栃木県日光市にある日光たると舎。
日光御養卵を使用したエッグタルトが名物の専門店。
人気店「日光ぷりん亭」の姉妹店で、数種類のエッグタルトに生モンブランタルトなどが人気だ。
今回はそんな日光たると舎に行ってみた。
日光たると舎
今回訪問したのは栃木県日光市上鉢石町。
東武日光線 東武日光駅より徒歩22分、日光街道沿いに店を構える日光たると舎。
日光御養卵を使用したエッグタルト専門店。
大正ロマン感じる外観、JR日光駅舎をイメージしたロゴが特徴的。
同エリア内にある行列のできる人気スイーツ店「日光ぷりん亭」の姉妹店として、2021年6月3日にオープンしたお店。
ちなみにこのお店は移転前の日光ぷりん亭本店があった場所でもある。
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名物のエッグタルトは日光御養卵を使用し、日光霧降高原の大笹牧場で摂れるフレッシュなミルクで作る濃厚で甘味のある味わいが特徴。
世界遺産でもある日光の社寺から徒歩5分圏内にあるので、参拝途中や帰りに立ち寄るにも最適。
ちなみにエッグタルトはポルトガル発祥のスイーツ。
15世紀、ポルトガルのジェロニモス修道院で大量に余ることが度々あった卵黄を有効活用すべく生み出されたのがエッグタルト。
ポルトガル語で「パステル・デ・ナタ」と呼ばれ、パステルは焼き菓子、ナタはクリームを意味する。
直訳するとクリームの焼き菓子。
パイ生地に卵の風味を活かしたカスタードクリームを加えて焼き上げるという、シンプルながらも完成された至高の一品。
マカオを経て中華圏へと広まりアジアでもエッグタルトが名物スイーツとなるが、元祖の味とはまた違った魅力を持っている。
日光たると舎の店内
古民家を改装した店内は、大正ロマン感じるレトロな作り。
レジ横のショーケースには美味しそうなエッグタルトがたくさん並ぶ。
階段にはひな祭りも近いことから立派な雛人形が飾られている。
店内右手には立ち食いスタイルのイートインスペースも用意されている。
日光たると舎のメニュー
利用方法
- 注文と支払いを済ませる
- タルトは個包装、イートインの場合は商品により5分ほど準備がかかるので待機
- 商品を受け取る
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
日光たると舎行ってみた
訪問したのは2022年2月11日の15時ごろ。
先客、後客なし。
目的のエッグタルトは完売も出ていて全種コンプ未達成で残念。
さっそくテイクアウトとイートインメニューを注文し待つこと5分あまり。
トリプル生モンブランたると
これがイートイン限定メニューのトリプル生モンブランたると。
注文を受けてから生モンブランを絞って提供。
えっぐたるとをベースに中央に生バウムクーヘン、それを包むように生クリーム。
さらに外側を覆うのは提供寸前にしぼる生しぼり和栗ペースト、そして天面には渋皮煮が添えられている。
ベースとなる日光たるとは、濃厚で風味の強い日光御養卵の卵黄にきび砂糖の優しい甘さを合わせ、さらにカラメルを加えて焼き上げることでぷりん風エッグタルトに仕上げたもの。
濃厚な栗の風味感じる生しぼり和栗ペースト。
それを支えるコクがありふんわりとしたクリームの口当たり。
甘すぎないのでクドくない。
タルトはサクサクのタルト生地、コクがあり濃厚クリーミーな味わいがたまらない。
渋川煮で感じるホックリした食感と、栗本来の甘みや風味を堪能できる一品だ。
えっぐたると
テイクアウトしたのは、『チーズたると』と『キャラメルたると』。
左側チーズタルト、右がキャラメルタルト。
キャラメルたると
香ばしいクルミとアーモンドを使用し、純生クリームを使用した自家製キャラメルソースと一緒に焼き上げた一品。
ほんのりビターなキャラメルソースがコク感引き立てる。
ナッツのカリッとしたアクセントとザクザクなタルト生地が香ばしい。
チーズたると
チーズの芳醇な香りをきかせ、日光御養卵の黄身だけを使用したコクのある一品。
焼き目ほんのりビターで、クリーミーでコク深い味わい。
チーズの芳醇な香りが広がる一品。
保存方法と温め方
最後に
栃木県日光市にある日光たると舎に行ってみた。
大正ロマン感じる外観が日光の街並みとマッチしている。
小ぶりで濃厚なタルトは食べ歩きにも最適。
早期完売商品や行列になったりすることもあるので、時間に余裕を持って訪問がおすすめだ。