栃木県佐野市にあるらーめん・つけ麺 吉田商店 本店。
濃厚豚骨魚介つけ麺が人気の県外からもお客が訪れる行列のできるラーメン店。
厳選素材を使用したオリジナリティーあふれる一杯が味わえる。
吉田商店といえば清湯系が頭に浮かぶが、本店ではつけ麺を看板メニューにする。
濃厚な豚骨魚介を使用したスープで食べる磯屋商店謹製の特注麺が絶品の一杯と人気だ。
今回はそんな「らーめん・つけ麺 吉田商店 本店」に行ってみた。
らーめん・つけ麺 吉田商店 本店
今回訪問したのは栃木県小山市城東、小山駅より車で6分にある「らーめん・つけ麺 吉田商店 本店」。
住宅街の一角にひっそり佇む隠れ家的なラーメン店。
2010年9月11日にオープンした現在小山市西城南にある「らーめん 二代目 吉田商店」が始まり。
淡麗・鶏清湯系を名物とした人気店として営業されていたが、店舗を二代目店主に任せ、本店として2017年7月6日にオープンさせたのがこのお店。
濃厚豚骨魚介つけ麺を感飯メニューに掲げてオープンした本店、移転後も人気は健在で県外からもお客が訪れ行列ができることも。
厳選素材を使用したオリジナリティーあふれる一杯が味わえる。
現在は清湯系も好評で「芳醇鶏塩らーめん」も人気の一品だ。
駐車場
駐車場入り口は南側の道路沿い、店舗南側の砂利のスペースに14台駐車可能。
らーめん・つけ麺 吉田商店 本店の店内
シックな佇まいの落ち着きある店内。
奥行きのある店内は左手に厨房があり、それを囲むようにL字のカウンター席が6席。
右手窓際に4人掛けのテーブル席が2卓、奥側の小上がりに4人掛けの座卓が1卓。
卓上調味料は、醤油・七味・黒胡椒・酢・ラー油。
入り口を入ると正面に券売機が設置されている。
券売機詳細
- 現金のみ
- 1000紙幣まで対応
- 新500円硬貨対応
券売機横にはつけ麺のスープ温め用の電子レンジも設置されている。

らーめん・つけ麺 吉田商店 本店のメニュー
利用方法
- 行列時は店舗入り口横の待ち席で待機
- 券売機で食券を購入
- 食券を手渡し席に座る
- 食後はそのままで撤収
らーめん・つけ麺 吉田商店 本店行ってみた
訪問したのは1月某日の昼時。
先客は3組4名、後客多数。
食券を手渡し待つこと15分あまり。
芳醇鶏塩そば
今回チョイスしたのは中華そばメニューから『芳醇鶏塩そば』。
透明度のある琥珀色したスープに香味油と揚げネギが浮かぶ。
トッピングはバラチャーシュー、肩ロースチャーシュー、メンマ、ナルト、ワンタンの皮、中央にはネギと柚皮が添えられている。
まずはスープからひとくち。
黄金色した鶏油浮かぶスープは、口に含むと芳醇な香りが広がる。
揚げネギの芳ばしいアクセントがコクを引き立て、絶妙な塩気が鶏の旨みを引き立てている。
鶏の旨みの奥に感じる魚介の風味も相まって完飲を誘う味わいだ。
麺は栃木市の磯屋商店謹製の特注麺を使用。
中太平打ちの手揉みちぢれ系。
高加水系のモチモチとしたコシのある食感で、喉越し感も心地よい。
スープの絡みよく、ズルズルと勢いよく啜れば鶏の芳醇な香りが鼻腔をぬける。
噛むほどに小麦の風味感じ、それでいて存在感強すぎず淡麗なスープとの親和性も抜群だ。
そして揚げネギ、これからいい仕事していてスープのコク感を引き立てるだけでなく香りのアクセントにもきいている。
肩ロースチャーシューは若干クセはあるものの、柔らかく旨みあふれる一品。
バラチャーシューは柔らかく、脂は溶けるよう。
隠れキャラ的に姿を現したワンタンの皮。
スープと一緒に頬張れば、チュルンとした口当たりと喉越し感が心地よい。
メンマは香り高く芳ばしい。
ネギを添えて麺を啜れば爽やかあっさりな味わいで、柚皮の柑橘系の香りも良いアクセントにきいている。
淡麗で芳醇な味わいに箸も止まらず完飲完食。
豚バラ丼
セットメニューから豚バラ丼もチョイス。
ご飯に刻み海苔、甘辛く煮たチャーシュー、ネギが添えられている。
甘辛に煮込まれたチャーシューはやわトロで、口の中に旨みがあふれだす。
シャキシャキのネギのさっぱりとしたアクセントが甘辛な味付けをマイルドにしてくれる。
海苔の磯感がチャーシューの旨みを引きたてる。
思わずかっこみたくなる味わいだ。
最後に
栃木県小山市にある吉田商店本店に行ってみた。
実は吉田商店本店の味を味わうのは、移転前の2015年に味わって以来9年ぶりだ。
鶏の旨みきかせた淡麗なスープは、絶品で完飲不可避な味わい。
麺との一体感も抜群で、端が止まらず一気に食べてしまったほど。
つけ麺に担々麺、2013年の大つけ麺博出店時から幾度となく提供されていた「カラシビ担々つけ麺」など興味は尽きない。
また機会があったらそれらも味わいに訪問しよう。