栃木県佐野市にある手打ち佐野ラーメン佐野屋。
朝9時から営業する朝ラーメンのできる佐野ラーメン店。
王道のあっさりスープにピロピロ麺の佐野ラーメンに、手作りのジャンボ餃子が名物。
今回はそんな手打ち佐野ラーメン佐野屋に行ってみた。
目次(タップできる)
手打ち佐野ラーメン佐野屋
今回訪問したのは栃木県佐野市、佐野プレミアムアウトレットから車で3分という好立地に立つ佐野ラーメン店「手打ち佐野ラーメン佐野屋」。
朝9時から昼間しか営業しない、朝から佐野ラーメンを味わうことのできるお店。
バラック風の外観が特徴的なこのお店、かつては別のラーメン店のあった場所に居抜きにて2017年にオープン。
オープン当時はラーメン店ではなく「喰海食堂」という食堂として営業していたが、お客からラーメンのリクエストが多かったことからラーメン店に業態変更して今に至る。
さっぱりとしたスープにピロピロ麺といった王道の佐野ラーメンと、食べ応え満点な手作りのジャンボ餃子が名物。
他にも食堂時代から人気だった熊本仕込みの『チキン南蛮』なども味わうことができる。
駐車場
駐車場は店舗横の砂利のスペースに9台ほど駐車可能。
手打ち佐野ラーメン佐野屋の店内
古民家材などを再利用した、古民家風の趣のある店内。
だからといって古いわけではなく、良い感じに経年劣化しているので清潔感がある。
店内の入ると右手に厨房があり、その手前にカウンター席が2席。
カウンター右端にはセルフの水やおしぼりが設置されている。
中央には2人掛けのテーブル席が2卓、5人掛けのテーブル席が1卓。
壁面にはサインがいくつも飾られている。
壁際に一枚板の趣あるテーブルが鎮座、2人掛けで2組利用可能。
卓上調味料は、醤油・酢・ラー油・一味・胡椒。
手打ち佐野ラーメン佐野屋のメニュー
利用方法
- 空いている席に座る
・水、おしぼりはセルフ - 席で口頭にて注文
- 食後は厨房入口のレジにて精算後撤収。
記事内に掲載の全ての情報は訪問時点のものです。
最新の情報を保証するものではありません。
手打ち佐野ラーメン佐野屋行ってみた
訪問したのは10月某日、早朝からの仕事を済ませ遅めの朝飯がてら訪問。
先客は1組2名、後客1名。
席に陣取ると壁に掲示されたメニューをチェック、口頭にて注文を済ませる。
待つこと15分ほどで提供。
しょうがラーメン
今回チョイスしたのはしょうがラーメン。
王道の佐野ラーメン然とした透明度のある琥珀色したスープが特徴的。
トッピングはチャーシュー1枚、幅広なメンマ、ナルト、刻みネギ、生姜の千切りがたっぷり。
さらに追い生姜のおろし生姜が別添えで付いてくる。
まずはスープをひとくち。
鶏と豚の動物系の旨みに魚介や乾物系の旨みや出汁感あり、醤油の風味と香味野菜の甘みの余韻感じるコクあるスープ。
油分は控えめであっさりとした口当たりで、朝から完飲も罪悪感なさそう。
麺は王道の手打ちの中太平打ちちぢれ系。
もっちりとしたコシある食感で、あっさりスープとの親和性も抜群。
啜るたびにスープの旨みが口腔内に広がる。
コシの強い部位、柔らかな部位が混在する、これぞ佐野ラーメンといった印象だ。
生姜と一緒に味わうと、ピリッとした辛味とビターな余韻にスープのコクも増す。
よりさっぱりとして朝の一杯に最適だ。
バラロールチャーシューは、柔らかホロホロで箸で持つのがやっと。
ほんのり野生味感じるが、そこはしょうががいい感じに主張しているので気にならない。
メンマは甘みがあるオーソドックスなタイプ。
今度は追いおろし生姜を加えてみる。
一気にスープのコクとキレ感が増し、旨みとコクも倍増。
生姜の風味がガツンときて、さっぱりとした味わい。
麺を啜ると生姜の風味が鼻腔を突き抜け、なんとも爽やかな後味。
思わず朝から完飲しそうになる一杯だった。
チキン南蛮
せっかくなので、もうひとつの名物料理『熊本仕込みのチキン南蛮』も食べてみた。
大ぶりな鶏の荒揚げが3個。
千切りキャベツ、タルタルソースがたっぷり添えられている。
まずはそのままで食べてみる。
ザクザク衣に中は柔らかジューシー。
漬けだれがしっかり染みているのでそのままでも旨い。
タルタルソースは甘みのある酸味きいた王道タイプ。
正直言うと甘みの強いタルタルは苦手なので、ここに追い一味をしてカスタマイズしてみる。
ピリッとした辛味で甘みがマイルドになって食べやすい。
最後に
栃木県佐野市にある手打ち佐野ラーメン佐野屋に行ってみた。
バラック風の建物が雰囲気満点。
これぞ佐野ラーメンといった、シンプルイズベストな一杯。
さっぱりしているので朝から食べる一杯にも最適だ。
名物のチキン南蛮は無性に大人の炭酸飲料が欲しくなる味なので、テイクアウト必至か?
佐野で朝ラーしたい時の選択肢のひとつにいかが?