栃木県佐野市にあるしまだや。
佐野ラーメン店ひしめく激戦区に店を構える、老舗池田屋の技や想いを継承する佐野ラーメン店。
青竹手打ち麺を使用した王道の醤油ラーメンや餃子などが人気。
中でも餃子は必食といってもいい一品で、お土産などで購入も可能だ。
今回はそんなしまだやに餃子を味わいに行ってみた。
しまだや
今回訪問したのは栃木県佐野市浅沼町、佐野駅から車で6分、県道9号線(東産業道路)沿いにあるしまだや。
佐野市の老舗佐野ラーメン店の池田屋で修行した店主が営む2007年創業の青竹手打ち佐野ラーメン店。
王道の青竹手打ち麺は、毎日のコンディションに合わせて微調整した小麦の香りとコシを最大限に生かした仕上がりだという。
人気はこれぞ佐野ラーメンといった一杯の醤油ラーメンで、鶏や豚のガラなどの旨みに芳醇な醤油の香りきかせたコクがありつつ後味さっぱりとした味わい。
佐野ラーメンばかりに目がいきそうだが、実は餃子も絶品。
手伸ばしした皮に手ごねの餡を包んだ大ぶりな餃子が特徴的で、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げられた大人気の一品。
駐車場
駐車場は店舗前に20台(一部軽自動車専用スペースあり)駐車可能。
出入り口は産業道路沿い、南側の2箇所にあり。
しまだやの店内
店内はモダンな作りで居心地が良い。
風防室入ると正面に製麺室、右手の店内入るとすぐ左手にレジカウンターがあり、左手側に厨房。
左手厨房前の壁沿いにカウンター席が6席、窓際に4人掛けのテーブル席が6卓。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・七味・胡椒・すりゴマ。
しまだやのメニュー
利用方法
- 行列時は入り口横の記帳簿に記帳して待機
外待ちベンチ席あり - 店内案内された席に座る
- テーブルにて口頭注文
- 食後はレジにて精算撤収
ティッシュはレジ横のゴミ箱に捨てられる
しまだや行ってみた
訪問したのは9月某日、遅めの昼飯。
こういう時に通し営業はありがたい。
先客は2組4名。
佐野ラーメン店に来ておいてなんだが、今回の目的はラーメンではない。
そう、餃子で白飯をかっこむのだ!
手作り餃子(5個)+ライス
今回チョイスしたのは手作り餃子(5個)とライス。
王道の組み合わせ、ここにスープでもあったらもう完璧。
もう勝利の予感がヒシヒシと伝わってくるこのビジュアル。
大ぶりな餃子で、焼き目の芳ばしい香りに食欲を刺激される。
まずは何もつけずにそのまま食べてみよう。
箸で持つと重量感がある。
皮はもっちりで焼き目の芳ばしさが皮の旨みを際立たせる。
具材はキャベツにニラ、その他野菜たっぷりに国産豚ひき肉。
シャキシャキのキャペツの食感に旨み強めなニラに野菜の甘み感じ、生姜の風味も効いていて挽肉の旨みをより一層引き立てる。
塩気が程よく効いていて、ジューシーかつ肉の旨み濃厚なのでそのままでも全然いける。
ご飯に合わせるので、酢多めに醤油ほどほどラー油ガツンと加えたタレを絡めて食べてみる。
もちろん旨いことは旨いのだが、なんだかタレが餃子の旨みを邪魔している。
これは何つけないで食べるのが正解な気がする。
そのままの餃子を頬張り、ご飯をかっこむ。
たまにオンザライスしてやると、ジューシーなエキスが溶け出しご飯の消費に拍車がかかる。
無心になって食べすすめ、気づいたら完食ごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にあるしまだやに行ってみた。
佐野ラーメン店でラーメンを食べずに餃子ライスを味わうという変化球で挑んでみたが、これが大正解だった。
ご飯がすすむ餃子で、ボリュームも満点なので十分満腹になれる。
むしろラーメン食べてたら後半満服ぎみで、餃子の魅力を十二分に感じることはできなかったかもしれない。
2020年に食べた時はラーメンと一緒に食べたのでご飯は食べなかったが、改めて思う白飯デフォだと。
今年佐野で食べた餃子の中で一番といっても過言ではない。
それくらい好きな味だった。