栃木県佐野市にある青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月。
金土日の週末昼時にしか営業しない佐野ラーメン店。
研究熱心な店主が試行錯誤の末に生み出したこだわりの一杯が味わえる。
ゆったりした店内、ファミリー層でも気軽に利用しやすいお店。
今回はそんな青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月に行ってみた。
青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月
今回訪問したのは栃木県佐野市植上町、東武佐野線佐野市駅より徒歩12分にある青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月。

ダークカラーなシックな色味に切妻の瓦屋根、鳥居のような真っ赤な玄関柱が特徴的。

2018年1月5日にオープンしたこのお店、学生の頃からのラーメン好きが高じ、佐野ラーメン店にて修行ののち自らのお店を持つに至る。
研究熱心な店主が試行錯誤の末に生み出したこだわりの一杯が味わえる。
青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月の駐車場
店舗入り口は道路沿いのみ、店舗前に6台、右奥の砂利のスペースに8台駐車可能。

青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月の店内
広々ゆったりとした店内。

店内正面奥にレジ、その奥に厨房。
カウンター席はなく、テーブル席と小上がり席のみでファミリー層にも好まれそう。
右手に2人掛けのテーブル席が3卓。

左手に奥行きのある店内、手前に5人掛けと6人掛けのテーブル席が1卓ずつ。
奥には左右小上がり席があり、左の半個室に6人掛け1卓、右には4人掛けの座卓が3卓といったところか。


通路沿いや小上がり席内にセルフ給水スペースあり。

卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・胡椒など。

青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月のメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
※水はセルフにてレジ横付近や小上がり席内に設置あり - 席にて口頭にて注文
- 食後はレジにて精算撤収
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月行ってみた
訪問したのは2025年2月21日の昼時。
数ヶ月前よりフラれること数回、ダメ元で前を通ると「のほり旗」が目に入り、この期を逃すまいと訪問。
広くゆったりとした店内、先客なしの後客1名。
さっそく小上がり席に陣取るとメニューをチェック。
数量限定の「まかないチャーシュー丼」も気になる処だが、メニューを一目見た瞬間に心は決まっていた。
和だしチャーシューメン
今回チョイスしたのは、和だしチャーシューメン。

トッピングは、チャーシュー、海苔、ナルト、煮たまごハーフ、メンマ、ほうれん草、鰹節、ネギ。


まずはスープからひとくち。
鶏ガラにゲンコツ、長ネギ、玉ねぎ、白菜、生姜、にんにくといった香味野菜から丁寧に出汁をとり、昆布出汁と2種類の醤油をブレンドした自家製醤油ダレを使用したものがベース。

口に含むと広がる煮干しの香り。
煮干しなど魚介の旨みとベースの旨みきいた、クセがなくマイルドでコクがあり甘い余韻感じる味わい。
甘みの奥にピリリと辛味のアクセントきいていて、より一層コクを引き立てる。
麺は佐野ラーメン王道の中細の青竹手打ちの手もみちぢれ系。
ピントずれてた
やわもち食感の程よいコシ感で、ツルリとした心地よい喉越し感。
スープの絡みよく、啜るたびに旨みをガツンと感じる。
お互いが主張しすぎず一体感も抜群だ。
チャーシューは、煮込む前とつけダレに漬けた後の2度炙りを入れたジューシーな一品。


箸で持つのがやっとな位のやわほろ加減で、ジューシーでクセがなく濃厚な旨みがあふれだし、脂身はとろりと溶けるよう。
煮干たまごは、黄身とろりと濃厚。

海苔を絡めて食べると磯感相まってスープの旨み引き立つ。

和だしが完飲誘う一杯。
カレーライス
セットのミニカレーライスもあるが、ラーメン店であえてカレーを出すということは隠れた自慢の一品に違いないとばかりに、ノーマルのカレーライスをチョイス。


そうは言ってもそこまでの量じゃないでしょ、なんて思った時もあった。
ちゃんとメイン張れるボリューム感で、煮干たまごハーフと福神漬けが添えられている。

さっそくひとくち。

蕎麦屋さんのカレーならぬ、ラーメン屋さんのカレー的な出汁の旨みきいた片栗粉のトロミ強めなトロトロな口当たりのカレー。

具材は柔らかなチャーシューがゴロゴロ入っていて、スパイスきいたコク旨な味わい。
食べ応えがあって満腹完飲ある一品。
最後に

栃木県佐野市にある青竹手打ちらーめん 渡辺屋 水月に行ってみた。
金土日の昼時しかやらないらレアなお店で、臨時休業もあって振られること数回やっとの訪問だ。
店主こだわりの一杯は間違いない味わいで、出汁きいたスープに手打ちのピロピロ麺がマッチする。
カレーも美味しくておすすめだ。



