栃木県真岡市にある麺屋こなた。
濃厚鶏白湯系を看板メニューにするラーメン店。
ポタージュ系と泡系のハイブリッドな極濃鶏白湯スープに、全粒粉入りの細麺が一体感抜群な一杯を味わうことができる。
今回はそんな麺屋こなたに行ってみた。
麺屋こなた
今回訪問したのは栃木県真岡市、真岡鐵道より600m(徒歩9分)、石橋街道沿いにある麺屋こなた。
元カフェ跡をリフォームし2024年6月12日にオープンした濃厚鶏白湯を看板メニューとするラーメン店。
オープン期間中はメニューを絞り、平日の昼の部3時間程度の営業ながらすでに注目を集めている。
国産鶏と岩手鴨の鴨脂を合わせて炊いたスープは極濃で、特注の全粒粉麺も存在感抜群。
駐車場
駐車場は店舗前に6台ほど駐車可能。
麺屋こなたの店内
木材をふんだんに使用しリフォームされたロッジ風な店内。
店内右手に受付簿が設置され、店内待ち席が6席ほど。
窓際に4人掛けのテーブル席が2卓。
壁沿いにカウンター席が5席。
卓上調味料は一味唐辛子、胡椒、柚子酢。
麺屋こなたのメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
・行列時は記帳後、店内右手の待ち席で待機 - 席にて口頭注文
- 和え玉を注文している場合は自分のタイミングでコールする
- 食後はそのままにしておく※ゴミ箱などの設置なし
- カウンター席右手のレジで精算して撤収
麺屋こなた行ってみた
訪問したのは2024年7月19日の11時頃。
たまたま仕事で近くに来ていたので昼飯がてら立ち寄ってみた。
すでに駐車場には車が2台、オープン7分前になると続々と後客がやってきてあっという間に満車。
オープン後は待ち2組4名ほど。
さっそくカウンターに陣取ると口頭にて注文、待つこと6分ほどで提供。
特製鶏白湯
今回チョイスしたのは特製鶏白湯。
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繊細な泡立ち感あるミルキーホワイトなスープに、トッピングは小口切りのネギ、粗みじんの紫玉ねぎ、味玉(特製追加)、チャーシュー(ノーマル1枚+特製追加3枚)。
まずはスープからひとくち。
鶏油の黄金色が溶け出しミルキーホワイトなスープ。
国産鶏と岩手鴨の鴨脂を合わせてじっくり炊き上げた濃厚な鶏白湯で、提供前にブレンダーで攪拌しているのでクリーミーさがきわだちコクと甘みも引き立っている。
トロミのあるクリーミーな口当たりとその濃厚さは、まるでポタージュのようでコク深く旨みが濃縮している。
これだけ濃厚でも野生的なクセがなく、丁寧な仕事が伺える。
麺は北海道産小麦粉「春よ恋」を石臼引きした全粒粉を練り込んだ低加水のストレートな細麺。
プリパツ食感心地よく、石臼引きしているので噛むほどに小麦の香ばしい風味が広がる。
しっかりと存在感あるので濃厚なスープとの親和性も良く、トロミのあるスープだけに絡み抜群で旨みがガツンとくる。
ほんのり野生的なチャーシューは柔らかホロホロで、下味もちょうど良いので重すぎない。
スープにダクダクに浸して食べるのもアリだ。
味玉は半熟で黄身トロリ、コクと旨み濃厚。
ネギのさっぱりとして香ばしくほんのり辛いアクセント、紫タマネギの瑞々しさと甘味も良いアクセントにきいていてコク感を引き立てる。
今度はオススメ味変の柚子酢を加えてみる。
爽やかな柚子の香りと酸味がさっぱりとして、後半重くなりがちな口腔内に癒しを与えてくれる。
和え玉 鴨油と煮干し
鴨油と煮干しの和え玉も食べてみた。
トッピングはほぐしチャーシュー、粗みじんの紫タマネギ、小口切りのネギ、煮干し粉。
さっそく煮干し粉、鴨油、カエシをしっかり絡めてひとくち。
麺はプリパツ感がより際立ち、鴨油のコクと旨みに煮干しの芳醇な香り広がる。
スープに浸してつけ麺風に食べてみる。
濃厚な鶏白湯の旨みに煮干しが加わり、旨みのポテンシャルが倍増。
試しに柚子酢を加えてみたが、甘さがエグいくらいにきわだつのでのあまりおすすめはしない。
卓上の一味とか合いそうだ。
柚子香る 柚子レモネードソーダ
〆は柚子香る 柚子レモネードソーダ。
レモネードをベースに、柚子の果肉ごと入った濃厚果汁のオリジナル柚子シロップが加えられている。
清涼感があり、炭酸の爽やかな口当たりも相まってスッキリ感ハンパない。
濃厚な鶏白湯のあとに最適。
ちなみにプラカップなので持ち帰り可。
最後に
栃木県真岡市にある麺屋こなたに行ってみた。
国産鶏と岩手鴨の鴨脂を合わせて炊いた濃厚鶏白湯はポタージュ系を彷彿させ、仕上げにブレンダーで撹拌することで泡系の要素も併せ持つハイブリッドな仕上がりのスープ、そこに特製の全粒粉入り麺合わせた一杯が味わえる。
真岡市に新風を巻き起こすラーメン店だ。