カレー専門店のココイチでラーメンが食べられることを知っているだろうか?
カレーうどんは聞いたことあるけれど、まさかのカレーらーめんとは挑戦的。
全国の限られたお店でしか味わえない、ココイチのカレー味のスープで味わうラーメン。
ココイチだけに辛さや麺量、トッピングなどのカスタマイズも自由自在。
今回は地元栃木県のCoCo壱番屋佐野国道50号店でカレーラーメンの発売が開始されたというので行ってみた。
CoCo壱番屋佐野国道50号店
今回訪問したのは栃木県佐野市若宮下町。
東北自動車道佐野藤岡インターより3.8km、国道50号バイパス沿いに店を構えるロードサイド店、CoCo壱番屋佐野国道50号店。
なんと2025年6月1日より、あの一部店舗限定のココイチのカレーラーメンが始まるというのでやってきた。
2025年2月時点で全国にある直営店149店舗、FC店1,115店舗、海外216店舗の中から限られた国内店舗でしか味わえないメニュー。
栃木県内取扱店
・佐野国道50号店
栃木県佐野市若宮下町5-4
・足利葉鹿店
栃木県足利市葉鹿町一丁目8-19
・矢板国道4号店
栃木県矢板市中2013番地3
カレー専門店でラーメン?
これはやらかしたんじゃない、なんて思った人もいるかもしれない。
実はこのカレーラーメン、最近始まったものではなく結構昔から存在していた。
最初に誕生したのが2005年頃、愛知県一宮市にあった「麺屋ここいち 一宮宮地店」。
豚骨ベースのスープにココイチならではのコクのあるカレールーを合わせたスープが特徴的で、スープの辛さやトッピングを加えるなど豊富なカスタマイズができるのもココイチならでは。
当時愛知に4店舗展開し、2008年には東京新宿に関東初出店を果たしたほど注目されていた。
今となってはお店自体は無くなってしまったが、その遺伝子は受け継がれ、2017年付近についにココイチ店舗にて店舗限定の曜日時間限定にて『カレーラーメン』が復活していた。
そんな数奇な運命を辿ったココイチのカレーラーメンが、佐野ラーメンの町で始まると知っては居ても立っても居られない。

ココイチ カレーラーメンのメニュー
利用方法
- ベースになるカレーラーメンを選ぶ
- 麺量を普通盛・小盛(-60円)・大盛(+130円)から選ぶ
- 辛さを辛さ普通・1辛(+25円)・2辛(+50円)・3辛(+75円)・4辛(+100円)・5辛(+125円)・6辛(+150円)・7辛(+150円)・8辛(+150円)・9辛(+150円)・10辛(+150円)・15辛(+175円)から選ぶ
- トッピングをなし・あり(お好みで追加)から選ぶ
- セットメニューをなし・あり(お好みで追加)から選ぶ
- 注文送信
ココイチのカレーらーめん食べてみた
3日前から佐野50号店で始まったというカレーらーめん、果たしてどんな味なのだろうか?
さっそく店内に突入するとテーブル席に陣取り、タブレット片手に熟考。
カレーらーめん+手仕込とんかつ
今回チョイスしたのは、カレーらーめん+手仕込とんかつ。
普通盛の5辛、トッピングなし。
なかなかにインパクトあるビジュアルかつ、カレーのスパイシーな香り広がる。
カットされたとんかつが1枚贅沢にトッピングされている。
さらにバラチャーシュー、ほうれん草、とんかつだけに茹でキャベツが添えられている。
ソースも付いてくるので、そのままかけるもよし、別にしてソースかけて食べるのもアリ。
まずはスープからひとくち。
豚など動物系の出汁をきかせた醤油ベースのスープにカレールーのエッセンスを合わせた味わい。
スパイスがガツンときいていて、カレー感がしっかりと主張してくる。
辛さ5辛チョイスもあるが、ビリリと痺れる辛さとビターな風味が刺激的で、それでいてコクがあり無性にご飯が欲しくなってくる。
麺は中細ストレートで、いわゆる資本系の家系麺を彷彿させる風味。
もっちりとしていて、喉越し感が良く噛むほどに小麦感じる。
あまり油断して勢いよく啜るとむせそうになる、また黄色い飛沫が飛ぶ恐れもあるので注意が必要だ。
麺を啜ることでスパイス感もより際立つ。
今度は手仕込とんかつを食べてみよう。
サクサクの衣に油クドくなく、薄めではあるが柔らかジューシーで旨み溢れる。
スープがいい味付けになっていて、カツカレーを食べている気分に浸れる。
シャキっとした茹でキャベツもトンカツに合う。

無性にご飯が欲しくなりライスを追加。
よくよく考えてみたらココイチでライス単品注文なんて初めてで、てっきり皿でくるのかと思えばちゃんと茶碗で来るらしい。
これはラーメンのお供に捗りそうだ。
さっそくご飯にとんかつ、ほうれん草をトッピングし、セルフ丼の完成である。
せっかくなので、味わわせてもらおうかココイチ謹製の芳醇ソースの味とやらを。
ほどよくとろみのあるテクスチャーで、中濃ソースといったところか。
芳醇な味わいが、ベースとなるカレースープのスパイス感を引き立てる。
なかなか旨い。
そしてソースの風味や甘みで、辛味やビター感がマイルドになり食べやすい。
スープでくたっとなったほうれん草。
これはちょっとビター感があるので、家系気分でご飯のおかずという食べ方には向かない。
とんかつで存在を忘れていたが、バラチャーシューも食べてみよう。
もっちりとした口当たりで、若干野生的な味わい。
とんかつの存在感強くて脇役感強し。
とんかつはスープに浸してグタグタになったところを食べるのもいい。
ご飯がすすむ。
あまりにご飯がすすみすぎて追加してしまったほどだ。
麺を完食したら、〆はカツカレー丼。
なかなかいい、こういうの嫌いじゃない。
食後のアイスカフェオレで口腔内をリセットしてごちそうさま。
最後に
いつの間にかネコイチなるマスコットキャラが爆誕していた
※リアルではネコ様にカレーはダメ!ゼッタイ!!マジで絶対にだ!!
ココイチのカレーラーメンを食べてみた。
なんだかんだ言ってもカレー専門店、姿がラーメンになってもご飯との相性は間違いない。
ラーメン単品で食べるより、ご飯のおかずとして食べるのが最適解。
カレー専門店のカレーラーメン、若干好みは分かれるかもしれない。
気になる人は販売店を確認のうえ訪問してほしい。