北海道の菊水とペヤングがコラボした『ペヤングやきそばチルド』が販売中だ。
北海道・東北・関東エリアのスーパーなどで取り扱うチルド仕様のペヤング。
ペヤングのあのソース入りで、菊水の美味しい麺でペヤングやきそばが自宅で再現できる。
これはペヤングの上位互換の究極に美味いペヤングに違いない。
今回はそんな『ペヤングやきそばチルド』食べてみた。
ペヤングやきそばチルド
北海道の菊水とペヤングがコラボした『ペヤングやきそばチルド』が、北海道・東北・関東エリア限定で発売中。
ペヤングやきそばチルドの詳細
昭和24年に北海道の下川町で創業の菊水。
製品を通じて北海道のおいしさを全国に届ける会社だ。
そして今回ペヤングとのコラボが実現、2024年9月1日(日)より発売に至った。
菊水の麺は美味しいと好評、そんな菊水謹製の中華麺でペヤングが味わえてしまうとかペヤングの上位互換以外の何者でもない。
ちなみにペヤングとは、群馬県伊勢崎市にある「まるか食品」の看板商品のひとつ。
1975年から愛され続ける本格鉄板焼きそばをイメージした、飽きのこないまろやかな味わいが特徴のカップやきそば。
今回のチルド麺には、ペヤングでお馴染みのソースがついてくる。
麺には厳選された小麦粉を使用し、弾力、コシのある口あたりの良い食感の中太麺に仕上がっているそう。
お好みで野菜や豚肉などを加えて仕上げるといい。
ペヤングやきそばチルド食べてみた
用意した材料はこんな感じ。
レシピ
- ペヤングやきそばチルド 1食分
- 豚バラ肉 60g
- キャベツ 30g
- にんじん 10g
- たまねぎ 30g
- 紅生姜 5g
- 青のり 小さじ1
- ゴマ 小さじ1/4
- 胡椒 小さじ1/4
- サラダ油 大さじ1
作り方
さっそく作ってみよう。
くれぐれもカップのままフライパンで焼かないように注意したい。

まずは豚肉を1cm大にカット、キャベツを1cm大にカット、にんじんは千切りにし1cmほどの長さにカット。
玉ねぎは繊維に沿ってスライスし、1cmほどの長さにカットしておく。
紅生姜はみじん切りにしておく。
フライパンに油をひき豚肉の色が変わるまで火を通しておく。
次に野菜を加えて火が通るまで炒める。
具材に火が通ったら麺を加え、その上に大さじ1の水を加えて麺をほぐしながら炒める(※好みのかたさまで)。
麺をお好みの加減に炒めたら、弱火にして液体ソースをまんべんなくかける。
焦げないように気をつけつつ、全体に行きわたるように炒めたら完成。
ペヤング風にちょっと液体感が残る程度に仕上げるのがベストだ。
お好みの皿に盛り付け、紅生姜をちらしたら青のり・ゴマを振りかけ、お好みで胡椒をかければ完成。
ペヤングやきそばチルド食べてみた
完成したペヤングやきそばチルドがこれ。
自作あとがけふりかけがいい感じだ。
ソースの芳ばしい香りが食欲を刺激する。

さっそく食べてみよう。
若干柔めになってしまったが、もっちりとした食感の麺が美味い。
さすがにカップ麺のモサモサ感とは一線を画す。
青のりの磯感とゴマの香ばしさ、紅生姜の酸味のアクセントに胡椒のピリッとしたスパイス感は完全にそれ。
ただ、具材などの構成の違いもあるが、ガツンとくるソースの味わいはマイルドで、美味しい麺の存在感も相まって上品ペヤングになっている。
なにより油揚げめんならではのクセがないので非常に食べやすい。
元祖のペヤングソースやきそば食べてみる
味の比較にカップ麺のペヤングも食べてみよう。
まるか食品の看板商品、「顔は四角味はまろやか」をフレーズにした四角い容器がトレードマークの「ペヤングソースやきそば」。
1975年3月13日の発売から今年で49周年を迎えたロングセラー商品だ。
ペヤングといえば、最近は派生系新メニューが話題になりがちだが、やはり元祖といったらこれ。
このパッケージ、昔の蓋がついていたころのペヤングを踏襲したイラストが描かれている。
屋台のやきそばの味わいをモチーフにしたもの。
名前の由来は若いカップルが二人で一つのものを一緒に仲良く食べて欲しいという想いから、「ペア」と「ヤング」をかけ合わせて「ペヤング」と命名された。
「Big」と書かれているのは、その想いから通常の一人前のカップ麺の平均が60g〜65g(当時)だったところ、90gにして二人で食べても満足できるようにしたのが理由。
ちなみに「ペヤング」の名が使用されたのは、1973年7月発売のまるか食品初のカップ麺「ペヤングヌードル」が始まり。
の詳細
お馴染みのソースにかやく、あとがけのふりかけスパイス付き。
発売当時は粉末ソースが主流だったカップやきそば業界に、いち早く液体ソースを導入したのもペヤング。
もちろんかやくを麺と一緒に入れてあるのが世界標準ななかで、かやくを個包装にしたのもペヤングが業界初。
さっそくお湯を入れ待つこと三分。
しっかり湯切りしたらソースを投入してよく混ぜ合わせる。
湯気とともに広がるスパイシーで芳ばしいソースの香りがたまらない。
仕上げにふりかけとスパイスをかけたら完成。
食べる時にふりかけを混ぜながら味わおう。
ガツンとくるスパイシーなソースの風味、だけど味はマイルドでふりかけの香ばしさが旨みを引き立てる。
モサモサとした麺のこの独特の口当たりともっちりコシのある食感が食べ応えある。
シャキシャキのキャベツもいい。
麺にかやく、ふりかけにソースとこの全てが一体となることで生まれる独特の味わい。
これこそがペヤングソースやきそばの真骨頂だ。
最後に
菊水とペヤングがコラボした「ペヤングやきそばチルド」を食べてみた。
カップ麺とは違い、上位互換な味わいに仕上がっている。
ペヤングとは謳ってはいるが、別の違う美味しいやきそばになってしまう。
具材が多いぶん、ソースの味がマイルドになりすぎてしまう。
やはりあの味を求めるならば、具材を豚肉とキャベツのみ、しかも今回の1/3の量にまで抑えるとベストかもしれない。
また機会かあったらリベンジしよう。