11月7日は鍋の日。いつもちょっと違った『どて煮風鍋』という選択肢

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11月7日は鍋の日。いつもちょっと違った『どて煮風鍋』という選択肢

2024-11-07

11月7日は鍋の日。
ちょうど冬の到来を知らせる立冬と重なるこの時期、身も心も温まる鍋が恋しい季節。
出汁などをメインに販売し鍋つゆを取り扱うメーカーとしても有名な、愛媛県伊予市に本社をおくヤマキ株式会社が制定した記念の日。

鍋といえば、海鮮やすき焼き、おでんなどメジャーどころにいきがちだが、たまにはいつもと違った『どて煮風鍋』という選択肢はどうだろう?
名古屋の名物「どて煮」を模した鍋は、〆からアレンジまで一度に何度も美味しい鍋だ。

どて煮風鍋

どて煮風鍋の材料はこんな感じ。

レシピ

  • A.赤だし味噌 500g
  • A.水 600ml
  • A.鶏ガラスープの素 大さじ4
  • A.酒 100ml
  • A.みりん 100ml
  • A.砂糖 大さじ10
  • 魚河岸あげ 2袋
  • 厚揚げ 1袋
  • 味噌田楽おでん 1袋
  • 里芋 1袋
  • ゆで卵 4個
  • モツ煮 1袋

今回八丁味噌が手に入らなかったので、赤だし味噌で代用。
こんにゃくと串買ってこんにゃく串作るの面倒だったので味噌田楽おでんで代用。

ゆで卵もイチから作るの面倒なので既製品で代用、モツは下茹で済みのものが手に入らなかったので既製品のモツ煮で代用。
代用尽くしだけど、ちゃんと材料から作ったほうが圧倒的にコスパいいよ?

ちなみに今回の主役は魚河岸あげの予定だったけど、具材入り切らなかったので最終的に2袋だけ使用した。

作り方

手順

  1. 鍋にAの材料を全部入れて味噌を溶かしながら一度沸騰させる
    ※300mlくらい煮込み中の継ぎ足し用に別にしておく
  2. こんにゃくは水洗いして匂いをとっておく
    ※こんにゃくと串を購入した場合は、適度なサイズにカットして串を刺しておく
  3. 厚揚げを四等分して串を刺しておく
  4. モツ煮を水洗いして煮汁を落としておく
    ※生のモツを購入の場合は下茹で、下茹で済みのモツを購入した場合は特に何もすることはない
  5. 鍋に全ての具材を投入して弱中火ほどで1時間煮込む
    ※途中様子を見ながら継ぎ足しつつ
  6. 煮込み終わったら半日ほど寝かしておく
  7. 再びグツグツいうまで煮込んたら食べ頃だ

まずは鍋に赤だし味噌(500g)、水(600ml)、鶏ガラスープの素(大さじ4)、酒(100ml)、みりん(100ml)、砂糖(大さじ10)を加え、味噌を溶かしながら中火で沸騰させる。

この段階ではほどほどのトロミ感。
沸騰させてアルコールも飛んだくらいが頃合い。

ベースを煮込んでいるうちに下準備を済ませておく。
厚揚げを適当な二等分にカットして串を刺しておく。

こんにゃくは水洗いして匂いを流しておく。
今回はモツ煮を調達したので、水洗いして煮汁だけ流しておく。

たいちょー
たいちょー
そのまま食べても美味いからもったいないけど

あとは鍋にすべての具材を投入する。

あとは弱中火で1時間ほど煮込むだけ。
具材が入りきれてないので、時折汁をかけたり裏返したり、汁が減りすぎた時には追い汁しながら焦がさないように煮込む。

1時間ほどすると色味が濃くなり濃度も増してドロリとしてくる。
たまに勢いよく噴き出してくるので注意だ。

あとは蓋をして半日ほど寝かしておく。
粗熱とれたら冷蔵庫などに入れておくと安全だ。

たいちょー
たいちょー
朝7時に作って夕方爆睡してしまい気づいたら22時過ぎていたが

再び沸騰するまで弱中火で20分ほど煮込めば完成。

11月7日は鍋の日。いつもちょっと違った『どて煮風鍋』という選択肢

どて煮風鍋食べてみた

さっそく食べてみよう。

八丁味噌ほどまでとはいかないが、なかなかそれっぽい色味に仕上がっている。

まずはこんにゃくからいただこう。

甘くてコク深い味わいで、これだれ濃縮しているけれど塩辛さはまったくない。
プルンプルンのこんにゃくに味がしっかり染みている。

厚揚げは串で持ち上げられないので箸でカットして食べてみよう。

豆腐の風味しっかり残りつつ、外は味染み染み。
プリンプリンとした食感がたまらない。

地味に主役クラスなのではと思っていた里芋。

ネットリとした里芋の食感、味も中までしっかり染みている。

たいちょー
たいちょー
これは無限に食える

魚河岸あげはどうだろう。

魚河岸あげ本来の豆腐と白身のすり身のまろやかな味わいそのまま。
ふんわり食感もそのまま。

味染み感も抜群で旨い。

ゆで卵はどうだろう。

ホクホク感ある口当たり。
表面にはしっかり味が染みているが、元々の煮卵の味が存在感強め。

これは煮卵ではなく、ゆで卵を使うのが正解だったか。
でもしっかり絡めて食べれば最高。

最後は本命のモツ。

ホロホロのプリプリで味染み加減も抜群。
やはりもつは間違いない。

串カツを汁にくぐらせて味噌串カツも最強。

〆のどてめし

〆はご飯にモツ、余った煮卵をトッピング、仕上げに汁をぶっかけネギを添えたらどてめしの完成だ。

どて煮風鍋をつまみに大人の炭酸飲料を飲み、〆はご飯。

たいちょー
たいちょー
たまりませんな

【アレンジ】牛すじ煮込み

余った汁は勿体無いので、翌日に牛すじ煮込みにクラスチェンジしてみた。

レシピ

  • 残り汁 全量
  • 牛すじ肉(下茹で済み) 300g
  • 大根 1/2本
  • こんにゃく 1袋
  • 鶏ガラスープ 適量
  • 砂糖 適量(鶏ガラスープ100mlにつき大さじ1)

ドロドロになった残り汁に鶏がらスープ100mlと砂糖大さじ1を加えて沸騰させる。

1cm厚ほどでイチョウ切りにした大根、牛すじ肉、ちぎったこんにゃくの順に加えて塾中火でじっくり煮込む。

大根から出た水気で傘増しされた分が無くなる程度まで煮込む。
途中焦げないように軽く混ぜながら。

いい感じになってところで火を止めて、半日ほどまた寝かせておく。
食べる前に温めたら完成だ。

牛すじ煮込み食べてみた

皿に取り分け、ネギを添えたら出来上がり。

しっかりと味が染みている。
さすがにここまでくると塩気が濃いめになってくるが、まぁ許容範囲内。

大根はホクホクで旨い。
甘味もありジューシーなエキスあふれる。

こんにゃくもちぎって加えたので絡み加減抜群。

牛すじはホロホロのトロトロ。

これは大人の炭酸飲料もグビグビいけるというもの。

〆はやっぱりどてめし

当然〆はどてめし。

このために牛すじ煮込んだといっても過言ではないほどに旨い。

たいちょー
たいちょー
ネギ忘れた

最後に

11月7日は鍋の日。

鍋の種類は無数に存在する。
自分スタイルの鍋料理を楽しもう。

たいちょー

栃木で活動する雑記ブロガー。 栃木県をメインに全国の美味しいグルメを食べて、お店や料理の情報を中心に紹介。ラーメンネタ率が非常に高めです。

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