ファミリーマートでは料理研究家リュウジ氏監修のコンビニグルメを2025年11月4日より発売。
昨年の初コラボが好評だったことからの第二弾の開催だ。
今回は前回人気だったおむすびのアップデート版をはじめ全8品が登場。
どれも何度も食べたくなるような品ばかり。
今回はそんなファミマの料理研究家リュウジ氏監修コンビニグルメ『リュウジの至高のレシピ』食べてみた。
ファミマ リュウジの至高のレシピ
株式会社ファミリーマートでは2025年11月4日より全国のファミリーマート(約16,400店)にて、料理研究家リュウジ氏監修のコンビニグルメ『リュウジの至高のレシピ』を発売。
出典:ファミリーマート
昨年第一弾として初のコラボが開催されたのが2024年11月5日。
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料理研究家リュウジ氏監修「リュウジの至高のレシピ」5種がファミマとコラボ商品化!!
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あれからちょうど一年、今回も長い期間を経て幾度となく試行錯誤を重ね完成したこだわりの一品が誕生。
前回の5品から3品増えた全8品は、一発OKだったものもあれば、何度もブラッシュアップを重ねたものもあったが、その甲斐あってどれもリュウジさんが忖度なしに旨いと絶賛した品ばかり。
前回一番人気だったおむすびをはじめ、バスタや焼きそばなどをアップデート、至高のレシピを参考に試行錯誤を重ね完成した商品はどれもまた食べたくなる出来だという。
リュウジ×ファミマコラボ商品の詳細
ファミマ リュウジの至高のレシピ食べてみた
入荷にばらつきがあるのか全商品が揃う店舗がなく、ファミマをハシゴすること数店舗。

無事手に入れたこれらの商品、全8種。
さっそく朝昼晩、2日かけてすべて食べてみた。

ペッパーベーコン焼めしおむすび
リュウジの至高のレシピ ペッパーベーコン焼めし。
2024年の第一弾で大人気だった『ペッパーベーコンエッグ』をブラッシュアップさせた一品。
リュウジさん自らアレンジレシピとして動画で紹介した「焼めし」を商品化。


ガーリックマヨネーズで炒めてあるので、開封すると香ばしい香り広がり食欲を刺激する。
※冷たいままでも食べたが温めた方が香りが立つ

かぶりつけば、ガーリックマヨネーズの香りが鼻腔を突き抜け、ベーコンの芳醇な香りも引き立つ。
米はもっちりしっとりとして、オイリー感が強い。

卵のコク感とブラックペッパーのピリッと刺激的なアクセントが絶妙で、思わずいっきかぶりついてしまうほどのクセになる味わい。
あえてここに追いマヨすると酸味とコクのアクセント相まってクセになる味わいに変化。
そして第一弾の感動がよみがえる。
ペッパーベーコン焼めしおむすびの詳細
トマトクリームパスタ
リュウジの至高のレシピ トマトクリームパスタ。

前回登場した『とろけるチーズとベーコンのトマトパスタ』をブラッシュアップさせた一品。
魚介の旨みとオレガノを風味をきせた一品で、エビやほうれん草、チーズとトッピングも充実している。


トマトとオレガノ合わさるフルーティーで芳醇な香りが広がる。


ソースをよく絡めて食べてみよう。
トマトの甘みとクリームのコク感じる重量感ある絡み加減。

ほうれん草のシャキシャキ感、プリッとした海老に具材感もある。
オレガノの風味のアクセントが絶妙で、ニンニクの風味が味により一層深みを持たせている。
1.8mmのパスタがもっちりとしたコシのある噛み応えで満足感も高い。
トマトクリームパスタの詳細
ねぎ塩チキン&塩だれキャベツ
ちょいデリな一品、ねぎ塩チキン&キャベツ。

ねぎ塩レモンだれがヤミツキになる箸がすすむやみつきチキン。
柔らかな鶏むねネキに特製のねぎ塩レモンで味付け、塩だれキャベツを添えることで食感も楽しめる一品。

たっぷりのチキンにねぎ塩レモンだれ、そのしたにはきゅうり、茹でもやし、塩キャベツと野菜もたっぷり。


チキンは柔らかくしっとりで、ねぎ塩レモンだれのネギやごま油の香ばしさと黒胡椒のスパイシーな風味があとを引く。
レモンの酸味のアクセントが秀逸で全体をまとめ上げている。

塩キャベツは噛むほどにキャベツの甘み感じ、瑞々しくシャキシャキのきゅうり、ザクザクなゆでもやしの食感もクセになる。
思わず容器の底に残ったエキスまで飲み干したくなる一品だ。
ねぎ塩チキン&塩だれキャベツの詳細
スパイス際立つ!唐揚げ弁当
今回初登場のスパイス際立つ!唐揚げ弁当。

ナツメグ・クミン・オールスパイスを使用したスパイシーな唐揚げは、超至高の唐揚をベースにした一品。
さらに仕上げに花椒・ブラックペッパーをまぶした、コラボだから実現した他に類を見ない究極の仕上がり。
さらに別添えの黒コショウでスパイス感を調整できる。
一発OKの出た品だけに期待も高まる。

蓋をとるとスパイシーな香りが鼻腔を刺激する。
メインは唐揚げ4個、ガロニ無しだが、容器に溝があるので唐揚げから溢れた油がちゃんと取り除かれている。


ご飯は王道のふりゴマ、ポテトサラダにはにくにく風味枝豆炒めが添えられている。
大ぶりな唐揚げが食べ応えありそうだ。

お好みで別添えの黒胡椒をかけるわけだが、最初からトップギア入れていこうじゃないか。
ということで黒胡椒をかけていただこう。

ガツンとくる突き抜けたスパイス感、黒胡椒のビター感に花椒の痺れる余韻に塩味際立つ。

鶏肉ももっちりジューシーでクセもなく、これ単体でもシンブルに旨い。
濃いめの味にご飯もモリモリいける。

ポテトサラダも食べてみよう。

ニンニク風味と粗挽き胡椒ガツンときいた枝豆炒めが絶妙。
このポテトサラダ、添え物のレベルを超えている。
これのみで一つの商品として戦えるポテンシャルがある。
スパイスが振り切れてるので好みが激しく別れそうなとんでもなく尖った味わいではあるが、濃いめの味にとにかくご飯もすすむ。
それだけでなく、大人の炭酸飲料がグビグビいける「らしさ」全開な一品。
是非ともこれをファミチキ化してほしい。
スパイス際立つ!唐揚げ弁当の詳細
上海風焼そば
上海風焼そば。

前回人気だった『上海風焼そば』をブラッシュアップさせた一品。
醤油をよりきかせて旨みとコクを増し、XO醤を加えることで風味がより増した仕上がり。


XO醤の奥深く芳醇な香りが広がり食欲を激しく刺激する。
具材はキャベツ・玉ねぎ・にんじんを炒めたもの、豚肉炒め、ゆできくらげ、ゆでほうれん草、ゆでえびと贅沢。


麺はもっちりとコシのある口当たりで、チルド麺特有のクセもなく旨い。
旨み濃厚で醤油のコク強く、XO醤の奥深い旨みと芳醇な香り感じる濃いめの味わいに麺との一体感も跳ね上がる。
ラー油のピリッした辛味の余韻があとを引く。

野菜も大ぶりで食べ応えあり、味付けは若干控えめなので主張しすぎず一体感ある。
キクラゲのコリコリとした食感のアクセントも心地よく、素材感あるプリプリのエビがいい仕事している。

豚肉炒めは若干野生味が気になるので、麺など他の具材と一緒に食べるのがベスト。

なんといってもXO醤がいい仕事している。
本格的な味わいで今回もより一層人気が高まりそうだ。
上海風焼そばの詳細
にんにく醤油スープ
コラボで初となるスープもの、にんにく醤油スープ。

バズレシピの焦がしにんにく醤油鍋を彷彿させる、にくにくの風味ガツンときかせたクセになるスープ。
醤油ベースに出汁の旨みをきかせ、豚肉や豆腐をメインにキャベツ・もやしなど具沢山な飲み干せる鍋的な一品。


蓋を開けると湯気とともにガツンとくるニンニクの刺激と唐辛子の辛味。
にんにく、ガーリックペースト、フライドガーリック、ガーリックパウダーと突き抜けたブースト加減がたまらない。


パンチのきいた突き抜けるニンニク感、唐辛子のピリッとした辛さとの親和性振り切ってる。
醤油ベースに出汁がきいていて、具材の旨みやコク甘みも溶け出していて絶妙な味わい。
野菜がたくさんだけど甘さがクドクなく、旨みとして活きている。
具材は大ぶりな豆腐にニラ、もやし、キャベツ、豚肉とボリューミーで食べ応え満点。
ふんわり豆腐にシャキシャキ野菜が最高。

程よい酸味、ニンニクと唐辛子の風味に一瞬台湾ラーメンがフラッシュバックする。
おむすびとの親和性は異常。
おむすびにこのスープ添えるだけで十分一食分として成立する。

にんにく醤油スープの詳細
角煮まん
リュウジの至高のレシピ 角煮まん。

ファミマの中華まんは旨いと定評があり、そこにあえての中華まんへの参戦。
ダメ出しも多かったが、開発サイドの熱意からついに完成へと至った一品だ。
グラシン紙もバズレシピお馴染みのイラスト入りのスペシャル仕様。

割ってみると中には大ぶりな角煮がごろっと入っている。
そしてなんとも言えない芳醇で食欲をそそる生姜の香りが広がる。

食べてみると、まずふんわりもっちりとした饅頭の食感心地よく、ボリューミーでジューシーな具材をしっかり包み込んでいる。
柔らかジューシーでトロリと溶け出す旨みの本流、甜麺醤がきいていてコク深く生姜の風味相まって味付けもクドくないので食べやすい。
八角や花椒もきいているのか、甘辛な味付けだけど甘みがいやらしくなく痺れる余韻も絶妙。
ファミマで売られる先輩中華まんと対等に張り合えるポテンシャルがある。
角煮まんの詳細
明太子パスタ
初登場の冷凍食品メニューの明太子パスタ。

至高の明太子パスタを踏襲した、和と洋が融合した明太子パスタ。
半ヤケクソレベルに明太子を加えたという突き抜け感が面白い。

レンチンして蓋を剥がすとからし明太子のあまりの多さに衝撃を受ける。
たっぷりのからし明太子に刻みのりが添えられている。


パスタに明太子ソースをよく絡めていただこう。
オールレンジ明太子感がやばい。

にんにくペーストやフライドガーリックを加えたニンニクの風味とバターの香ばしい香りが鼻腔をぬける。
口の中に広がる明太子、そして明太子、これはもう明太子祭り。
明太子の魚卵感じる口当たり纏うパスタは、デュラムセモリナ(デュラム小麦の粗挽き粉)ならではのもっちり弾力がありコシ感のある食感で、アルデンテな仕上がりが絶妙。
バターのコク感にこんぶの出汁感が絶妙で、ほのかなレモン果汁の風味もよいアクセントにきいている。
追加で刻んだ大葉だったり追いレモンするなど、至高の明太子パスタにより近づけて食べるとより一層旨い。
これまでの類を見ない明太子感は必食といって間違いない。
明太子パスタの詳細
最後に
ファミリマートの料理研究家リュウジさん監修の「リュウジの至高のレシピ」シリーズ第二弾食べてみた。
昨年の第一弾からブラッシュアップされた品々に初登場合わせた8品はどれも完成度高い。
秀逸な仕上がりの品ばかりだが、中でも唐揚げ弁当は突き抜けていてクセになる味わいだ。
冷食の明太子パスタもどうなってんのレベルの明太子感が唯一無二。
リュウジの至高のレシピは2025年11月4日から発売中だ。

