吉野家の看板メニューといえば「牛丼」、第二の柱として存在感を示す「から揚げ」。
今や新業態「から揚げ専門店 でいから」を誕生させるほどに発展するに至るほど。
肉厚大ぶりで、毎日食べても飽きのこない味わいが人気。
今回はそんな吉野家の「から揚げ」メニューを味わいに行ってみた。
吉野家のから揚げ
吉野家で「から揚げ」が誕生したのは2016年のこと。
牛丼だけではどうしても客層が偏りがちで、それを打開するために生まれたのが一部店舗限定(フライヤー設置店)で提供される「から揚げ」メニュー。
から揚げの誕生とともに幅広い客層の利用が増加、テイクアウト需要もあって今では全体の1割強ほどを占めるに至る。
2024年12月には、神奈川県横浜市に新業態「から揚げ専門店 でいから」が誕生し、特徴的な真っ赤な外観が存在感抜群。
から揚げやおにぎり、小鉢などこれまでにないメニューが揃っているのが特徴だ。
そんな注目の吉野家のから揚げだが、肉厚大ぶりでカリッとジューシー、食後にクドくないすっきりとした毎日食べても飽きのこない味わいが特徴。
契約農場で生肉のまま仕入れ、大ぶりにカットした鶏もも肉を生姜をふんだんに使用した特製タレで48時間漬け込み、しっかり下味をつけたものを使用。
フライヤー導入店舗でスタッフがひとつずつ丁寧に粉をつけ、高温の油で旨みを閉じ込めるように揚げたものを提供するというこだわりの一品。
唐揚げメニューの詳細
タルタル南蛮から揚げ丼食べてみた
絶望的に遅めの昼飯に立ち寄ったのは、吉野家 佐野大橋店。
カウンター席に陣取るとさっそくメニュー表をチェック。
店員さんに口頭にて注文を済ませ待つこと10分あまり。
今回チョイスしたのは『タルタル南蛮から揚げ丼』の並盛。
ご飯の上には、甘辛な南蛮タレがあとがけされた大ぶりなから揚げが3個。
その上にはたっぷりのタルタルソース。
サイドに千切りキャベツ、別添えでマヨネーズが付いている。
まずは南蛮から揚げから味わってみよう。
揚げたてアツアツの大ぶりで食べ応えあるから揚げにかぶりつくと、衣はカリッと心地よい食感で、中は柔らかジューシーな鶏もも肉のから揚げだ。
生姜をたっぷり使用した特製ダレに48時間漬けているので、クセがなくタレの風味合わさる濃厚な旨みあふれたず。
甘辛で酸味のきいた南蛮ダレに重量感ある味わい。
今度はタルタルを載せて食べてみる。
酸味と卵のコクきいたタルタルソースで、南蛮たれと合わさり絶妙な一体感。
エッジの効いた味わいがマイルドになり食べやすくなる。
後半になると甘みが重くなってくるので、そこでマヨネーズを加えると食べやすくなる。
余ったタルタルとマヨネーズをキャベツに絡めて一緒に食べるのもベスト。
思いのほかボリューム感があり満腹ごちそうさま。
最後に
吉野家のタルタル南蛮から揚げ丼を食べてみた。
どうにも南蛮系は苦手で、タルタルの味にも好き嫌いがはっきりしているので敬遠しがちだった。
今回食べてみたが、やはり南蛮たれが苦手なのは相変わらずだが、タルタルが見事にそれをカバーしてくれていた。
後半はどうにも箸の動きが鈍りがちだが、マヨネーズという救世主が非常にありがたかった。
から揚げは普通に美味いので、機会があったらチャレンジしてみてほしい。