栃木県小山市に2025年12月10より丸源ラーメン小山店がオープンした。
『
専門店の良さとチェーン店の良さを両立した、本格的な味を気軽に味わえると人気だ。
はたして名物『肉そば』とはどんな味なのだろうか?
初めて訪問するお店は勝手がわからないから緊張する。
どんな味なのか、お店はどうやって利用すればいいのか気になるところを深掘り。
今回はそんな丸源ラーメン小山店に行ってみた。
この記事は物語コーポレーション様の承諾を得て公開しております。
丸源ラーメン小山店 家族連れにも優しいお店
今回訪問したのは栃木県小山市。
小山駅より車で7分、国道50号バイパス沿いに店を構える丸源ラーメン小山店。

丸源ラーメンを運営する株式会社物語コーポレーションは、栃木県内5店舗目となる丸源ラーメン小山店を2025年12月10日にオープン。
丸源ラーメンは全国に236店舗(2025年12月時点)を展開する現在急成長中のラーメンチェーン。
愛知県豊橋市に本社を置く同社、三河安城市に2001年6月にオープンした「丸源ラーメン三河安城店」が第一号店となり、同ラーメンチェーンの原点となる。
ちょっと早めな10時半から深夜25時まで営業と、利便性が高いのも魅力のひとつだ。
ホスピタリティ精神に重きをおき、広くゆったりとした空間は家族連れからおひとり様も快適に過ごせ、乳児や子供連れても気軽に利用できる環境が構築されている。
専門店の良さとチェーン店の良さを両立した、ラーメン好きも満足な専門店の味わい・ファミレスのような家族連れでも気軽に利用できる雰囲気も人気の秘訣。
スタッフの雰囲気の良さ、厨房から聞こえる活気のあるやり取りなど混雑していても修羅場感が伝わってこないので、居心地が悪く感じることもない。

元カーショップだった名残、ガラス張りの外観が存在感ある
麺茹で・湯切りを機械による自動化で忙しい中でもクオリティーを均一化、スープや具材の調理は注文を受けてから1杯づつ手鍋で丁寧に仕上げるというハイブリット仕様。
トータル98席ながら忙しい時間帯でもスピーディーに提供されるので回転率も悪くない。
黄色い看板が目印
名物である『肉そば』は、同社の堀誠氏が生みの親。
熟成された醤油きいた濃厚で香ばしいスープが後を引き、たっぷり肉がトッピングされた食べ応え感ある一杯。
そのまま食べたり、卓上のどろだれラー油・揚げにんにくを加えたり、酢を加えてさっぱりと味わうなど、1杯で自分好みにアレンジして変化を楽しめるのも秘訣。
ヘルシー志向な人にも安心な、野菜たっぷりなメニューや糖質50%オフ麺への変更なども可能なのが嬉しい。
サイドメニューも侮れない。
主役級の『鉄板玉子チャーハン』や餃子、食後のソフトクリームなど充実しているのでラーメン以外でも満足できる。
丸源ラーメン小山店の駐車場
敷地入り口は南側のバイパス沿いに1箇所と北側の道路沿いに1箇所あるので、もしバイパスを行き過ぎてもすぐの道を左に曲がればリカバリーできる。

駐車場はおよそ34台ほど駐車可能な広いスペースを確保。
ロードサイド店ゆえに、この駐車スペースの広さはありがたい。

トラックなどで立ち寄りたいと考えるかもしれないが、残念ながら大型車の専用スペースは確保されていない。
丸源ラーメン小山店の店内
ナチュラルカラーを基調とした広々として活気のある店内。
圧巻のトータル98席は、窓際には4人がけのテーブル席、中央には仕切りのあるテーブル席が配置。
厨房前にはカウンター席もあるのでおひとり様でも気兼ねなく利用できる。


卓上には注文用のタブレット端末が設置されている。
お冷が緑茶というあたりがわかってる。

卓上調味料は、揚げにんにく・餃子だれ・酢・ラーメンコショー・どろだれラー油。
店内入ってすぐ右手にセルフレジが設置されている。
グランドオープン期間中は店員さんが付き添い、優しく解説してくれるので使い慣れない人も安心だ。

支払い方法
- クレジットカード
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVER、銀聯 - バーコード決済
PayPay 、d払い 、au Pay、楽天pay 、メルpay、WeChat Pay、Alipay 、J-Coin Pay、銀行Pay - 電子マネー
交通系IC、iD、QuicPay
丸源ラーメン小山店のメニュー
【丸源ラーメン小山店のルール・利用方法

利用方法
- 案内された席に座る
- 卓上のタブレット端末で注文
- 卓上調味料を駆使して食べ方の極意を実践する
- 食後はセルフレジで精算撤収
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
肉そばの食べ方の極意
丸源ラーメン小山店の名物肉そばを食べてみた
訪問したのは2025年12月19日の昼時。
先客多数、駐車場は数台ほどしか空きがないほど。
老若男女問わず幅広いお客で賑わう。
おひとり様席のカウンターに案内されるも、先客1名のみとおひとり様率は低め。
さっそく卓上のタブレット端末で注文を済ませると、5分程度で提供は流石としか言いようがない。
熟成醤油ラーメン 味玉肉そば
今回チョイスしたのは「熟成醤油ラーメン 味玉肉そば」の温玉ごはんセット。

ほんのりにんにくと醤油の香ばしいかおりが漂い食欲を刺激する。
トッピングは肉、青ネギ、玉ねぎ、焼海苔、柚子こしょうおろし、味玉。


まずは背脂浮かぶスープからひとくち。
注文を受けてから手鍋でかえし・背脂(豚背脂・鶏脂・豚腹脂)・ベーススープを合わせて調理し、乳化させることで完成するというこだわりの熱々スープだ。

口に含むとにんにくと醤油由来の芳ばしい香りが広がる。
ちなみに
小豆島産醤油、岡山産濃口醤油、千葉県産濃口醤油の3種類をブレンドし、鶏・豚・宗田節・香味野菜など20種類以上の食材を丁寧に仕込んだものを、じっくりと15日間熟成させた熟成醤油かえしを使用。
スープの旨みの源は、豚骨や鶏ガラの「軟骨」や「ずい」
熟成醤油の濃密な旨味とコクを引き立てるにんにくの風味、乾物系の出汁感が下支えする味わいは非常にコク深く余韻があとを引く。
背脂や動物系の濃厚な旨味感じつつもクセがなくマイルドで、より一層コクと旨味を引き立てる。
麺は中細ストレート。

もっちりとしてコシがあり喉越し感良く、主張しすぎないので醤油スープとのバランスも良い。
たっぷりの肉が食べ応え満点だ。
一頭から数kgしかとれない希少部位を使用しているそう。

赤身と脂身のバランスがよく、柔らかジューシーで旨味濃厚。
クセがなく脂の甘みを感じる。
玉ねぎの甘みとさっぱり感が肉の旨味を引き立てる。
ここに青ネギを合わせると抜群に合う。
ネギのシャキシャキとした食感と、爽やかな香り相まってさっぱりとした味わいに。
今度は柚子こしょうおろしをスープに溶いて食べてみよう。

国産の完熟柚子を大根おろしと合わせたもの。

さっぱりとした味わいで柚子の香りが鼻腔をぬける。
肉の旨味も引き立ち、スープのコク旨感や醤油のキレ感際立つ。
味玉は、ちょうどよい半熟感でコクがありまろやかな味わい。

焼海苔合わせると海苔の磯感心地よく、旨味の相乗効果でより一層スープがコク深い味わいに。

時間が経つほどに肉の旨味や玉ねぎの甘みが溶け出し、よりマイルドで濃厚な味わいになったスープが完飲を誘う。
半分ほど食べたら味変に卓上のどろだれラー油を加えてみる。

コクが増し、ピリッとした辛味のアクセントがクセになる。
さらに揚げにんにくを追加。

にんにくの芳ばしい香りが広がる。
どろだれラー油も合わせるとなお旨し。
スープのポテンシャルも跳ね上がり、完飲不可避なヤミツキ感ある味わいに。
レンゲに酢をひと垂らしするとキレ増して、ラー油加えたスープとの相性も抜群。

温玉ごはん
温玉ごはんも食べてみよう。

ご飯には甘辛なタレがかけられ、大判な海苔、温玉がトッピング。

さっそく温玉を崩していただこう。

濃厚とろりとした黄身のコクと甘辛なタレがよく合う。
こんな卵かけご飯だったら毎日でもいい。

海苔で巻けば海苔の磯感も加わり、より旨味が際立つ。
こんな巻き寿司あったら毎、、、、、、、

丸源餃子
一品メニューから店名を冠する丸源餃子【6個】も食べてみよう。

王道のサイズ感とビジュアル、香ばしく焼き上げられた餃子。

まずは何もつけずに。

薄皮で焼き目パリッと芳ばしい。
締まりある餡は、キャベツのシャキシャキ感と肉の旨味感じるジューシーな味わい。
香味野菜の風味の余韻感じる。

今度は餃子だれとどろだれラー油を合わせたタレで食べてみよう。

まず、このどろだれラー油が肉に合う。
香ばしくピリッとした辛味のアクセントに肉の旨味が際立つ。
これはご飯だ。
白い米が欲しい。
食後は冷たい緑茶。
肉そば食べたあとのこの一杯、最高すぎる。

最後に

栃木県小山市にオープンした丸源ラーメン小山店に行ってみた。
名物の肉そばを食べてみたが、とにかくスープがクセになる。
濃厚な旨味とコク深い味わいが肉との相乗効果でポテンシャル昂まり、どろだれラー油などで味変するとクセになる味わいに。
たっぷりの肉をおかずにご飯が欲しくなる一杯だ。
どろだれラー油と揚げにんにく追加はマスト。
丸源はサービス面に関してはプレジテント(店長)の裁量に任せられているので、今後どんな進化を遂げていくのか今から楽しみだ。





