栃木県佐野市にある二郎インスパイア系ラーメン店WILD PIGでは、2025年7月12日より夏の期間限定メニュー『冷やし二郎』の販売をスタートした。
冷水で〆られたコシの強い麺、山盛りの野菜にゴマ風味のタレかかった野菜もモリモリいけるさっぱりとした味わい。
トッピングのガリマヨや辛揚げを混ぜれば、ジャンクな一杯へと進化する。
今回はそんな冷やし二郎を味わいにWILD PIGに行ってみた。
WILD PIG 冷やし二郎
今回訪問したのは栃木県佐野市米山南町。
東武佐野線佐野駅より車で8分にあるWILD PIG。
今年4月にオープンした二郎インスパイア系のラーメン店だ。
一般的なインスパイア系よりライトな味わいで、そっち系ジャンル初心者にも挑戦しやすいメニューが揃う。
もちろんカスタマイズ次第でヘビーな味わいにも変更可能、またライス系メニューもあるので今日は米の気分、なんて人にも刺さる一品が揃う。
オープン後初の夏到来にともない、2025年7月12日より『冷やし二郎』の提供がスタートした。
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【栃木佐野】WILD PIG。佐野市に新たな二郎系ラーメン店爆誕!
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メニュー
詳細
- 限定の食券を購入
- 価格は1000円
- 夏季限定のためシーズンオフで終売と思われる
冷やし二郎
これがWILD PIGの夏の期間限定『冷やし二郎』だ。
山のように盛られた茹でヤサイ(もやし、キャベツ)、さらに水菜、ミニトマトが添えられていて夏らしく色鮮やか。
さらにガリマヨ、焼肉、辛揚げ。
某店の冷やし中華をオマージュしたような一杯だ。
まずはヤサイから食べてみよう。
冷えた茹でヤサイはシャキシャキで、タレはゴマの風味きいた程よい甘みと塩気、酸味があるのでコクがありつつさっぱりとした味わい。
このヤサイだけでも無限に食えそうなレベルの旨し野菜サラダとして完成している。
思わずヤサイを全部たべてしまうところだったが「ハッ」と我にかえり麺をいただく。
冷水で〆たバキバキでワシワシ食感の太麺で、噛むほどに小麦の旨み感じる。
ゴマの風味きいたコク深い味わいと酸味が絶妙なさっぱりとした味わいで、ほんのり甘い余韻があとを引く。
ヤサイと一緒に食べると絶妙の一体感を醸し出し箸が止まらない。
もやしのザクザクシャキシャキとした食感のアクセントもいい。
ひと通り堪能したら、今度はガリマヨと辛揚げを全体に絡めていただこう。
先ほどまでのさっぱり感とは一転、一気にジャンク感が増して、これぞ「冷やし二郎」といった味わいに変化。
ガリマヨの濃厚なコクと刻みニンニクの刺激、そこに辛揚げのガツンとして辛味のコントラストが絶妙。
辛揚げはカイエンペッパーだろうか、ヒリヒリとした直線的な辛味の刺激が突き抜けるガチなやつ。
ニンニク自体も辛味があるので、辛いものが得意じゃない場合は、辛揚げをあらかじめレンゲなどで掬っておいて適量を加えるなどするといいかもしれない。
そしてチャーシューではなく焼肉を加えるというところがまたいい。
甘辛なタレで焼き上げた焼肉の甘みが絶妙にマッチする。
ミニトマトは瑞々しく甘みがあって完全に癒し。
我を忘れて食べ進めれば、気づいた時には完食。
名残惜しさを感じつつごちそうさま。
冷やし二郎豚増し
前回の訪問から2日後、無性に食べたくなってしまい昼飯がてら再訪。
今回チョイスしたのは冷やし二郎の豚増し。
この暑さで水菜が成長したのか随分と大ぶりだ。
ビジュアル的には前回とは随分違っていて鮮烈さに欠くが、まぁ味には違いはないので問題ない。
それよりも特出すべきは豚のその存在感。
完全に肉塊である。
水菜は若干ザクザク感が増して存在感強めではあるが、無限に食べられる野菜サラダ。
すべてを混ぜ合わせることでその名にふさわしいジャンクな味わい。
2日前に食べたけど飽きないこの旨さ。
さて豚はどうだ。
柔らかホロホロのジューシーで、タレを絡めて食べるとなかなかいい。
だがやはり焼肉こそこの一杯にふさわしいと思い知らされる。
今回も箸が止まらず一気に完食ごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にあるWILD PIGで夏の期間限定メニューが登場したというので行ってみた。
冷やし二郎という名ではあるが、そのまま食べれば意外とあっさりさっぱり味わうことができる。
その真骨頂はガリマヨと辛揚げを混ぜることで発揮される。
ガツンとくるニンニクのジャンク感、マヨネーズやタレのコク深い味わいと酸味相まった味わいはヤミツキになる。
某店をオマージュしたような一杯は、この夏必食といっても過言ではないだろう。
佐野市に来た時には是非一度挑戦してみてほしい。