栃木県佐野市にある麺屋たかひろ。
佐野の人気店「麺屋ようすけ」出身の店主が営む佐野ラーメン店。
店舗で打つ青竹手打ち麺に、コクがありつつあっさりとしたスープが間違いない。
しかもアウトレットから徒歩圏内という好立地。
今回はそんな麺屋たかひろに行ってみた。
麺屋たかひろ
今回雨訪問したのは栃木県佐野市越名町、佐野プレミアムアウトレットから徒歩3分(200m)にある麺屋たかひろ。
佐野市の人気店「麺屋ようすけ」にて4年間の修行ののち、一番弟子として独立、2024年9月6日にオーブンしたお店。
店主の地元、佐野市で人気店を創りたいという想いで営む。
佐野プレミアムアウトレットからも近く、食事に佐野ラーメンをいただこうという客にもマッチする。
周辺エリアに佐野ラーメン店ひしめく激アツ地帯にあえて飛び込むその気概、これからどう進化していくのか注目のお店だ。
駐車場
駐車場は店舗前の広い敷地に10台ほど。
麺屋たかひろの店内
店舗入り口横には外待ち席が6席。
風防室には受付表の設置あり。
店内入ると右手に製麺室。
ここで特製の青竹手打ち麺が打たれているのか。
内装の下地に使用されるOBS合板をあえて表に出す個性的な雰囲気漂いつつ、木の温もりを感じる明るい店内。
中央付近は天井が高いので広さを感じる。
右手には4人掛けのテーブル席が2卓。
左手に厨房、その手前にカウンター席が4席、奥側に2人掛けのテーブル席が5卓。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・胡椒。
麺屋たかひろのメニュー
利用方法
- 入り口向かって左側の外待ち席に順番に並ぶ※開店前
- 風防室に設置された受付穂に記入して外で待機※満席時
- 案内された席に座る
店頭自販機のドリンク持ち込み可 - 席にて口頭注文
- 食後は入り口近くのレジにて精算撤収
麺屋たかひろ行ってみた
訪問したのは昼時。
先客は3組4名、後客多数あるもの外待ちはなし。
オープンから間もないのと、アウトレットの駐車場南とはいえ住宅街エリアにも近く視認率も高くないのもあってか、まだまだ認知度は低いようだ。
今後のネットの拡散次第で認知度もアップして混み合ってくると思うので、ちょうどよいタイミングで訪問できたのかもしれない。
さっそく席に陣取るとメニューをチェック。
プレオープン挟まずにいきなりの本格オープンで、メニューも通常仕様の様子。
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肉・海老ワンタンメン
今回チョイスしたのは、肉・海老ワンタンメン。
透明度のあるスープに黄金色の香味油が輝く。
トッピングは肉(2個)、海老(2個)のワンタン、豚バラチャーシュー2枚、ナルト、ほうれん草、メンマ、ネギ。
基本構成はようすけ本店と同等。
まずはスープをひとくち。
ガラの旨みに醤油のコク感、香味野菜の風味感じる。
奥に生姜の風味を感じるのは具材由来か?
でもその効果もあってコクがありつつあっさりすっきりとした口当たり。
表面に浮かぶ香味油も上品でクセがなく、出汁の旨みも相まってほんのり甘い余韻が完飲誘う。
麺は中細の平打ちストレートで均一に整っている。
もっちりとしたコシのある食感で、噛むほどに小麦の風味感じる。
ツルリと喉越し感もよく、スープの絡みもちょうどいい。
ネギの香ばしいアクセントも良い仕事していて、スープの旨みを引き立てる。
豚バラチャーシューは、王道のやわホロ系で口に含むとほぐれ脂はトロリと溶けるよう。
野生味も気にならないので、スープとの親和性も良い。
サクサクメンマの食感も心地よい。
さて、この一杯の主役とでもいうべきワンタンを食べてみよう。
まずは肉ワンタンから。
ワンタンの皮は全体的にちゅるんとした口当たり。
もっちりとしていて、噛むほどに肉の旨みがあふれる。
海老ワンタンは、プリッとした口当たりだ。
麺は粘りがあるので、後半になってもコシ感が持続していて最後までその食感を感じることができる。
炙りチャーシュー丼(卵黄のせ)
ごはんものから、炙りチャーシュー丼(卵黄のせ)。
たっぷりの炙りチャーシューをカットしてタレを後がけ、ネギと卵黄を添えた一品。
さっそく卵黄を決壊させていただこう。
炙りチャーシューの香ばしいかおりが広がる。
タレは甘辛でコク深く、濃厚な卵黄のコク感とマッチしている。
チャーシューは弾力があり、噛むほどに肉の旨みがあふれる。
やはり甘辛こそ万人受けする味なので、チャーシュー丼界隈では醤油の塩味きいたニッチな味付けにはなかなか出会えない。
そんな人は備え付けの胡椒をかけてやるといい。
スパイスの風味で甘みがまろやかになり、胡椒のピリッとしたアクセントもいい。
完飲したいところだが、ここは我慢して完食ごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある麺屋たかひろに行ってみた。
佐野の人気店、麺屋ようすけイズム感じる一杯は間違いない安定の味わい。
ここから自分らしさを高めて、ここでしか味わえない一杯が徐々に完成していくのだろう。
その始まりを味わうことができて満足だ。