栃木県佐野市にある麺屋大円のチャーハンがバグっている。
個性派佐野ラーメン店としてオープン、店主の故郷の味『天理ラーメン』の融合した『佐野スタらーめん』看板メニュとするお店だったが、現在は佐野中華料理を豊富に揃えた佐野ラーメン×町中華のお店としてリニューアルされている。
注目メニューは数多くあるが、中でもやばいのがチャーハンメニュー。
その中でもひときわ異彩を放っているのが『ライダーチャーハン』。
今回はそんなライダーチャーハンを味わうべく、麺屋大円に行ってみた。
麺屋大円のライダーチャーハン
今回訪問したのは栃木県佐野市大橋町、東武佐野線佐野市駅より車で4分にある麺屋大円。
佐野ラーメンに天理ラーメン、それらの融合した佐野スタらーめんをはじめ、数多くの中華料理を揃える、佐野ラーメン×町中華のお店。
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【栃木佐野】麺屋大円。佐野ラーメンと天理ラーメン融合した佐野スタらーめんが名物の町中華店
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実はこのお店チャーハンのボリュームがバグっている(嬉しい意味で)。
いわゆるデカ盛り系のメニューと言って間違いないだろう。
半チャーハンがすでに一般的なお店のチャーハンレベルのボリュームがあり、通常メニューのチャーハンに至っては一般的なお店の2倍はあろうかというボリューム満点な一杯。
中でも異彩を放つのが、ライダーチャーハン。
ビジュアルも特殊だが、ちょっとしたサプライズ演出感がまたたまらない。
ライダーチャーハン
これがそのライダーチャーハン。
画像ではわかりずらいかもしれないが、なんかチャーハンの量がやばい。
チャーハンには中華たまごスープがセットでついてくる。
ただでさえボリューム満点なのに汁物もちゃんとついてくるのがありがたい。
ちなみに鶏唐揚げは追加注文。
すでに答えは出ているが、ライダーがかぶるヘルメットをイメージしたどんぶりをかぶったチャーハンというのが名前の由来だ。
サイドにはたっぷりの紅生姜が添えられ、どんぶりから我慢できずに液状のなにかが溢れ出している。
本番前にまずは中華たまごスープを味わい口腔内を潤す。
具材は溶き卵と玉ねぎ。
ふわとろ卵にトロリ柔らかな玉ねぎの甘みがきいたコクのあるスープ。
塩味がしっかりめだが、チャーハンの合間の癒しにはちょうどいいかもしれない。
それではさっそくヘルメットを脱がせてみよう。
ドバッと中から現れたのは、ダクダクの餡かけに包まれた大ぶりのチャーシュー数枚とメンマとしてふわとろ卵。
のんびりと油断してたけど、これ卵のふわとろ感あるうちにすぐに開けるのが正解だったか。
本来はヘルメットをとった瞬間にふわとろオムライス的に卵がトロリと広がったのかもしれないな。
気を取り直してひとくち。
しっかりとした味付けのトロトロの餡に卵はふんわりとした口当たり。
チャーハンはしっとりホロホロな仕上がりで、こちらも味付けはしっかりめだ。
枝豆の風味に玉ねぎの甘みのアクセントがいい。
チャーシューはホロホロで、口に含むと溶けるような柔らかさ。
メンマと一緒に味わうのもアリ。
ホロホロになるまで煮込まれているので、しっかりとした味付けだ。
全体的にしっかりとした味付けなので、中盤以降になると満腹中枢を刺激してくる。
ここでスープといきたいところだが、スープもしっかりとした味付けなので逃げ場がない。
鶏唐揚げ
一緒に注文した町中華メニューの鶏唐揚げも食べてみよう。
味変アイテム的にマヨネーズと胡麻塩、紅生姜がついた至れり尽くせりな一品。
まずはそのままで食べてみよう。
片栗粉のサクサククリスピータイプの薄衣。
もも肉の唐揚げで中はジューシーだけど衣がクドくないので食べやすく、ほどよい塩気がちょうどいい。
マヨネーズ絡めるとオイリー感がブーストされ、食べ応え感が増す。
紅生姜添えるとちょっと塩味詰めなので、添えるのではなく口直し的な位置付けだったか。
全体的に塩気しっかりきいた味わいなので、酒飲みのつまみとシメの飯的な利用が最適解かもしれないな。
最後に
栃木県佐野市にある麺屋大円で町中華を堪能してきた。
名物的なライダーチャーハンは、まさにライダーのようにヘルメット的などんぶりを被ったインパクト抜群な一杯。
チャーハンもボリューム満点で、デカ盛り系メニューといって差し支えないだろう。
普通のラーメン店感覚でラーメンチャーハンなんてオーダーしたら腹割れかねないので、注文の際には気をつけよう。
※残したらもったいないので
全体的に濃いめなので、お酒のつまみや〆のご飯におすすめかもしれない。
町中華で一杯、そんな時におすすめ。