店内
風防室を抜けて店内入るとすぐに店内待ち席。
リフォームされた綺麗な店内。
左手窓際には2人掛けと4人掛けのテーブル席が1卓ずつ、奥側小上がりに6人掛けの座卓が2卓。
さらに最奥には個室があり、6人掛けの座卓が2卓。
手前側厨房前にはカウンター席が5席。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・胡椒・七味。
めん一番のメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
- 口頭にて注文を済ませる
- 食後はティッシュなどのゴミは備え付けのビニール袋に入れる
- レジにて精算撤収
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めん一番行ってみた
訪問したのは2025年3月31日の15時過ぎ。
遅めの昼飯に訪問だ。
先客は4組10名ほど、後客複数組と夕飯には早い時間帯ながら賑わっている。
厨房からは中華料理店さながら中華鍋を振るう音が響く。
この音から推測されるその鍋捌き、チャーハンに正解の予感しか感じない。
さっそくカウンター席に陣取ると、メニュー表をチェック。
醤油に塩、味噌、さらにはセットものやトッピングも充実、チャーハンが人気というだけありチャーハンも3種類の品揃え。
ここは直感を頼りに即断即決。
今回チョイスしたのは生姜ラーメンとチャーハン。
生姜ラーメン
これが生姜ラーメンだ。
王道の透明度のある琥珀色したスープ。
トッピングはバラロールチャーシュー2枚、ネギ、メンマ、わかめ、ナルト、千切り生姜。
まずはスープからひとくち。
見た目はクリアだけど塩味のきいた濃いめの醤油スープ。
鶏ガラや豚の旨み、野菜の旨みに甘み感じる。
生姜から溶け出す風味がビリリときいていて、スープのコクが増している。
麺は定番の青竹手打ちの手もみ中太麺。
やわもちで噛むほどに小麦香る。
スープの絡みもよく、啜るたびにスープの旨み広がる。
ネギの芳ばしさもよいアクセントにきいている。
今度は生姜を添えて食べてみる。
ピリリととした生姜の辛味と爽やかな風味に、より一層マイルドな味わい。
それでいてスープのコク旨みは引き立つ。
チャーシューはやわほろで、脂身はトロリと溶ける柔らかさ。
あっさりとしつつ、クセも気にならない。
メンマはやわサク。
わかめと一緒に食べると出汁感広がりコクが増す。
王道の昔ながらな佐野ラーメンが間違いない一品。
チャーハン
チャーハンも食べてみよう。
ネギに卵とシンプルで頂点に紅生姜が添えられている。
ちょっと嬉しい野菜サラダ付きだ。
野菜サラダは中華ドレッシングで味付けされたシャキシャキ野菜。
それではさっそくチャーハンをひとくち。
もっちりパラパラ系。
卵の甘みとふんわり感があり、ネギの香ばしさが旨みを引き立てる。
鍋をしっかり振っているので、米にまとわりつく油のクドさなどもない。
紅生姜と一緒に味わえば、さっぱりとした味わいにレンゲも止まらない。
今度は胡椒をかけてみよう。
胡椒のスパイス感が加わりコクと旨みがマシマシ。

素朴で普通だけど、王道の昔ながらなラーメン屋さんのチャーハンといった味わいがたまらない。
最後に
栃木県佐野市のめん一番に行ってみた。
リニューアル後初訪問だ。
外装、内装とも綺麗になり独特の味は無くなってしまったが、今風になり訪問しやすさは増している。
王道の佐野ラーメン、名物のチャーハンは相変わらず裏切らない。
ラーメン激戦区で30余年の歴史ある一杯、味わってみては?