栃木県佐野市にある食堂みのり。
場末の町中華感あふれる中華料理店。
よくあるラーメン店か食堂かと思いきや、種類豊富な中華料理が揃うお店。
こういうお店にしかない独特の魅力が刺さる人もいる。
今回はそんな食堂みのりに行ってみた。
食堂みのり
今回訪問したのは栃木県佐野市田島町、東武佐野線田島駅より徒歩1分の西産業道路沿いに店を構える食堂みのり。
場末の昔ながらの町中華といった風情感じさせる外観。
お店の電照看板は大破しており、店舗側面の看板でのみ店名を確認できる。
たぶん夜間だと初見ではお店を見逃すかもしれないな。
種類豊富な中華料理の数々、ここはラーメン店や食堂ではなく中華料理店に相違ない。
駐車場
お店の入り口は西産業道路沿い、正面南側。
砂利のスペースに3台ほど駐車可能だ。
食堂みのりの店内
年季の入った店内、各席に置かれた灰皿とザ・昭和がそこにあった。
たぶん、夜がメインなのかもしれない。
きっと1品料理をつまみに酒を飲みながら、なんて風景が浮かぶようだ。
右手厨房前には、カウンター席が4席。
左手壁沿いには4人掛けのテーブル席が2卓。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・胡椒。
卓上調味料はもちろんのこと、テーブルなども特有の手触り感。

食堂みのりのメニュー
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食堂みのり行ってみた
訪問したのは2月某日の11時ごろ。
仕事がひと段落し、ちょうど通り道にあったので立ち寄ってみた。
店内に入ると、期待通りの空気感。
さっそくメニューをチェックし、注文を済ませると待つこと30分あまり。
南国炒飯
今回チョイスしたのは南国炒飯(鶏肉入り辛しチャーハン)。
赤みを帯びたチャーハンは、湯気とともにチリソース系の香りただよう。
定番のスープ付きなのもありがたい。
具材は細かくカットした鶏肉、卵、ネギ。
チリソースなどを加えてるからなのか、米にはまとまり感がある。
さっそくひとくち味わってみよう。

しっとり感が強く、米の粘度感じさせる仕上がりだ。
チリソース系のピリリとした唐辛子の辛味にトマトの酸味感じる。
ネギ香ばしく鶏肉は柔らかで、卵のふんわり感感じる家庭的な味わいだ。
箸休めにスープもいただこう。
ラーメンスープをベースに刻みネギをたっぷり加えたもの。
あっさりすっきりとした優しい味わいで、ネギの風味が際立つ味わい。

餃子
一緒に注文した餃子(焼ギョーザ)を味わってみよう。
大ぶりだが平たいのが特徴的な餃子。
焼き目はよく焼き系。
まずはそのままで味わってみよう。
焼き目パリッパリの皮柔らか、タネはとろりとした口当たりが特徴的。

タネをしっかり寝かせてあるのか、具材がしっかり馴染んでいてジューシーで旨みが濃縮している。
しっかり焼かれた焼き目の香ばしさが旨みを引き立てる。
今度は醤油と酢、ラー油を混ぜたタレをつけて食べてみよう。
タレをつけない方がいいまであるが、これもまたご飯の消費を加速させそう。
食感のこそ独特だが充分ポテンシャルは秘めている。
なんかやけに美味しく感じる水を飲み干しごちそうさま。
最後に
栃木県佐野市にある食堂みのりに行ってみた。
ローカル駅の近くにある場末の町中華。
とにかく種類豊富で何度来ても飽きさせないことだろう。
そのラインナップは、食堂というよりも中華料理屋さん。
そして見た目通りの風情感じさせる味わい。
こういうお店好きにはきっと刺さる雰囲気のお店だった。