栃木県佐野市にある「炭火焼魚てうし水産」。
銚子・大洗直送の魚介を使った炭火焼魚専門店。
炭火で焼いた魚はそれだけで旨さが格段に違う。
それだけでなく魚によって焼きにもこだわっているというのだから間違いない。
美味しいのはわかっているけど、自宅ではどうも焼くにしても片付けが面倒で敬遠しがち。
今回訪問したのはそんな人におすすめなお店、炭火焼魚てうし水産。
炭火焼魚てうし水産
今回訪問したのは栃木県佐野市堀米町、東武線佐野駅より車で5分、西産業道路沿いにある炭火焼魚てうし水産。
2024年11月5日にオープンした、海なし県栃木では貴重な炭火焼魚を専門とする定食屋さん。
銚子港と大洗港から直送の新鮮な魚介を使用した炭火焼魚を味わうことができる。
中でもおすすめなのが、『サバの文化干し』。
炭火で焼かれた香ばしい風味が絶品で、旨みが凝縮し脂ものっていてご飯がすすむ。
昼は旨い焼魚をおかずに昼飯、夜はつまみに一杯飲む、そんな最高のひと時を味わえるお店だ。
もちろんテイクアウトもできるので、家飲みのつまみを買いに立ち寄るというのもアリ。
駐車場
駐車場は建物向かって右手に共有駐車場が9台。
炭火焼魚てうし水産の店内
こじんまりとした店内。
炭火焼魚専門店ではあるが換気がしっかりされているようで、店内に煙が充満するなんて様子もなさそうなので安心だ。
店内奥に厨房、その手前にカウンター席が4席と窓際に2席。
テーブル席が4人掛けが2卓、2人掛けが1卓。
店内奥にセルフのお茶、水の給水機あり。
壁掛けのホワイトボードにはおすすめメニューなども掲示されているので要チェックだ。
卓上調味料は醤油、レモン、七味。
炭火焼魚てうし水産のメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
- 席より口頭にて厨房の店主さんへ注文をする
・水やお茶はセルフ - 食後は厨房横のレジにて精算撤収
炭火焼魚てうし水産に行ってみた
訪問したのは2024年12月9日の昼時。
先客は5組6名ほどだっただろうか。
席より注文を済ませて待つこと15分ほど。
さば文化干し定食
今回チョイスしたのは『さば文化干し定食』のご飯大盛り。
メインのさば文化干し、大盛り仕様の大きなどんぶりに山盛りご飯と味噌汁。
小鉢皿に漬物、惣菜2品のセット。
小鉢皿には、たくあん、切り干し大根の煮物、蓮根のキンピラ。
メインのさば文化干しは大ぶりで、この価格帯でこのサイズ出されたらチェーン店の焼魚定食系なんてもう太刀打ちできなそう。
まずは味噌汁をいただき準備運動だ。
具材はわかめと油揚げ。
出汁きいた味噌の風味に油揚げの香ばしさが加わるこの味わい、素朴だけど間違いない味だ。
それではさっそくメインのさば文化干しをいただこう。
焼き目パリッと身はふっくらという仕上がりも炭火ならでは。
口に含むと芳ばしい香りが広がり、無性にご飯が欲しくなってくる。
炭火ならではの、ガス焼きとは違うこの燻されたような深みのある香り。
ふっくらとした身には旨みが凝縮、皮目には脂がのっていて、芳ばしい焼き目の風味が旨みを引き立てる。
塩味も絶妙で、ご飯の消費をより一層加速させる。
サバの焼き物は独特の風味が苦手という人もいるが、これ食べたらその概念が一変するだろう。
今度はおろし大根を添えてみる。
あっさりとして優しい味わいに変化。
脂身にクセもないので、おろし大根なくてもいけるがちょっとしたアクセントに味わうのもまた一興。
小鉢も味わってみよう。
蓮根のきんぴらは唐辛子のピリッとした辛さがきいていて、サクサク食感が心地よい。
これもご飯のおかずとして十分戦えるスペックだ。
切り干し大根の煮物は優しさにあふれる味わい。
後半はチマチマといかずに、焼き魚に豪快にかぶりつきご飯をかっこむ。
なんとも言えない幸福感に包まれごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある炭火焼魚てうし水産に行ってみた。
炭火で焼いた魚は旨みが濃縮し、焼き目パリッと香ばしく身はふっくら、溢れる脂が炭火で蒸発し燻されることで旨みが引き立つ。
ましてや銚子や大洗港直送とくれば答えは出たようなもの。
佐野市に来たら是非訪れて欲しいお店のひとつだ。